2011年05月14日

2011.5.14 東日本大震災支援チャリティーコンサート What a Wonderful World in KANSAI in 万博記念公園東の広場(前半)

 5月10日頃に自分のTwitter上に流れたこのイベントの告知。入場料1000円ながらベテランから若手まで粒揃いの出演者、チケットやグッズの売上が3月11日の震災で大きな被害を被った東北3県に義援金として贈られるというコンセプト。e+で見るとまだチケットは残っているということで、早速購入して当日行って参りました。そのレポをお届けしたいと思います。

 なお当日のおおよその内容は公式サイトが写真付きで非常に詳しくレポートしてますので(セトリもあります)、ここでは当日現場にいたからこそ伝えられる印象をメインとして書いていきたいと思います。


・開演前
 私が到着したのは開演の20分くらい前でしょうか。チケットに書いてあった観覧場所はステージ上手側の後ろの方、ステージを上にした地図でいうと右下の部分にあたります。まあステージからは結構距離があります。大きなスクリーンも会場にあったので、全体を通してステージをチラ見しつつスクリーンを見る、そんな感じで観覧することになりました。

 このイベントは関西の放送局全てが協賛。まずは民放4局の若手アナウンサー(1人を除く)が出て来て今回のコンサートの趣旨を説明します。普段のTVでは絶対にお目にかかれないショットと言えるでしょう。

 なおステージは2ステージ制で1アーティストの持ち時間は概ね15〜20分ほどでした。


・山村隆太、阪井一生(flumpool)、杉本雄治(WEAVER)
 トップを飾るのはflumpool。ただし当日夜に名古屋でのライブがある関係でボーカルの山村とギターの阪井のみの参加。これに同事務所の後輩WEAVERでボーカル&ピアノを担当している杉本雄治が加わった形。おそらくはこの日限りのユニットで、会場にいる人にとっては貴重なステージを見た形。

 「星に願いを」「花になれ」という鉄板セトリ。ただその割に自分の周囲、特に30代以上と思われる人の反応が後ろの方という位置を差し引いても少し鈍い印象。まだまだ世代間で浸透しているユニットとは言いがたい所なんでしょうか。

 清涼感のあるルックス・爽やかな歌声はあらためて万人受けするタイプで好感度も高いと思いますが、それゆえに初見の人にはインパクトが残りにくいステージだったような気がします。トップバッターだけに尚更。

Fantasia of Life Stripe (ファンタジア オブ ライフ ストライプ) [Limited Edition] / flumpool (CD - 2011)

・高橋 優
 昨年秋に出された「ほんとのきもち」で彼を知りましたが、ステージで歌われたのは「素晴らしき日常」と今年リリースの「福笑い」。初見の上に歌われた曲も初めて知る曲でしたがインパクトはかなり強かったです。

 ギター一本で弾き語るスタイルもそうですが、歌う言葉一つ一つに重みがあり、なおかつそれを大事に声に出しているという印象を強く持ちました。特に「福笑い」のサビの歌詞は素晴らしいですね。これはアメリカ・ニューヨークの新聞でも取り上げられたという逸話があるそうですがそれも納得。一回聴いただけで頭の中に残る歌詞は本当に年に数曲あるかないかくらいですからね。

 非常に素晴らしいステージでした。今後の彼の活動には更に注目したいです。

リアルタイム・シンガーソングライター / 高橋優 (CD - 2011)

・キマグレン
 比較的静かな「トコシエ」の後に「LIFE」に続く構成。「LIFE」はライブだと完全に鉄板曲であることがよくわかるステージでした。みんな知っている上にノリやすい曲があるアーティストはこういうイベントでは非常に強い、この日はそんな感想を持つステージがすごく多かったですがその最初はこれでした。

キマグレン/ALIVE(初回限定盤)(DVD付)

・STARDUST REVUE
 もうこれはボーカルの根本要オンステージといった趣でしょうか。とにかくMCが絶妙で、内容・テンポともに完璧。じゃあ歌声はどうかと言いますとこれまた有り得ないくらい良い声なんですね。次の日にライブがある沖縄に機材等を持っていることもあってバックはコーラス4人とキーボード、まさしく根本さんが言う通り「楽器が足りません!」という状況でしたがそれだけに彼の歌声が心に沁みたと言って良いかもしれません。

 「木蘭の涙」「愛の歌」、そして最後は被災者にエールを送るMCの後に「上を向いて歩こう」。まさしく若手とは格が違うと言わんばかりの内容でした。

楽園音楽祭 2009 STARDUST REVUE in 薬師寺 [DVD] / スターダスト・レビュー (出演)


・WEAVER
 ステージどころか実は曲さえも聴いたことない状況で見ましたが、彼らの個性であるピアノを強調した編曲以外にはあんまり印象が残らないステージだった、というのが正直な所です。スタレビの後というのも若干それに拍車をかけたかもしれません。もっとも彼らは神戸出身、このイベントに対する思いというのは実際大きかったことでしょう。次に見る機会があればやはりちゃんと曲を聴いてから見に行くことにします(汗)

Tapestry / WEAVER (CD - 2010)

・スキマスイッチ
 「ガラナ」「ボクノート」といった2006年の名曲を常田真太郎のピアノと大橋卓弥のギター&ボーカルでシンプルにじっくりと。あらためて名曲の素晴らしさを再確認できたステージでした。特に「ボクノート」はCDの編曲よりも直に歌詞が伝わってきて、感動的でした。

【送料無料】グレイテスト・ヒッツ/スキマスイッチ[CD]【返品種別A】【smtb-k】【w2】

・加藤登紀子
 「百万本のバラ」に始まり、「Imagine」「Power to the People」といった洋楽の名曲もあったりで彼女らしいメッセージ性に満ちた内容でしたが、後ろの方にいるとちょっと声量が苦しいといった印象。特にMCは何を言ってるのかちょっと聞き取れなかったというのが正直なところ。考えてみればお登紀さんももう67歳、声量も年とともに落ちているはずで歌い手としてはそろそろ苦しい時期に入っているのかも。元々声量ではなく声質と歌い方で聴かせるタイプの人であるとはいえ…。 
GOLDEN☆BEST/加藤登紀子 / 加藤登紀子 (CD - 2002)

・HOUND DOG
 「BRIDGE」「ff(フォルティシモ)」のセトリなんて反則以外何者でもないでしょう。この会場にいた老若男女ほぼ全員が知っているであろう曲を連発というのもなかなか出来ることではありません。大友康平のソウルフルなボーカルは生で聴くとその迫力が何十倍にも何百倍にも増幅されて、類稀な声というのはこういうのを指すのだなと実感。そしてMCはその声とは対照的とも言っていいくらいの腰の低さ。それなのに過去色々と騒動を起こしているのは音楽ファンならおそらく周知の事実。したがってこの人は多分相当不器用な人なんだなと直感、だからこそ人間くさくて自分の中で好感度が上がるわけですが。

 「ハガネのように花のように」というこの場で初披露となる新曲もありました。このステージが前半の締めになりますが、まさしくそれにふさわしい内容でした。


 後半に続きます。

posted by Kersee at 12:00| Comment(0) | 音楽フェスティバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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