2012年06月03日

2012.6.3 ステレオポニー『stand by me』リリース記念イベント in 西宮ガーデンズ

 普段自分が行く西宮ガーデンズのイベントは注目株のアーティストが多く、大体はデビューして間もないいわゆる「今後に期待できる」アーティストが多いのですが今回はちょっと毛色が違う感じで。2009年の2月に「泪のムコウ」でオリコン週間2位を獲得してブレイクしたものの昨年12月のアルバム『More! More!! More!!!』は週間33位、ちょっと勢いが落ちているのが否めない印象もあるステレオポニーが11stシングルにして初めてインストアライブイベントを行うということで。ちょっと行ってきました。

stand by me(アニメ盤) [Single, Limited Edition, Maxi] / ステレオポニー (演奏) (CD - 2012)stand by me(初回生産限定盤)(DVD付) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / ステレオポニー (演奏) (CD - 2012)stand by me [Single, Maxi] / ステレオポニー (演奏) (CD - 2012)

 少々遅れて会場に到着しましたが日曜日の割に人数が若干寂しい印象を持ちました。と言ってもスタンドはほぼ埋まっていてそれなりに十分集まってるんですがステージ後方にはほとんど人がいない感じで、やはりきゃりーぱみゅぱみゅや家入レオを見た時と比べると賑わいがまるで足りない状況。知名度を考えるともう少し人が多くても不思議ではないと思ったのですが…。

 歌唱曲は「泪のムコウ」「ツキアカリのミチシルベ」、そして新曲「stand by me」の3曲。フリーライブとしてはごくごく一般的なセットリストなんですがあらためて通して聴くととってもメロウな感じで。またボーカルのAIMIが非常に絶妙な声質・確かな歌唱で聴かせてくれるものですから余計に楽曲が心に沁みわたります。歌詞に対しての感情の込め方なんかは大変素晴らしいものがあって、彼女に対する世間一般の評価がどう考えても現時点で足りてないように思いました。ベースのNOHANAは髪型がPerfumeのかしゆかを彷彿させる印象。こちらも確かな演奏力を持った人だなという印象を持ちました。MCではほとんど喋ってなかったような気がしましたが。ただドラムがですねぇ…。今回はアコースティックライブという方式でギターやベースの音がより映える内容だったんですが、それを担当しているSHIHOに用意された物は椅子代わりとも思える台とバスドラム代わりの足で音を出すやつ?と飾りとしか思えないシンバル1つ。おかげで彼女はほぼボンゴを叩くかのように椅子を叩いて音を出すしかできない状況で非常に気の毒でした。そりゃ予算の問題はあるでしょうけど…。なお彼女はコーラスも担当していましたがそちらの方もなかなかの内容。

 おかげでMCの方もSHIHOのテンションが若干下がり気味で、「(直前の)名古屋では空気を読んで皆さん握手会に参加しまてくれましたけど、もう無理に空気を読まなくてもいいですからね」「是非ライブに来てください。こんなイメージを皆さんに持たれたらイヤなので」と言い出す始末。まあ見た感じクールな姉御肌っぽいキャラクターに見えたのでこういう発言をしてもあんまり問題なさそうなのが救いと言われれば救いでしょうか。

 握手会の列は100人程度で、観覧した客の半分も参加していなかったような。ステージ自体は十二分に良質な内容で満足は出来ましたが、イベントの経緯を推測するとどうもスタッフがセールス低迷を受けた次善策として入れたような印象もあり、果たしてメンバーも本当にノリ気だったのか微妙なところで(特にSHIHO)。あまりこう言うことを書くのはよくないですが、一見した感じを率直に申し上げるとバンドどしてはあと1、2年続くかどうかも少し疑問に感じるくらいで、今後がちょっと心配になる内容でした。ただ今回の新曲にしてもこれまでの作品を考えてもAIMIの能力は相当な物がありますし、3人の演奏力も確かだと思うので個々の単位でみれば今後も相当長いこと音楽活動で良い内容を見せてくれそうな、そんな気にもなりました。あるいは先日アメリカでツアーを行ったということなので、海外に活路を求める可能性もあるかもしれません。実際それだけの実力はあるようにも思ったので…。そういう意味では今後どうするのか難しい所ですが、何とか頑張って欲しいところです。
posted by Kersee at 17:30| Comment(2) | フリーライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは行きたかったなぁ・・・ 家からすぐ行ける場所にアーティストがたくさん来てくれるという環境がうらやましいです。私の近所なんて誰も来てくれない(泣)

それはさておき、つくづくステレオポニーは世間的に過小評価されてると思います。
もしかすると、あまりにもメロディが良すぎる、綺麗すぎることが、逆にバンド系やロック系の音楽が好きな人たちを遠ざけてしまったのだろうかとすら思ってしまいます。
最近はメロウなだけでない激しい一面をより強く出してきているのも、「こんなイメージを皆さんに持たれたらイヤなので」という言葉も、やはり
3ピースバンドとしてもっと評価されたいという熱い気持ちの表れではないかと思いました。

というか、頼むからそうであって欲しい。あと1、2年で終わるなんてことにはなって欲しくないですから。
海外進出には期待したいです。むしろ海外の皆さんの方が、他の周りのバンドには無い彼女たちの個性・魅力を分かってくれるかもしれませんね。
Posted by えむけー at 2012年06月03日 22:04
>えむけーさん
 アコースティックライブを聴いた後にあらためて曲を聴くと、やっぱりロックバンドとして評価されたいという気持ちはあるように感じました。デビュー時のタイアップ・押しの強さのイメージがロックファンを遠ざけてる印象はあるかもしれませんね。ちなみにMCは文章ほどネガティブな内容では決してないです(汗)ちょっと書き方が良くなかったですね…。でもやっぱりアコースティックよりはそっちの方が良いよなぁとは思っちゃいました。フリーライブなのでその辺は仕方ないですけど。
Posted by Kersee at 2012年06月04日 05:02
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