2014年06月22日

2014.6.22 SCANDAL ARENA LIVE 2014 「360°」in 大阪城ホール

 昨年3月に初めて大阪城ホール単独公演を成功させて、その後の活動もますます充実しているSCANDAL。今年も大阪城ホール単独公演が実現しました。今回は6月28日、29日の横浜アリーナ『FESTIVAL』と一体になった全2会場3公演のアリーナツアー。ですがSCANDALのお膝元である大阪でのステージはこの日だけ。『360°』というツアータイトル通りスタンド席を全て開放して1万2000人の動員を集めたステージ、早速レビューすることにしましょう。


 大阪城ホールに到着してまず目に入ったのがグッズ販売の長蛇の列。17時半開演、11時半から販売が始まったということらしいですがそれにしても長かったです。ツアーグッズはこちらのラインナップになりますが確かにかなりの充実度。なんでも4時間並んでゲットしたという人もいたほど。ちなみにライブ終了後の販売もかなりの長い列になっていました。今回が事実上単独公演という事情もあれどこれだけ長い列を見たのは過去にもあまり記憶がありません。

 ステージは円形の舞台がKブロック前に作られていて(座席表はこちら)、その後ろにも壁を設けず座席を開放したというツアータイトル通りの構成。ビジョンはステージ横ではなく上に吊るされた形で4方向設定されていました。ちなみに私はHブロック最後列での観覧。

 楽屋からステージに向かう4人がビジョンに映し出されます。衣装は赤や黒を基調にしたキラキラしたドレスチックなもので色鮮やか。大歓声の中ステージに現れてオープニングを飾るのはなんと「DOLL」。メジャー1stシングルで長年ライブの定番になっていますが1曲目にくるのは正直意外でした。DREAMS COME TRUEのカバー「大阪LOVER」はもしかするとこの日限定の披露になるでしょうか。4thアルバム『Queens are trumps-切り札はクイーン-』収録曲「Welcome home」を含めた3曲の後に挨拶代わりのMC。「何か盛り上がる一言どうぞ」とTOMOMIにふる無茶ぶりなど相変わらずの明るさと絆の深さを感じさせる喋り。そしてRINAの「鳥肌で風邪がひきそう」という発言は今回のライブにおいてハイライトにもなりそうな名言でした。

 2月に発表されたスプリットシングル曲「Runners high」、3年前のシングル「LOVE SURVIVE」といったアップテンポ曲を経て「EVERYBODY SAY YEAH」では会場全員で声を出してもらうという演出。「STANDARD」も同様にコール&レスポンスがある楽曲で大盛り上がり。ライブは演者とオーディエンスが一体になって作り上げられるといいますが、その意味ではまさに理想通りの内容でした。

 曲が終わり静寂が訪れ、その暗がりの中でMAMIにスポットライトが当たります。エレキギターからアコースティックギターに持ち替えて彼女のソロ曲である「声」をなんと弾き語りで披露。バンド形式でのこの曲のステージは当然過去にもあったはずですがおそらくこういう形での披露は初めてだったのではないでしょうか。曲の最初は温かい手拍子に囲まれた演奏でしたがラストは会場全員が静まり返って彼女の歌声に聴き惚れていました。聴かせるナンバー「ビターチョコレート」、そしてシングル曲「ピンヒールサーファー」を経てMCに入ります。ちなみにこの3曲はいずれも4thアルバムからの選曲でした。

 中間MCでは時節柄ワールドカップの話になり、その流れからみんなでウェーブをやろうという提案。スタンドから時計周りに一周した後にアリーナ上手前方から斜め方向に1万2000人のウェーブが生まれました。スタンド上段から見るとそれはまさに圧巻の一言。そしてスタンドの動きを見てアリーナで始まりの役割を担うお兄さんは大変責任重大であったとともに一生忘れられない思い出として刻まれることになるのでしょう。

 後半は「会わないつもりの、元気でね」からスタート。「SCANDAL BABY」「Rainy」「太陽スキャンダラス」「スペースレンジャー」「涙よ光れ」といった新旧織り交ぜたセットリストで会場を更にヒートアップさせます。まだまだ聴きたい曲はいっぱいありましたが次で最後、3月発売の新曲「Departure」で本編終了。これでラストという一言に”えー!”となるのがライブのお約束なんですが、個人としてはもうラストなの?と本心で思ってしまいました。それくらい時が過ぎ去るのが早かったです。

 Tシャツ主体のややラフな格好に着替えてアンコールは聴かせる名曲「one piece」、そして7月に発売される新曲「夜明けの流星群」。ラストは「太陽と君が描くSTORY」。熱気に満ちた約2時間は本当にあっという間でした。その新曲が流れるSEの中で挨拶して終了。なんだかこれでライブが終わるというよりもこれからまだまだ続くような、そんな雰囲気にもさせられる終わり方だったような気がしました。


 アンコール前のMC、そして最初のMCでもHARUNAは「この大阪城ホールをホームグラウンドにしたい」「来年もまたみんなでここでライブしたい」と喋っていましたが、メンバーだけでなくその場にいたオーディエンスも全く同じ思いだったと思います。非常に楽しい空間が完璧に出来上がっていました。スタンド上段から見るとその盛り上がりが余計に伝わってきました。これが日本を代表するガールズロックバンドだという格も感じたほどです。ただ難点もあって、それは歌声と比べて演奏音が大き過ぎたという所になるでしょうか。見た場所の関係なのかもしれませんが、RINAのドラムやMAMIのギターを中心に演奏面で力強さを相当に感じた反面歌声がやや聴き辛い印象もありました。意外とボーカルに声量がない部分はSCANDALの長年の弱点でもあったりするので、この辺りは大変かとも思いますが…。

 いずれにしてもこの大阪城ホール公演は地元・チケット完全SOLD OUTという実績も考えると来年以降も間違いなく恒例行事として行われることでしょう。私もできれば毎年足を運びたいと考えています。来年はどういったステージを見せてくれるのか、今からまた楽しみにしたいです。



posted by Kersee at 17:30| Comment(0) | ワンマンライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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