2013年03月02日

2013.3.2 U-EXPRESS LIVE 2013 in 幕張メッセ国際展示場9・10・11番ホール

 3月2日にユニバーサルミュージック主催で行われたU-EXPRESS LIVE 2013に行ってきました。チケットの売れ行きや統一感のないラインナップ、幕張メッセなのに何故か座席指定制だったりなど色々不安要素もありましたが、いざ行って全てのステージが終わってみると非常に得た物の多い充実したイベントになっていたのではないかなと思いました。そんなステージの様子をレビューします。

 今回出演したアーティストのラインナップは以下の通りです。

〜New Breakthrough ACT〜
・ハジ→
・GILLE
・FUZZY CONTROL
・Ms.OOJA


〜Main Artist〜
・Perfume
・KARA
・FAR EAST MOVEMENT
・キム・ヒョンジュン
・ナオト・インティライミ
・RINGO STARR&HIS ALL STARR BAND
・DREAMS COME TRUE


 なお出演アーティストにうちFUZZY CONTROLとFAR EAST MOVEMENTはステージ全体を見ていないのでレビューの方は省略という形にさせていただきます。あらかじめご了承ください。

〜New Breakthrough ACT〜
・ハジ→
 昨年8月リリースのアルバム『ハジバム3。』がオリコン週間9位獲得、配信では2位や3位にもなったりしているアーティスト。SEAMOを思い出させるようなレゲエヒップホップミュージシャンという印象でした。良いアーティストだとは思いますが個人的にはそこまで心に響かなかったです。なお当日の開場は12時、このステージが始まったのは12時半。したがってステージにはまだ人が全然集まっていない状況で空席が多数ありました。その中でよくステージを務めていたよなぁという感想を抱いたのは私だけではないはず。
ハジバム3。(初回限定盤)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / ハジ→ (CD - 2012)ハジバム2。 / ハジ→, SA.RI.NA (CD - 2011)ハジバム。 / ハジ→, Ai (CD - 2011)

・GILLE
 宮崎県出身の女性ソロシンガーで昨年発売したアルバム『I AM GILLE.』が話題になったアーティスト。J-POPのヒット曲を英語詞でカバーしたという内容で、このステージでも最初に「フライングゲット」の英語詞Ver.を披露していました。ダンサー2人したがえてというスタイルは一応きゃりーぱみゅぱみゅと一緒ですがむろん雰囲気はスタイリッシュ。森山直太朗の「さくら」をアカペラで1コーラス、こちらも英語詞で歌う場面もあり。オリジナルは6日に発売されるアルバム『GILLEsound Vol.1』に収録されている新曲(タイトルは忘れました)、そして1月にシングルとして発売された「Try again」も歌っていましたがこちらもカバーに負けず劣らずの良曲。歌声は声量がある上に声質も耳に残りやすい印象で個人的には大変に好評価。ライブでステージをこなすたびに着実にファンを増やしていきそうな、そんな歌い手という認識を持ちました。今後もチェックする価値がある注目のアーティストと言って間違いないでしょう。
【1000円以上送料無料】I AM GILLE.−Special Edition−(DVD付)/GILLE【RCP】CD/GILLE/GILLEsound Vol.1 (通常盤)/UPCH-1925 [3/6発売]Try Again [DVD付初回限定盤] / GILLE

・Ms.OOJA
 オープニングアクト扱いですがアルバム『HEART』はオリコン4位だったので、もうメインでもおかしくないアーティストですよね。今回は新曲「30」を含むバラード3曲を披露。容姿・パワフルな歌声ともに小柳ゆきを思い出させるものがありました。もっとも小柳ゆきを生のステージで見たことは一度もないのですが。どの曲もその歌声とともに歌詞にも説得力を感じさせるもので非常に良かったです。この人もステージに立つたびにファンを増やすタイプの人なのかな、とあらためて感じました。そして彼女もカバーアルバムが話題になりましたが今回歌ったオリジナルの曲は全て良かったので、今後はそれをさらに推してほしいとあらためて感じました。
30 [Single, Maxi] / Ms.OOJA, 来生えつこ, Soundbreakers, Ryosuke“Dr.R”Sakai, ENDORPHINS (その他) (CD - 2013)HEART / Ms.OOJA (CD - 2012)VOICE / Ms.OOJA (CD - 2011)

〜Main Artist〜
・Perfume
 14時開演前には座席もほぼ埋まり、ステージを待ちきれないお客さんの手拍子や歓声が入ります。ワンマンライブとそんなに変わらない雰囲気の中でステージが始まります。インストが流れて登場した後「Spending All My Time」「Spring of Life」と2012年のシングル曲、そしてPerfumeならではのMC。新曲についての話とブロックごとに声出し。「are」「U」「ready?」の3チームに分かれる形でした。そしてその新曲「未来のミュージアム」を2コーラス、さらに「ねぇ」が続いた後おなじみPTAのコーナー。みんなで声出し。最終的には「survival dAnce」を歌って「ultra soul」で締めるという基本形。そして最後は「FAKE IT」「チョコレイト・ディスコ」。特に最後2曲は徹底的にアゲアゲの選曲になりました。代表曲も時代とともに移り変わるもので、今回ついにフェスのセットリストから「ポリリズム」が外れました。この5年間で何度も彼女たちのステージは見てるので新曲以外目新しい部分はそんなにないのですが、だからこそ色々と感慨深い部分もあります。
未来のミュージアム(初回限定盤) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / Perfume (CD - 2013)Perfume Global Compilation LOVE THE WORLD(初回限定盤)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / Perfume (CD - 2012)Perfume 3rd Tour「JPN」(初回限定盤) [DVD] / Perfume (出演)

・KARA
 KARAのステージは個人的には初めて見ることになるので、必然的に彼女のファンも初めて生で見ることになりますが、光り物を持っているのはまだしも動物の着ぐるみみたいなグッズがあるんですね。若い女の子ならともかくいい年の男性がそれを着ているのはものすごく不思議な光景でしたが。ファン層は男女・年齢層ともにかなり広めの印象を持ちました。
 「ミスター」「ジャンピン」と超定番曲を演奏した後MCを挟んで新曲「バイバイ ハッピーデイズ!」。”卒業””別れ”をテーマにした楽曲です。アルバム『ガールズフォーエバー』からバラードの「オリオン」を挟んで「ジェットコースターラブ」。さらに「GO GO サマー!」「エレクトリックボーイ」ときて最後は「ガールズパワー」という非常に豪華かつ盛り沢山の内容でした。MC・振り付けともにとてもかわいいという印象で、特にどこをどう喋るとか色々と一生懸命憶えてきたんだろうなぁと思わせるMCは見ていて非常に微笑ましくなりました。Perfumeの後に見るとこちらのダンスは激しくないもののその分憶えやすく、親しみやすいという印象があらためて見て非常に強くなりました。韓国は勿論、日本でもまだまだこれから活躍を期待したいですね。
バイバイ ハッピーデイズ! (初回限定盤A)(CD+DVD) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / KARA (CD - 2013)ガールズ フォーエバー(初回盤A)(ボーナストラック収録)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / KARA (CD - 2012)KARASIA 2013 HAPPY NEW YEAR in TOKYO DOME(初回限定盤) [Blu-ray] / KARA (出演)

・キム・ヒョンジュン
 彼みたいなK-POPの男性ソロシンガーのステージはこういう機会でもないと見ることがまずないので、そういう意味では楽しみだったんですが自分の周りでは休憩目的で席を立った人が結構いたり。ですが残っている人、特に女性の方々はグッズと思わしき光り物を持って準備万端。そしてステージが始まると黄色い声援の嵐。見事なものでした。ステージはマイケル・ジャクソンを思わせるようなダンスナンバーやロックテイストの強い熱唱系やバラードもあったりで音楽のジャンルはかなり広いです。筋肉質な体と涼しい笑顔、そしてMCで見せる日本語の喋りなんかはやはり女性にとっては虜になる要素が実に多くなることおおいに納得。個人的に彼に興味を持てるかどうかは別としても見に行った甲斐が実にある、そんな内容でした。でも実際ステージパフォーマンスが素晴らしいものであったことは間違いありません。
UNLIMITED(初回盤A)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / キム・ヒョンジュン (CD - 2012)UNLIMITED(初回盤B)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / キム・ヒョンジュン (CD - 2012)HEAT(初回限定盤A)(CD+DVD) [CD+DVD] / キム・ヒョンジュン (CD - 2012)

・ナオト・インティライミ
 半年前に初めて見た時も素晴らしいと感じましたがその時より確実に進化していると感じさせる、そんなステージでした。ダンサブルな「Yeah!」「Dreammaker」を披露した後今回の出演アーティストとの関わりを語るMC。ドリカムは「愛してる愛してた」を何十回も巻き戻して聴いた思い出があったり、キム・ヒョンジュンとはサッカー仲間だったりなど色々。そして代表曲とも言えるナンバー「タカラモノ〜この声がなくなるまで〜」「今のキミを忘れない」。特に後者は冒頭アカペラでなんとマイクなしでの熱唱。そしてMC。この10日前にもトリニダード・トバゴやドミニカ共和国に行ったという放浪っぷりで、そんな旅の様子がドキュメンタリー映画になるという告知などをした上でタオル回し全開の「マワセマワセ」、そしてラストはひたすらアップテンポに「おまかせピーターパン」「カーニバる?」。どちらかと言うとライブの定番曲中心のようで、意外にも昨年のシングル曲は一曲も入りませんでした。今回のジャンルレスな顔ぶれで全てのオーディエンスをノリノリにするのは至難の業ですが、このステージに関して言うと自分の周りでは座って見ていた人・休憩で席を立ってた人もほとんどいなかったです。相当な一体感を生み出していました。曲を知らなくてもワンマンライブを楽しめそうな勢いですね。もしかすると今いる男性ソロアーティストで一番楽しめるステージを展開するのはこの人なのかもしれません。
風歌キャラバン(初回限定盤)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / ナオト・インティライミ (CD - 2012)Shall we travel ?? / ナオト・インティライミ (CD - 2010)ナオト・インティライミ LIVE in 日本武道館 ~無謀?感動!武道館!!!~(初回限定盤復刻マフラータオル付き) [DVD] / ナオト・インティライミ (出演)

・RINGO STARR&HIS ALL STARR BAND
 あのThe BeatlesのRingo Starrを中心としてTOTO、Mr.Mister、Santana and Journeyといったバンドのメンバーなどを集めたスペシャルバンド。日本でのステージはなんと18年ぶり。正直個人的にこのステージで知ってる曲は「Yellow Submarine」くらいしかなかったのですが、ダブルドラムの編成やギター・サックスなど非常にレベルの高い演奏を見せていました。それにしてもRingo Starr、今年で73歳らしいのですが50歳くらいにしか見えませんでした。ステージから放たれるオーラも相当なもので、凄かったです。あまり個人個人に思い入れがないのでそれ以上の感想はあまり抱けませんでしたが、良いステージであったことは間違いありません。
Live at the Greek Theatre 2008 [CD, Import] / Ringo Starr & His All Starr Band (CD - 2010)ザ・ベスト・ソー・ファー [DVD] / リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンド (出演)

・DREAMS COME TRUE
 先日まで普段ライブで演奏されることが少ない隠れた名曲を中心とした裏ベストライブ「裏ドリワンダーランド2012/2013」をやっていたということでビックリするくらい渋い選曲でした。いきなり最初の曲が「SWEET REVENGE」だったのはビックリしました(1996年アルバム『7月7日、晴れ』収録)。その後は「嵐が来る」(1995年「LOVE LOVE LOVE」と両A面)。この2曲はまだ知ってましたが次の曲は全く知りませんでした。「Don't You Say…」(1989年アルバム『DREAMS COME TRUE』収録曲)。そしてナオト・インティライミも好きらしいバラード「愛してる愛してた」(1993年アルバム『MAGIC』収録曲)。一応シングル曲である「LIES, LIES.」(2010)を挟んで「SPOON ME, BABY ME」(2006年アルバム『THE LOVE ROCKS』収録曲)。ラストは「MY TIME TO SHINE」のc/w2曲(「愛がたどりつく場所」「想像を超える明日へ」)。一応「LOVE LOVE LOVE」のリミックスも間にありましたが今回のライブで多かったであろう一見さんにとっては肩透かしを食らったかのようなすごい選曲でした。
 ステージの方はもう溢れんばかりのパワーと人数。バンド演奏のFUZZY CONTROLはどう考えても自分たちのステージより目立っていました。それ以外にもやけにマッチョなダンサーあり大迫力の奏者あり、もちろん吉田美和のアレンジしまくりの素晴らしい歌唱あり。ここまでくるとやり過ぎという印象も正直持ちましたが根底にあるのはオーディエンスのためのサービス精神。ステージを通じて、そしてMCからもそれは段違いなくらいに感じました。それがあるからこそワンマンは即日完売、20年近く第一線で走り続けられるということをあらためて思わせるには十二分のものがありました。
 アンコールは「MY TIME TO SHINE」、そして最後くらいはみんなで知っている曲ということで「何度でも」。さすがにこれは大合唱になりました。今回のU-EXPRESSを締めくくるにはこれ以上相応しいものはない、そんな内容でした。
MY TIME TO SHINE (初回限定盤)(DVD付) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / DREAMS COME TRUE (CD - 2012)GREATEST HITS“THE SOUL” [Best of, Double CD] / Dreams Come True (その他); Dreams Come True (演奏); MIWA, 中村正人, マイク・ペラ (その他) (CD - 2000)THE LOVE ROCKS / Universal Music LLC

 以上手短ながらレビューさせていただきました。予想以上に楽しめたイベントでした。来年以降も恒例になることを願います。もっとも当イベントに届いた花輪を見る限り数多くの放送局や広告会社の協力があった模様なので多分来年以降もきっとやることになるでしょう。座席指定制は評価が分かれるところかもしれませんが実際行ってみるとこういうバラバラの客層かつ長丁場、そして出演者がロックに限らないということを考えると悪くはなかったと思います。ただライブハウスみたいにドリンク代500円徴収は必要なかったような気がしますね。出店もそんなに多数ではないにしろあったわけですし…。全体的には思ったよりも過ごしやすいイベントという印象でこちらの方も満足できる内容でした。行って本当に良かったと思っています。このイベントに協力してくれた皆さん本当にありがとうございました、そしてお疲れ様でした。

posted by Kersee at 12:30| Comment(0) | 音楽フェスティバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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