2011年06月11日

2011.6.11 ももいろクローバーZフリーライブ「佐々木のひとり祭り Vol.1」 in 西宮ガーデンズ

 「週末ヒロイン」「いま会えるアイドル」をキャッチフレーズにして活動できるももいろクローバーZ。昨年5月のメジャーデビュー以来独特の活動と個性的なキャラクターで加速度的にファンを増やしている印象のある彼女たち、生で見る機会がようやく作れたので行ってみました。まあ今までに類のないとんでもない内容のステージをやってのけてくれました。

Z伝説〜終わりなき革命〜 [Single, Maxi] / ももいろクローバーZ (CD - 2011)D'の純情 [Single, Maxi] / ももいろクローバーZ (CD - 2011)

 開演時間はお昼の13時半。30分前に到着した時には既にスタンドは人でいっぱい。今回のイベントはスタンドが「砂かぶりエリア」と称されていて、そこに入場するには早いうちから整理券を予約しなければならなかったのですが予想以上の盛況にビックリ。ステージの周りも凄い人だかりで、これほど多いのは自分が見た中では初めてかもしれません。SCANDALやAAAが出演した時、あるいはその時よりも多くの人がいたのではなかったでしょうか。正確な数はわかりませんが、間違いなく1000人以上、ややもすると数千人の人が集結していたように思います。

 開演時間になり、大きな声援の中でメンバーが登場。それぞれのカラーのツアーTシャツに白いスカートという衣装。赤のかなこ(百田夏菜子)黄色のしおりん(玉井詩織)緑のももか(有安杏果)紫のれに(高城れに)肝心のピンクのあーりん(佐々木彩夏)が出て来ない!

 しかし(おそらくは)いつものように自己紹介。次の日のZepp Osakaとセットでメンバー同様に遠征していると思われる人たちも多く混じっていると思われ(各色のハッピや鉢巻をしている人も…)合いの手らしきものが決まる決まる。そして点呼したり色々な形でれにがオチになるミニコントが暫し続く。その中で一人足りない!ということであーりん登場。

 あーりんはこの日15歳の誕生日。というわけでステージ上で誕生日パーティーが開かれる。メンバーが祝辞を読むわけですがその時にメンバー各々が色々な形でボケまくり。なおあーりんは「佐々木」とは呼ばれたくなくて今回のサブタイトルにも不満があったそうです。

 そんな茶番、いや温かい誕生日会でしばし20分ほど経過。大体西宮ガーデンズのイベントは15分から20分で終わるわけでこのまま実質持ち歌の披露なしで終わるんじゃないかというツッコミの準備。ここまで歌われたのは15歳を祝うにはピッタリの「夢見るフィフティーン」という曲のみ。これは紫のれにがあーりんのために作ったという触れ込みでしたが実はスマイレージの曲。会場で初めてももクロを見る人の半分くらいはこれがスマイレージの曲だとわかってなかったのではないかと思われますが。自分含めて。

 一通り他のメンバーから祝福された後にあーりんがお返しとばかりにソロ曲「だってあーりんなんだもん」。そのまま一気に「全力少女」「Z伝説〜終わりなき革命〜」と3曲連続で披露。ステージ全体を使ったかなり激しい振り付けで、見る方としてはその動きに釘付け。

 「Z伝説〜終わりなき革命〜」は7月に2枚同時発売でシングルリリースされる片方の曲なんですが、これがもう完全に特撮ヒーローショーのノリ。冒頭から歌唱の合間に挟まれるナレーションなんか完全に日曜日の朝にTBS辺りでやっていそうなその手の番組。そしてダンスも相当な運動量の上に独特の内容で、少なくとも楽曲の振り付けで組体操でお馴染みのサボテンを取り入れるグループは初めて見るとともに、おそらくは今後出て来ることもないのではないでしょうか。

 3曲通して披露した後に7月発売のシングル・アルバム、そして夏に行われるイベントの宣伝。合間に渡される飲料水のペットボトルをメンバー間で取り合う所にあらためて雰囲気の良さを感じさせます。開始から40分経って一息ついて、そろそろ終了かと思ったら…。

 「それでは4曲続けたいと思います」

 おいおいこれだけ踊ってまだ4曲、しかもぶっ通しでやるのかよ!まずその事実に驚愕しましたが内容もまた凄い。

 1曲目。「ココ☆ナツ」。事前にYoutubeでチェックしていたからいいものの、知らなかったら恐らくその場で大爆笑していたと思われるサビの部分、生で見ると本当に強烈。5人で円になってあの手のフリでグルグル回ってる姿はどう見てもニワトリにしか見えない(爆)

 2曲目。「走れ」。これは普通に良い曲でシングル曲かと思いきや実はカップリング。こういう曲を表題曲にしない所がももクロらしさと言うべきなんでしょうか。

 そして圧巻は3曲目の「行くぜっ!怪盗少女」。どの曲もかなりの激しいダンスをやってのけてますがこの曲は超ド級。間奏に至ってはかなこがバク転したり海老反りジャンプしたり、側転するメンバーもいたり。メジャーデビュー曲でもある曲、フリーライブだと普通なら自己紹介的な1曲目かラストの曲に構成するべき所を4曲ぶっ通しの中で一番疲れが溜まりやすい3曲目に入れるというその構成(しかもその前に既に4曲歌ってる)。そんな中で全力で踊り、スタンドだけでなくその後ろにある大勢の人達にも意識して笑顔を見せたり手を振ったりというサービス精神。明らかに感動するような曲ではないのに感動してしまったのはきっと私だけではないでしょう。

 ラストは「コノウタ」。こちらも新曲。シングルではなく7月27日発売のアルバムで収録される模様。何と言いますか、ラストにふさわしい曲かなと。適当で申し訳ないですが。

 握手会の方は残念ながら今回は参加できず。次回西宮ガーデンズに来ることがあれば今度は参加したいですが、これだけ人が集まると今度はもう出来ないような気も。どうするでしょうか。こうなりゃワンマンも応募しちゃいますか。


 「全力アイドル」を標榜する彼女たちの看板に偽りは全くありませんでした。動画で見てもわかる通り、手足だけでなく体全体を使っての踊りは凄いという感想を超えた魅力があります。かつてピンク・レディー、近年はPerfumeの踊りが凄いとよく言われますが、その人たちを超えてると言っても過言ではないくらい。大体アイドルの振り付けはポイントポイントで立ち位置がある程度決まっているものですが、彼女たちのステージには初見の段階でほとんどそれが見えませんでした。

 楽曲の方もインパクト重視の歌詞、メロディーや全体的な構成などかなり作り込まれている印象がありました。歌詞は好みが分かれるかもですが1回聴いたら確実に残るインパクトの強さは間違いなく彼女たちの楽曲においては長所になっていますね。またAメロ中心に各所でかなり難しいラップもあったりで、メンバーのリズム感も相当高いですね。一応今回のライブはリップシンクで構成されていましたが、仮にこういう振り付けでなくとも歌いこなすのは相当難しいのではないでしょうか。

 たった一つだけこの人たちに弱点があるとすれば「振り付けがあまりにも激しくて長い活動は恐らくできない」という点でしょうか。5年は出来るとしても10年後、平均年齢が25くらいになってくるとちょっと難しいと思います。そういう意味では5年間でどれほどの伝説を作れるか、今後の彼女たちには更に注目したいところですね。

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バトル アンド ロマンス / ももいろクローバーZ (CD - 2011)
posted by Kersee at 13:30| Comment(0) | フリーライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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