2014年04月05日

2014.4.5 moumoon『FULLMOON LIVE TOUR 2014〜LOVE before we DIE〜』 in Kobe SLOPE

 連日の更新になります。今回はmoumoonの2014年の全国ライブハウスツアーの神戸公演に行ってきました。その様子をレポします。昨年のPAIN KILLERツアー、その前のNo Night Landツアーはホールツアーでしたが今回は3年ぶりにライブハウスを回るツアー、したがってキャパは昨年までより当然少なく今回の神戸公演は全てSOLD OUTでした。その会場となったKobe SLOPEは昨年まで神戸WYNTERLANDという名前で親しまれていましたが今年名前を変えてリニューアル。キャパは約400人、ライブハウスとしては中規模くらいですがやはりかなり密度の濃い空間になります。昨年とはひと味もふた味も違うステージを早速振り返ることにしましょう。





 外は17時頃から生憎の雨模様になりましたがリハーサル・音合わせがなかなか終わらなかった模様で予定より15分ほど遅い時間に開場、したがって開演時間もやや押した形になりました。雨の中狭い道路で待たされるのはやや辛い部分もありましたがこればっかりは仕方ないといった所でしょうか。ステージもホールと比べれば格段に狭く、今回はメンバー2人以外のサポートメンバーはベースとドラムのみでしたがそれだけでも若干狭そうな印象はありました。

 照明が消灯された中でメンバー登場。キーボード2つが向き合うような配置で観客席から見て左側に柾昊佑、右側にYUKAが陣取ります。YUKAが弾くのはシンセサイザーで柾さんは電子キーボードといった所でしょうか。真っ暗な中で最初に演奏された曲は「memento」。今回のアルバム『LOVE before we DIE』の中では明らかに一番重い曲なのでまさかこれから始まるとは思っていなかったのでちょっとビックリしました。

 厳かなオープニングの後は「『Love is Everywhere』」「Bon Appetit」という選曲、早速会場を盛り上げてハイにさせます。その後挨拶を経て新作から「Butterfly Boyfriend」、そして「On the right」という5年前のシングル曲というやや意外とも思える選曲。さらにバンド紹介を経て柾さんの口笛とYUKAのウィンドチャイムの綺麗な音から始まる「Sunshine Girl」の演奏、これも定番とはいえはや4年前で妙に懐かしさを感じさせます。バンド紹介ではドラムに「Come on!」というSEがあったそうでそれを鳴らしまくって会場を盛り上げていました。そして今度はアコースティックギターのみの演奏で披露される「リフレイン」。思いの外懐かしい曲連発で正直これにも少しビックリしました。

 今度は柾さんだけでなくYUKA姉さんも赤いギターを持って2曲披露、「Flowers」「Baby Goodbye」。「Flowers」は2006年、それこそデビューしたばかりの時期の曲だったのですがこれとアルバム新曲「Baby Goodbye」を一緒にまとめたのは理由があるそうで、それは歌い終わった後に曲を作った時の心境が共通していた、だから両方とも皆さんに聴かせたかったということをYUKA姉さんがおっしゃっていました。そして「I say You say I Love You」、アルバムでは弦楽器が入るアレンジですがこの日は柾さんのキーボードのみの1コーラスからバンド演奏に入る構成、トラックで聴いた時にも大変に素晴らしい名曲だと感じたナンバーですがこのアレンジはその思いを更に増幅させるには十分過ぎるほどでした。その後の「Will you?」は歌い手YUKAの最高の見せ場だったでしょうか。彼女以外にはまず出ないんじゃないかという高い音程もあり、まさに絶唱という言葉が相応しいステージでした。

 後半は「エメラルドの丘」「Chu Chu」「IN THE END」「Yes/No continue?」「LOVE before we DIE」と新旧混ぜあわせた怒涛のアップテンポナンバー連発。YUKA姉さんは左右に駆けまわったりジャンプしたりシンセサイザーを弾きながら歌ったりと言った具合、柾さんやベースのコジコジこと小島剛広さんも前に積極的に出て見事な演奏を決めてくれました。ギターの速弾きやベースソロなども迫力満点で更にこのライブハウスに充満する熱気。盛り上がらないはずがないだろうといった具合でもう凄いことになっていました。

 ラストは冒頭同様に聴かせる曲の「Everyday」、そしてアンコールは「Yesterday today and Tomorrow (無気力同盟ショボンヌ)」「good night」、MCで言うには”やる気のない曲”と”良い眠りにつくことが出来る曲”。「good night」もまたデビュー初期の曲ですがこれは前回のツアーでもアンコールでやっていた定番曲。美しい歌声と相俟って今回も大変に後味良く締めることができたステージになりました。


 というわけでホールとはまた違うステージングだったわけですが個人的には今回のライブハウスの方が明らかに楽しかったですね。これは今回前から3列目というフロントエリアで見ることが出来たから余計にそう感じたのかもしれません。とにかく楽しさ・面白さが昨年よりも数倍も上で、例えばメンバーが演奏する楽器を取っても柾さんはギターとキーボード、YUKA姉さんはシンセにパーカッション、そしてギター。サポートのベースとドラム以外はほぼ2人で全て演奏するという具合で、ミュージシャンとしての能力の高さをあらためて垣間見ることができました。またソプラノ系の中ではトップクラスの歌声というのが以前からのYUKA姉さんに対する個人的な評価ですが今回はそれが更に進化していた印象で、また今回のアルバム曲はそれを聴かせるようなナンバーも多かったように感じました。「Will you?」「LOVE before we DIE」辺りはその極致と言えるでしょう。これだけステージを駆け回ってハイテンションな中でも歌に関しては本当に安心して聴くことができるといった内容で、お世辞抜きで今のJ-POP女性シンガーの中では5本の指に入るくらいではないかと思いました。特に声質に関してはNo.1の透明度と言えるかもしれません。

 それにしても初めて彼女を見たのは4年前の西宮ガーデンズのフリーライブまで遡りますが、なんとなくルックスはその時と比べて大人っぽくなったような気がしました。当然と言われれば当然なのかもしれないですがそれでも歌声は元々上手いのがますます素晴らしくなっているといったところで、早くも来年のツアーに参加するのがまた楽しみになるほどでした。アルバムの内容も名盤と言って差し支えない作品なので次作も本当に楽しみです。機会があれば中秋の名月ライブにも足を運びたいところですが関西ではないのでそこはまだお預けになりそうですが、Ustreamなどでもライブが配信される機会は結構多いのでまずはそこもあらためてチェックしたいと感じる今日この頃です。



posted by Kersee at 18:00| Comment(3) | ワンマンライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by ちー at 2014年05月08日 03:15

ブログ読ませて頂きました。
私もmoumoonの大阪公演に参加する予定なんですが、ライブは全体を通してどれくらいの時間でしたか??
帰りの電車のことなど色々と心配で、、、
こんなこと聞いていいものかと思ったんですが、よかったら教えて頂けると嬉しいです(>_<)
Posted by ちー at 2014年05月08日 03:19
>ちぃさん
時間は大体2時間くらいでしたね。あと会場と梅田の各駅までは歩いて10分から15分はみといた方がいいと思います。あとこの神戸は15分リハが伸びた分全体的な時間も押したので、その辺り参考にしてはいかがでしょうか。
Posted by Kersee at 2014年05月10日 12:55
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