2013年07月27日

2013.7.27 TOKYO IDOL FESTIVAL 1日目 in Zepp Tokyo他お台場青海地区各所

 2010年に初めて開催されて以来今回で4回目を迎えるTOKYO IDOL FESTIVAL。昨年・一昨年あたりからTwitterでも話題にのぼる機会が多くなって是非行ってみたいと思っていたのですが、今回初めて足を運ぶ機会を得ることができました。総勢111組のアーティストが出演、そのうちの95%以上が女性アイドルというのはこのイベントでしかあり得ません(一応明らかにアイドルじゃないだろうと思われる人もいますし、男性も1人だけいるので…)。過去に色々音楽フェスティバルには参戦していますがこういう類の内容は全くの初めてで、Japanese Music 2の新曲レビューで取り上げる機会はあるものの普段そこまで女性アイドルを広く聴いているわけでもなく、そして何より今回見る出演者は全員が初見。自分にとっては何から何まで初づくめの内容になるので想像もつかない部分も多々ありましたが、思いのほか非常に楽しめたイベントになりました。その中で自分が見たステージについて2日に分けて書いていきたいと思います。

 会場は東京臨海副都心、いわゆる「お台場」といわれる所なんですがその中の青海地区が中心になります。お台場の象徴とも言えるフジテレビではお台場合衆国が夏休みに開催されていまして、島の位置的にはその対岸が主会場になるわけですね(今回の地図)。TOKYO IDOL FESTIVALは元々深夜番組『アイドリング!!!』の総合プロデューサー門澤清太氏の発案から始まったということで当然ながらフジテレビ色強め(と言ってもお台場合衆国とのコラボは今年が初めてだったらしいのですが)。その点フジの湾岸スタジオが使用できることなどでチケットも安くなっているようです(2日で8500円、なお第1回品川中心で開催された時はもう少し高かったそうで)。もっとも出演者のギャラはそこから出ないということらしいので、その分物販での売上がギャラに繋がるという形になっているのだとか。

 アクセスはお台場に行くイメージそのままに、りんかい線東京テレポート駅かゆりかもめが基本になります。使う会場の関係で昨年はテレコムセンター駅と台場駅、今年はテレコムセンター駅と青海駅が最寄りという形になりました。ゆりかもめは新橋からテレコムセンターまで370円(豊洲からだと310円)、1日乗車券が800円。Zepp会場と湾岸スタジオは徒歩で約10分くらいの位置で信号もあり、そしてなおかつ夏の昼間なので歩くと大変に暑いです。というわけでゆりかもめの1日乗車券はかなり重宝するので個人的にはお薦めです。

 ステージは以下の通りです。
HOT STAGE:メインステージ。Zepp Tokyo。昨年はZepp DiverCityでの開催。
DOLL FACTORY:湾岸スタジオM2内に設けられたステージ。
ENJOY STADIUM:湾岸スタジオM1内に設けられたステージ。DOLLの反対側に位置していています。今年から設けられたステージだそうです。
AZURE STAGE:湾岸スタジオ屋上に設けられたステージ。非常に見晴らしのいい会場なんですがエレベーターが二基のみで入場制限がかかることも多く、そこからステージまでも意外に距離あります。
SMILE GARDEN:湾岸スタジオ前、ウエストプロムナード広場にある野外ステージ。観覧無料のフリーエリア。
VENUS CHURCH:ヴィーナス教会広場にあるステージ、観覧無料。今年から設けられたステージですが残念ながら今回は足を運べていません。
 なおステージはよくあるロックフェスの1日1ステージとは違い、2日間(出演者によっては1日だけ)でそれぞれ別のステージで何回か公演(概ね1日2回+握手会でしょうか)して、その間に握手会や物販にも顔を出したり、場合によっては他の出演者のステージを見ていたりというタイムテーブルになっています。数多くステージをみたい人はそれぞれうまく時間を調整して色々回る形になりますが、例えば推しのアイドルのステージを徹底的に見たい方でしたらそれぞれのステージ、握手会、物販で登場する時間帯をチェックして追いかけるという形を取ることも出来るわけです。その日突発的にステージ変更や急遽飛び入り参加などもあるようなのでなかなかチェックするのが難しい面もあるようですが。


 というわけでレビューに入ります。見たアイドルの数が相当多いので2記事に分けて、また事前の曲など予備知識が全体的に少なく、中には名前さえも今回初めて知ったグループも多いのでライブレポというよりステージを見た感想だけをざっくりと述べる形になるレビューも多くなるかと思います。その点ご了承ください。1日目に見たステージは以下の顔ぶれです。

・バンドじゃないもん!(SMILE GARDEN)
・リンダV世(HOT STAGE)
・bump.y(HOT STAGE)
・Cheeky Parade(HOT STAGE)
・Negicco(HOT STAGE)
・PASSPO☆(HOT STAGE)
・小野恵令奈(DOLL FACTORY)
・バニラビーンズ(HOT STAGE)
・SUPER☆GiRLS(HOT STAGE)
・東京女子流(HOT STAGE)
・7cm(ENJOY STUDIUM)
・lyrical school(ENJOY STUDIUM)
・ベイビーレイズ(ENJOY STUDIUM)
・あやまんJAPAN(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
・大森靖子(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
・いずこねこ(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
・掟ポルシェ(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
・hy4_4yh(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
・BiS(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
・セクシーオールシスターズ(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)

・バンドじゃないもん!(SMILE GARDEN) オフィシャルHP
 「叩いて踊れるリズムアイドル」。5人組なんですが3人がダンス&ボーカル、後ろ2人がダブルドラム&ダンサー&ボーカルという構成。ドラムのうち1人は神聖かまってちゃんのみさこでロック界隈ではお馴染み。メンバーの自己紹介は実に実にももいろクローバー風。ダンスはまあそこそこと言った感じで、印象に残るのはやっぱりドラムになるでしょうね。
 ドラムの叩きはやはり生かなという感じはしました。演奏に関しては特段印象には残ってないですが右サイドの方はちょっとマイクか音声の調整がうまくいってないのでしょうか、スタッフが出てくる場面が多かったです。もちろんドラム担当の2人はずっと叩いているわけでなく、場面によっては前に出て一緒に踊ったりしているわけです。歌唱は特筆すべき点なしですが一人あんまり声の出てない人がいました。その後の握手会で実際声が出なくなってマスクをして対応していた子が一人いたようなので、おそらくその彼女だったと思います。
 基本的にはやはり激しい内容だったと思います。新曲2曲の披露もありましたがそちらはいい感じに電波が入っているような歌詞でした。前の方ではサークルモッシュやヘドバンといった動きもしてる人もいたりして早くもハイテンション。編成の所以もあるでしょうけど、やはり印象に残るステージは展開していました。
バンドじゃないもん! / バンドじゃないもん! (CD - 2012)ショコラ・ラブ(初回限定盤) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / バンドじゃないもん! (CD - 2013)ショコラ・ラブ(通常盤) [Single, Maxi] / バンドじゃないもん! (CD - 2013)

・リンダV世(HOT STAGE) オフィシャルHP
 全く知らなかったんですが、群馬出身の日系ブラジル人5人のアイドルグループということみたいで。今年4月に「未来世紀eZ zoo」でデビュー、群馬県内のヤマダ電機を中心に週末ライブイベントを行なっていてこのTOKYO IDOL FESTIVALが初めての東京進出になるそうです。平均年齢はまだ12.8歳とかなり若め。
 プロレス風のオープニング・ナレーションで登場、彼女たちの音楽はJ-POPでもK-POPでもない、B-POPという触れ込みでした。なぜか道着を着ている男性にスーツを着ている男性(後で調べたらデニスというお笑いコンビで、片方が同じように日本人とブラジル人のハーフなんだとか)に銀色の犬っぽいタイツを着ている男性(こちらは新曲「愛犬アンソニー」のPVに登場している模様)、そしてブラジルということでサンバダンサー2名を引き連れて一列になって賑やかに登場。のっけから異彩放ちまくりです。
 楽曲は「未来世紀eZ zoo」「愛犬アンソニー」「日灼けマシーン」(秋発売予定の新曲らしいです)、そしてお馴染み「Mas que nada」のカバー。音楽としてはエレクトロポップという印象で、パフォーマンスとしてはなかなか。ただやはり経験が経験であることとやってることがあまりにも突飛過ぎる印象があったのでえらい大人にやらされている感は全開でした。曲紹介に変な日本語を使う所なんかいかにもそんな感じで。正直本人たちも訳が分かっていない部分もまだまだ多いと思いますが、それだけに1年後・2年後どういう形で成長するか、そもそもグループが続いているかどうか。ナタリーでは特集記事が組まれていたりサマソニ幕張出演(SIDE-SHOWですが)も決まっていたりで業界内での注目度は早くも高いようです。今の時点で一回見れば忘れられないパフォーマンスになっていることは間違いないので、その点で楽しみな部分は非常に大きいアイドルと言えそうです。
愛犬アンソニー [DVD] / リンダIII世 (出演)未来世紀EZ ZOO [DVD] / リンダIII世 (出演)

・bump.y(HOT STAGE) オフィシャルHP
 2009年結成、2010年にデビューした同じ事務所の女優アイドル5人組。メンバーは桜庭ななみ、高月彩良、松山メアリ、宮武美桜、宮武祭。桜庭ななみは現在テレビ東京のドラマ『リミット』で主演を務めていて女優としてはかなりの有名どころ。
 白と黒を基調にしたカジュアルかつクールな衣装でスタイリッシュに踊るステージでした。歌唱は正直そこそこと言った印象でお世辞にも上手いとは思わなかったのですがその分ダンスの方はすごく良かったと思います。振り付けもそうなんですが全体的に表情の作り方がすごく良かった気がしましたね。その辺はさすが本職が女優ということだけあるでしょうか。楽曲の方はメロディアスで聴きやすいという感じ。その分洗練された音楽という印象があるせいか、若干オーディエンスの盛り上がりが足りない気がしました。のんびり見るにはこれくらいで丁度いいんですが。全体的には明るい曲ですがラストに演奏された新曲でドラマ主題歌になっている「SAVAGE HEAVEN」はbump.yにとっては初めてのクールなナンバーだそうです。かなり良い曲なので個人的にはお薦めしたい楽曲ですね。個人的には最初に見た2組が斜め上系も斜め上系だったので、大変に癒されたステージでした。
SAVAGE HEAVEN (初回限定盤A) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / bump.y (CD - 2013)COSMOの瞳 (初回限定盤A) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / bump.y (CD - 2013)happy! lucky! bump.y!(初回生産限定盤)(DVD付) [CD+DVD, Limited Edition] / bump.y (CD - 2012)

・Cheeky Parade(HOT STAGE) オフィシャルHP
 エイベックスのアイドルレーベルから2012年にデビューした9人組。1人ずつソロでダンスを踊りながら登場しますがもうその時点で盛り上がりは相当凄いですし、またダンスの動きが激しいんですよね。この登場がまず良かったと思います。そして楽曲ですが全体的にどの曲も激しくて一緒にコールして盛り上がるには最適でしたね。ステージや楽曲自体に迫力もあったんですがこのグループは全体的に歌唱力が非常に高いと思いました。細かいフレージングとかはよく分かりませんが発声がものすごく良かったですね。彼女たちが生み出すパフォーマンスの半分くらい要素として占めているかもしれません。それくらい声の出し方が素晴らしくてステージに対する本気度が余計にものすごく伝わりました。あの声は全身を使わないと出ない声だと思います。大変素晴らしいステージでした。今後の活躍にも非常に期待したいです。
無限大少女∀ (CD+DVD盤) [Single, CD+DVD] / Cheeky Parade (CD - 2013)C.P.U !? (SG+DVD) [Single, CD+DVD] / Cheeky Parade (CD - 2013)BUNBUN NINE9' (CD+DVD) (ジャケットA ver.) [Single, CD+DVD] / Cheeky Parade (CD - 2013)
 
・Negicco(HOT STAGE) オフィシャルHP
 新潟を拠点として活動している3人組ご当地アイドルですがここ数年は名前を聞く機会も増えてきました。MCを聞いてビックリしましたがなんと結成10周年だそうです。最初に演奏された小西康陽プロデュースの新曲「アイドルばかり聴かないで」が早々に異彩を放っています。かわいい雰囲気の楽曲なんですが歌詞はこのフェスのためにあるのかあるいは喧嘩を売っているのか。その次の曲「ネガティブ・ガールズ!」もやたらネガティブな歌詞連発でオイオイオイという感じでしたが。その後MC。全体的に自虐ネタも散りばめつつ常にどこかしらで笑いが起こる内容。3人ともボケキャラというイメージでした。楽曲は冒頭2曲のインパクトが強すぎて後があまり印象残らなかったのですがエレクトロポップを基幹としている雰囲気でした。全体的には上品で落ち着きのある、でもどこか抜けたような感じもあって好感度は非常に高かったです。
Melody Palette / Negicco (CD - 2013)Negicco 2003~2012 -BEST- / Negicco, ねぎっ娘 (CD - 2012)アイドルばかり聴かないで(初回限定盤) [CD+DVD] [Single, CD+DVD, Limited Edition] / Negicco (CD - 2013)

・PASSPO☆(HOT STAGE) オフィシャルHP
 空と旅をコンセプトに活動するガールズロックユニット9人組。2年前の「少女飛行」でメジャーデビュー以来楽曲のクオリティの高さは目をみはるものがありますがライブを見るのは今回が初めて。結論から言うと本当に素晴らしい内容でした。リーダー根岸愛(白)のブログにセットリストまで掲載されているのでそれに乗せて振り返ります。
 1曲目は「夏空HANABI」、和の雰囲気を大事にした楽曲で最初から素晴らしい曲だと感じました。それは次の「ViVi夏」でも感じたこと。夏の楽曲が会場を完全にヒートアップさせています。一人ずつ自己紹介するMCを挟んで今度は春の歌「サクラ小町」。ここで印象に残ったのは黄色のイメージカラーのソロパートですね。森詩織ですね。お世辞抜きで今いる女性アイドルの中で三本の指に入る歌唱力じゃないかと思いました。声の出し方・雰囲気・表情全てにおいてここまで完璧だと感じたのはほとんどないです。彼女以外もリーダー根岸愛を筆頭にみんな上手いんですよね。そして楽曲の作りも大変しっかりしているのでライブの質が恐ろしく高いのは必然も必然。そして4曲目「ROCK DA WEEK」も非常にコールしやすく盛り上がりやすい激しい楽曲、すごくカッコ良かったです。「STEP&GO」「マテリアルGirl」そして「WANTED!!」。実はこれだけ書いていて聴いたことある曲は全くなかったのですがどの曲も見ていて全く飽きさせない内容でした。全部知らない曲を7つ見て物足りないと感じさせるというのははっきり言って異常でしょう。特に「WANTED!!」は先ほどの森詩織を筆頭として全員の歌唱が神がかっていたと言っても良かったかもしれません。
 ラストはHAWAIIAN6が提供した新曲「妄想のハワイ」。これもまたインパクト強く、かつ内容もしっかりしている名曲でした。ラストの根岸愛のアカペラでのソロパートは素晴らしかったですが、全員聴き入るべきシチュエーションでなぜか1人だけ大声を挙げながらジャンプする観客がいて、それだけが甚だ残念でした。というわけで文句なしの神ライブです。早いうちにこれまでの楽曲をチェックしてワンマンライブであらためて見たいというのが正直な気持ちです。
妄想のハワイ(初回限定盤A)(ファーストクラス盤)(DVD付) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / PASSPO☆ (演奏); 安野勇太 (その他) (CD - 2013)ぱすぽ☆ベストMUSIC CLIPS [DVD] / ぱすぽ☆ (出演)ぱすぽ☆ベスト1 / ぱすぽ☆ (CD - 2013)

・小野恵令奈(DOLL FACTORY) オフィシャルHP
 ここから湾岸スタジオに移動。キャパシティが決して広くないので入場制限がかかりましたがなんとか開演前に入場、後ろの方から見ました。
 「えれぴょん」「君があの日笑っていた意味を。」「千本桜」などのセトリ。「千本桜」はタオル回し演出もあり、どうやら初音ミク以外ではこの人が定番となるようです。「君が〜」はシングル曲なんですがその後に歌ったアルバム『ERENA』収録曲「RIBBON」の方がクオリティ高いような気がしました。本人が作った歌詞も思い入れがある良いものでしたし。
 彼女は彼女なりに盛り上げようとコールしたり「もっと!もっと!」と度々促したりしていたのですがどうしたものでしょうか、大変に前方エリアの観客のノリが悪かったです。この後に出てくるアイドリング!!!目当ての客が地蔵だったという説もあるようですが実際のところは不明。パフォーマンス自体は決して悪くなかったですが(最後で「歌詞間違えちゃった〜」なんていう場面もありましたが)全体としては意識的に自分をかわいく見せようとしていたような印象がありました。いや実際にかわいいので問題はないのですが、でも個人的には”かわいい”よりも”かっこいい”と思わせる方がパフォーマンスとしてはプラスじゃないのかなぁと思いました。
ERENA(初回限定盤A) [CD+DVD, Limited Edition] / 小野恵令奈 (CD - 2013)ERENA(初回限定盤B) [Limited Edition] / 小野恵令奈 (CD - 2013)ファイティング☆ヒーロー(初回限定盤A) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / 小野恵令奈 (CD - 2013)

・バニラビーンズ(HOT STAGE) オフィシャルHP
 ここから3組はZepp Tokyoの2階席から観覧。ちょうどPerfumeがブレイクした2008年に名前を聴いて以来度々話題にのぼるアーティストなんですが、アイドルと言われると個人的にはちょっとだけ違和感もあったり。ご存じ北欧の風を日本に持ち込んできたオシャレ系ガールズユニット。TIFは4年連続出演。したがってこのTIFという空間で考えるとすっかりベテランです。
 というわけで元々が結構そうなんですが大変に落ち着いた温かい雰囲気。会場も大人数アイドルの時のように雄叫びに近いコールが起こるわけでもなくまったりと。”いつもどこ行ってもアウェーの雰囲気でやっているんですけど、このTIFだけはホームという感じがする”というMCが一番印象に残りました。楽曲は一曲一曲についての印象はあまりないのですがやはり”上品”という単語がしっくりきます。期待通りの良いステージでした。
マスカット・スロープ・ラブ(CD+DVD:新曲PV) [Single, CD+DVD, Limited Edition] / バニラビーンズ (CD - 2013)バニラビーンズ III(+3) / バニラビーンズ (CD - 2012)バニラビーンズ / バニラビーンズ (CD - 2009)

・SUPER☆GiRLS(HOT STAGE) オフィシャルHP
 2010年に結成されたエイベックス発のアイドルグループ。メンバーの増減はありますが現在は10人で活動しています。Cheeky Paradeはちょうど後輩にあたるようですね。
 セットリストは「女子力←パラダイス」「MAX! 乙女心」「プリプリハート(トランプ)SUMMERキッス」「常夏ハイタッチ」などシングル曲多め。どの曲も明るくノリやすくミックスも打ちやすそうなアイドル王道ソング、パフォーマンスもそれにふさわしい内容になっていたように思いました。歌声は特に上手い・下手という印象はなかったですが踊りはかなり揃っていて良かったと思います。こちらもTIFは4年連続出演、MCは年々成長させてもらっているという感謝の内容でした。中心となって進行していたのはリーダーの八坂沙織でしょうか、かなりしっかりとしたまとめ役になっている気がしました。多分この人が全体を支えているからこの4年間の成長があったのかな、と思わせるほどです。あと副リーダーの志村理佳は一瞬何かの曲であいーんってやってた気がしたのですが。それにしても二階席からだとオーディエンスの動きが手に取るように分かって、面白いですね。
常夏ハイタッチ  (CD+DVD) 【ジャケットA ver.】 [Single, CD+DVD] / SUPER☆GiRLS (CD - 2013)SUPER☆GiRLS Live Tour 2013 ~Celebration~ at 渋谷公会堂 (Blu-ray Disc+DVD) / SUPER☆GiRLS (出演)SUPER☆GiRLS 超絶少女2012 メモリアル at 日本青年館 [DVD] / SUPER☆GiRLS (出演)

・東京女子流(HOT STAGE) オフィシャルHP
 ライブパフォーマンスを身上とした5人組ダンスユニット。自分のTwitterでは彼女たちを応援している人が非常に多いのでなんとかステージを見たいと前々から思っていましたが、いやはや。言葉が出なかったですね。
 楽曲はまず3曲、「鼓動の秘密」「Liar」「約束」と続くのですがこれがもう凄かったですね。何が凄いってここまで見たステージとは明らかに凄さが別のベクトルを向いていることですね。どの曲もオーディエンスを盛り上げるタイプの曲ではなく、また正直一人一人の歌唱力はあんまり高くないと感じたのですが振り付けやフォーメーションなどの動きが群を抜いていましたね。楽曲の所以、あるいは見た場所も大いに関係あると思うのですがここまでライブで一定の緊張感を持ちながらダンスパフォーマンスを見たのは初めてのような気がします。その後にMC。一人ずつ自己紹介、他のメンバーが自己紹介している間に水を飲むという構図がなかなか良かったです。
 八王子Pプロデュースの新曲「LIFE SIZE」、J(LUNA SEA)提供のこれまた新曲「Get The Star」という新機軸的な内容を経て「ふたりきり」、そして定番曲「おんなじキモチ」「Attack Hyper Beat POP」というセトリになりました。「ふたりきり」はサビの振付が非常に独特で分かりやすくて面白かったですね。「Attack Hyper Beat POP」は非常に激しい曲で盛り上がりも上々でしたがやはりそれはアイドルグループ的な盛り上がりとは一線を画していたような気がします。合計8曲、特にステージに関しては目を放す場面がほとんどなかったように感じました。やっている音楽はかなり大人の雰囲気なんですが歌唱はまだまだ、なんてったって平均年齢まだ16歳程度。メジャーデビューしたのは4年前なので12歳でこんなことやっていた訳ですね。
 歌に関しては特に声量がもう少しかな、という印象を持ちました。ただセンターに立つ新井ひとみは素晴らしかったですね。発声が完璧でした。踊りやルックスに関しては当然文句つけようがないので、これでもう少し声量がついたらどうなるのでしょうか。今のダンスパフォーマンスの時点でも一歩突き抜けた状況なのにまだまだ伸びしろを思わせる部分は多々あるような気がしましたね。もしかしたらこの人たちは3〜5年後のアイドル界どころか、日本のガールズポップ界を背負って立つ存在になるかもしれません。徐々にファンが増えていってるのもおおいに納得。いよいよ今後の展開・作品は見逃せないことになるでしょう。
Get The Star / Last Forever (CD+DVD) (Type-A) [Single, CD+DVD] / 東京女子流 (CD - 2013)TOKYO GIRLS' STYLE 『LIVE AT BUDOKAN 2012』 (Blu-ray) / 東京女子流 (出演)鼓動の秘密(DVD付) [CD+DVD] / 東京女子流 (CD - 2011)

・7cm(ENJOY STUDIUM) オフィシャルHP
 次の次に出演するアイドル目的でやや早めに来場して後ろの方で見ていました。アイドルと言うには随分大人っぽい方々が集まっているなぁと思って眺めつつ聴いてたんですがMCによるとなんと元SDN48のメンバー7人が再集結したユニットなんだとか。というわけで就職を蹴って、ショップ店員をやめて、恵比寿マスカッツを抜けてまでSDN48にかけていたのに卒業って!という喋りに私たちは崖っぷちであることを殊更に強調する、大変にらしい内容でした。解散公演を行ったNHKホールの舞台にもう一度立つというのが目標だそうです。それだけにステージに対する思いは非常に強い物を感じました。パフォーマンスは上々、その辺はさすが年を重ねているという部分も多少はあるのかもしれません。

・lyrical school(ENJOY STUDIUM) オフィシャルHP
 名前さえも全く知らないアイドルでしたが、面白かったですね。HIP HOPを主流としてやってるアイドルは初めて見ました。6人組なんですが1人はつい最近新メンバーとして加入したばかり、そもそも去年まではtengal6というユニット名だったのでこの名義でTIF出演は初となるそうです。
 結論としてはすごく楽しかったですね。KREVAやRIP SLYMEのステージは過去にフェスで見たことあるんですが、HIP HOPという音楽の楽しさをもっともオーディエンスに分かりやすく伝えているのはこのグループなのかも、と結構本気で思いました。なんとなくEAST END×YURIっぽいなぁ、という雰囲気もありましたが少なくとも日本におけるHIP HOPのアーティストはKREVAなど一部を除いてどこか排他的な雰囲気もあるんですね。少なくともlyrical schoolからは親しみやすさを相当感じましたね。とにかく発される言葉に合わせて一緒に踊るとこちらも本当に楽しくなります。正直カッコだけつけてるようなアーティストはこういうステージを一度見るべきだと思います。MCも多少天然な所があって(一人自己紹介で名前をいう所で苗字言ってたり)大変明るい雰囲気でした。これを機会にまたあらためてこれまでの曲、今後の活動にも注目したいです。
PARADE(初回限定盤) [Single, Limited Edition, Maxi] / lyrical school (CD - 2013)そりゃ夏だ! / おいでよ [Single, Maxi] / lyrical school (CD - 2012)リボンをきゅっと [Single, Maxi] / lyrical school (CD - 2012)

・ベイビーレイズ(ENJOY STUDIUM) オフィシャルHP
 ここ1年で大きく知名度を上げつつある「乗り込み!乗っ取り!!アイドル」。主体としている音楽はロック調の激しい物で、ステージもその通りに大変カッコ良いもの。アイドルらしさという点はステージで言うとあまりなく(まあファンのノリはいい感じにアイドルヲタという感じの方多かったですが)、どちらかと言うと実力派ダンスグループという印象の方が強かったです。キャッチフレーズ通りとにかく前に前に押し出すような、そんなパワフルなステージを終始展開してました。
 そして最後にやったのは自分たちにとって大切な曲にしていきたいというコメント。「暦の上ではディセンバー」。なんだかその前にやっていた楽曲と比べると大変に異質な楽曲という印象があってベイビーレイズの本質とはちょっと違う気がして、正直うーんという感じもありましたがこれはもうどう転んでも絶対に大ヒットするなぁとは見ていて強く思いました。歌詞が大変に分かりやすいですし、ラップの部分が特にそうですがステージから伝わる躍動感というのがすごく出ていましたね。
 来年の武道館公演を目標に掲げているということですが、これは間違いなくいけるんじゃないですか。そして個人的には「暦の上ではディセンバー」をきっかけにベイビーレイズを知った人に是非彼女たちのこれまでの楽曲やパフォーマンスを映像を通してでも見てほしいと思いました。この人たちも今後どうなるか、非常に楽しみです。
ベイビーアンビシャス! 初回限定盤(生) [CD+生写真] [Single, Limited Edition, Maxi] / ベイビーレイズ (CD - 2013)JUMP(初回限定盤B)(DVD付)|ベイビーレイズ|(株)ポニーキャニオン|送料無料
暦の上ではディセンバー 初回限定盤 [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / ベイビーレイズ (CD - 2013)

・あやまんJAPAN(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
 この後SMILE GARDENで小桃音まい辺りを見る予定だったんですが隅田川花火大会が中止になるほどの雨が降りだしてZepp Tokyoへ移動、なんだかカオスな予感がプンプンするIDOL CLUB NIGHTを二階席からまったりと眺めることにしました。入った時にはKNUが「KNUはお好きですか?」とパフォーマンスしていました。ほぼラスト辺りだったのでよく分からなかったですが全員巨乳のユニットなんだそうです。
 さてあやまんJAPANですが持ち時間の半分くらいをコントに費やしていた、そんな印象です。いや楽曲の内容を含めると全編コントと言った方が適当でしょうか。新メンバーを加えてのステージでした。例のぽいぽいぴーはもう7年やっているんですね。そろそろ伝統芸となりつつあります。「タク代の唄」辺りも無駄にインパクトありました。このイベントで演歌調の曲はこれだけでしょう。あやまん監督は観客席からぽいぽいやってたり、全メンバーがステージから生パンツまで観客席に投げたりといった具合で実にやりたい放題で馬鹿丸出しでした。アイドルとしてはあってはいけない場面連発だったような気がしますが、まあいいんじゃないですかこういうのも一組くらいいたって。
ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー(DVD付) [Single, CD+DVD] / あやまんJAPAN (CD - 2010)あやまんJAPANのDVD -ポテトが熱くて食べられない- / あやまんJAPAN (出演)ぽいぽい [CD+DVD] / あやまんJAPAN (CD - 2011)

・大森靖子(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT) オフィシャルHP
 格好はアイドルらしくかわいい格好で決めてましたが実際はえぐるような表現の歌詞でギターを弾き語るシンガーソングライターでした。その衝撃たるや計り知れないものがありました。いきなり歌い出しから♪きゃりーぱみゅぱみゅ〜とかですからね(タイトルは「新宿」)。その歌詞もそうなんですがギター一本のみで成立させる音、そして何よりその言葉を伝える歌声。Zepp Tokyoの中にいた全ての人々が一点に集中して耳を傾けていた、そんな内容でした。言葉が出ないステージというのはまさにこういうステージを指すのだと思いました。
 そんな異質な空間が15分くらいずっと続いていましたが、最後はついにギターを置いてアカペラで歌い上げました。これはもう言葉として表現することが出来ないです。思わず「嘘でしょ?」と呟いてしまいました。自分が初見かつ名前さえも知らないアーティストを見るといった機会はこれまで何回もありましたが、間違いなく1番凄かったです。
 ちなみに彼女はハロプロヲタで道重さゆみ推し、BiSとも共演の機会があるそうです。そういう意味ではTIFに出るのも案外自然なことだったのかもしれません。少なくとも彼女にとっては。
魔法が使えないなら死にたい / 大森靖子 (CD - 2013)PINK / 大森靖子 (CD - 2012)

・いずこねこ(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT) オフィシャルHP
 こちらも名前含めて完全に初見。茉里のソロプロジェクトということで、その名の通りネコです。正直ちょっと眠たかったのであまり集中して見れなかったのですが(そのせいか歌詞もあまり聞き取れなかったです)、動きはかなり激しい動きで縦横無尽、時にはステージから降りて走って踊り回っていました。あと猫の鳴き声のコール&レスポンスがあったりネコの名前を連呼するシーンもあったらしいのですが全く予備知識なかったのでちょっと気づかなかったです。どちらかと言うとこの人もアイドルというよりはアーティストという言葉の方がしっくり来る印象でした。ライブの評判はかなり良いらしいのですがちょっと初見だとピンと来なかった部分もあったので、また機会があればあらためて見てみたいと思います。
ROOM EP [Single, Maxi] / いずこねこ (CD - 2013)なみえて [Live] / いずこねこ (CD - 2013)

・掟ポルシェ(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
 このフェス唯一の男性出演者(まあゲストとしては他にもいたみたいですが)。内容はアイドルソングのDJプレイでした。やたら「はなをぷーん」(by きら☆ぴか)が耳に残りました。途中からはバニラビーンズもゲストとして登場。掟ビーンズとして「ハイスクール・ララバイ」のパフォーマンス。ちなみにバニビの2人は目に掟メイクをしていました。あとMCはやはり面白かったです。ところでロマンポルシェ。の活動は最近どうなってるんでしょうか。

・hy4_4yh(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT) オフィシャルHP
 ハイパーヨーヨーと読む3人組ですがこれも随分と濃かったですねぇ。初っ端から土木作業員のコスプレでTHE TIMERSのテーマのカバーやっちゃってますからね。主流になっているサウンドは勢いのあるエレクトロ。何と言いますか、夜の雰囲気がすごく合うアーティストだと思いました(やはりアイドルっぽくはないと思います)。なんだか色々なことがあり過ぎてよく分からない部分もありましたが、パフォーマンスは素晴らしかったと思います。こちらも機会あればまたあらためてステージを見たいですね。ちなみにラストもそのまま「デイ・ドリーム・ビリーバー」が流れての退場でした。もちろんTHE TIMERSの。
ティッケー大作戦!~YAVAY / HYPER TICKEEE QUEENの歌 ※ハイパー・デラックス・エディション [Single] / hy4_4yh (CD - 2013)はなびーと ※ハイパー・デラックス・エディション [Single, Limited Edition, Maxi] / hy4_4yh (CD - 2013)HYPER SINGLE COLLECTION+2 :The Early Days 2008-2010 [Limited Edition] / hy4_4yh (CD - 2012)

・BiS(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
 Zeppの2階下手側は関係者エリアになっているんですが、そこから眺めているアイドルの方も結構いましたね。今年名前を聞く機会が非常に多くなっているBiS。非常に激しいパフォーマンスと聞いていましたが実にその通りの内容。一番インパクトがあったのは最初に演奏された曲にある人工呼吸のシーンですね。多分この人たちのステージでないと見ることないんだろうなぁと思いました。
 二階席から見たオーディエンスの反応は圧巻ですね。人の動きが波のような感じで、フロントだけでなく後ろの方も熱狂度が凄かったです。過去曲のPVをあらためてYoutubeで見たんですがもう無茶苦茶な内容ばっかりでした。そのムチャクチャっぷりはこのステージだとそこまで出てなかった印象でしたが(持ち時間20分程度でしたし)、今年はサマソニ大阪のOpening Actでも見る機会がありそうなので、そこでまたあらためて感想を記したいと思います。インタビューでは近いうちでの解散を示唆しているようですし、やはり見れるうちには見ておきたいなぁというのが正直なところですね。
DiE (SG+DVD)(LIVE盤) [Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi] / BiS (CD - 2013)BiS階段 / BiS階段 (CD - 2013)IDOL is DEAD  (ALBUM+DVD) (Music Video盤) [CD+DVD] / BiS (CD - 2012)

・セクシーオールシスターズ(HOT STAGE/IDOL CLUB NIGHT)
 セクシーオールシスターズは爆乳・美脚・谷間のアイドル集団の総称らしいです。細かい順番は忘れましたが、出て来たユニット名は爆乳ヤンキー爆乳三国志美脚戦隊スレンダー胸の谷間にうもれ隊といった所でしょうか。一応爆乳チームと美脚チームは対立しているという設定らしいです。生歌かどうかはよく分かりませんがこんな歌詞聴かされるとそんな些細な事はもはやどうでもいいですね。タイトルからして「パンティストッキング〜!」「スケベ!」「生殺し」「ブラを探して」「爆乳三国志」「爆乳音頭」といった調子。むろん歌詞はタイトルの如く。そして会場に響き渡る「おっぱい!」「谷間!」「美脚!」コール。15分くらいで終わるかと思ったら40分ずっとこんな調子でした。ちなみにラストに演奏されたタイトルは「ダンシング乳房」。何が何だか訳が分からなかったですが、まあ楽しかったステージであることは間違いないと思います。さすがに会場のノリに全力でついていくのは自粛させて頂きましたが。
セクシー☆甲子園 [CD+DVD] / セクシー☆オールシスターズ (CD - 2010)

 2日目はまた記事を分けてあらためて書いていきます。
posted by Kersee at 09:40| Comment(0) | 音楽フェスティバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: