2014年08月03日

2014.8.3 TOKYO IDOL FESTIVAL 2014 2日目 in お台場・青海周辺エリア各所

 2日目のレビューに入る前に今回ものすごく気になったライブマナーについての私見を書いていくことにします。なお時々アイドル用語を使うことになりますので読んでてよく分からない単語があったらこちらを参照してください。

 ライブマナーはアイドル現場だけでなくロック系の現場でも気になることが多く、特にSUMMER SONICなんかのレビューでは毎年書いているようにも思いますが今回は特に目に余る部分がありました。まず撮影禁止に関して言えばほぼなかったと思います。物販コーナーに行けば時間帯に合わせて会いに行くことが容易に出来ますし握手会エリアもありましたし、そもそも手を動かしたりコールしてたらカメラを持つ暇もないというわけで。次にダイブやモッシュピットについてですがこれはありました。ただ今回の本題ではないので細かくは書きません。一応遠目から見るという視点だけで考えれば近づかなければ良いという結論にもなります。ダイブはやや微妙なラインですがステージを見るにあたってはそこまで目に入る形ではないですからね。

 今回は目に入る形で気が散る、邪魔、見る側どころかステージに立つアイドルにまで迷惑をかけているという場面が多々見られました。まずは最前でひたすらジャンプしているマサイと呼ばれる人々。これは案外どのアイドル現場でも見かけますし昨年も結構あったんですがとにかく曲のリズム関係なしにやるものだから目に入って仕方がありません。目立ちたい、アイドルに気づかれたいという気持ちは分からなくもないんですが本当にどうにかならないかと思います。中には後ろで見る人や撮影しているカメラの邪魔をするためにやるという輩もいるそうでかなり悪質です。見かけたら早々に出入り禁止行為にしてもらいたいものですが。

 オーイングやコールなども人によっては迷惑に感じるかもしれません。Bメロに至ってはアイドルの歌声がそれにかき消されることが多いですからね(いわゆるPPPHってやつです)。ただこれに関してはアイドル自身が煽るような場面も多く現場の雰囲気作りに一役買ってる部分もあるので悪くはないと思います。MIXを打つのも自然に目がいってしまうので微妙ですがこれはもうアイドル文化みたいなもので。現場を盛り上げるという意図を感じられるものでしたら見ていても面白くて案外退屈しないので問題ないでしょう。確かに初めてTIFに行った昨年はうーんという部分もありましたがそれ以降いくつかアイドル現場にも足を運んだことで自分はもうすっかりその雰囲気に慣れてしまいました。

 やっぱり問題としたいのはリフト曲に関係ない大声イルカのような大きい風船を持ち上げる行為、そして何よりサイリウムを投げる行為ですね。明らかに自分だけが目立ちたいという行為です。これらは特にSMILE GARDENやマイナビステージで見られました。SKY STAGEでもあったそうです。目立ちたいと思うのは勝手ですがそこには周りにいる人への迷惑が共存しています。リフトだと下にいる人に負担がかかりますからね。リフトだけならまだしも騎馬戦みたいなことをやっている輩までいました。単純に危ない上にステージの動きと何ひとつ関係ない行為ですからね。正直2日目の夜のSMILE GARDENについては演奏を止めてもいいレベルにまで達してたと思います。本当に見ていて酷いと感じました。
 そしてサイリウムを投げる行為はもう絶対にあり得ないと思いましたね。投げられた高さもものすごくあったので当たったら相当に痛いはずで、怪我をする可能性もあるでしょう。更に言うとそれがステージにまで飛んでいくという事態も発生しました。幸いアイドルの体には当たらなかったですがもし当たって怪我でもしたら公演中止になってもおかしくないでしょう。そうしたら自分たちで騒ぐことさえ出来なくなることが何故分からないのでしょうか。理解に苦しみます。それ以外でも無料エリアの柵を壊してその前にいた女性客を怪我させたりもあったそうでとにかくピンチケというのでしょうか、そういった人間の行為がステージ以上に目立ってもうどうしようもなかったです。アイドルたちが2日間にわたって素晴らしいステージを見せてくれているのを台無しにしてしまうほどのインパクトが正直言ってありました。残念です。

 こういった行為が目立った結果、万が一今回のイベントを協賛してくれたスポンサーが難色を見せれば来年以降の開催にも大きく関わります。こういう人間がいるおかげで一つのイベントが潰れたとなると各所に大きなマイナスの影響が出ます。話によるとこういう人間が一アイドルに目をつけて何らかの形で近づいて恋愛関係になり、それがバレて最終的にそのアイドルが脱退させられる、なんてこともあるそうです。大げさな話こういう自分勝手な行動が一つの文化・事象を終わらせる可能性だってあります。物事を壊したり失わせたりするのは我々が想像しているよりもはるかに簡単なことです。こんなブログを読むピンチケは多分いないとは思いますが、一応これくらいのことは考えられるようになってほしいものです。

 長くなってしまいましたが、お待たせしました。この日に見たのは以下のラインナップになります。

おはガールふわわ(ENJOY STADIUM)
OS☆U(ENJOY STADIUM)
Lucky Color's(ENJOY STADIUM)
Cyntia(SMILE GARDEN)
lyrical school(FESTIVAL STAGE)
Negicco(HOT STAGE)
アップアップガールズ(仮)(HOT STAGE)
さくら学院(HOT STAGE)
PASSPO☆(HOT STAGE)
でんぱ組.inc(HOT STAGE)
KNU(マイナビステージ)
P.IDL(マイナビステージ)
でんぱ組.inc(マイナビステージ)
THE ポッシボー(SMILE GARDEN)
PASSPO☆(SMILE GARDEN)
東京女子流(SMILE GARDEN)

おはガールふわわ(ENJOY STADIUM) 公式ブログ
 おなじみテレ東系の番組『おはスタ』から生まれた3人組ですがユニット名が決まったのはつい先月のこと、そしてステージはこのTIFの1日目が初。本当に本当にフレッシュなアイドルです。
 キャッチフレーズをつけるとしたら「ストリート系けん玉アイドル」という感じでしょうか。楽曲は「クロスマイハート」というナンバーですがその披露前や披露中にいくつものけん玉のスペシャルな技を披露していました。勿論緊張もあって失敗する場面もありましたが概ね成功、かなりの腕の持ち主です。曲以上にその技術と初々しさが大変に印象に残りました。これが来年どういった形に成長しているかを見るのもTIFの楽しみの一つと言えると思います。

OS☆U(ENJOY STADIUM) 公式HP
 愛知県公認ご当地アイドルということでグループ名は大須という地名からとっているそうです。HPによると16人構成らしいのですがステージに登場したのは7人。盛り上げ系のナンバーを3曲披露していました。
 このステージはアイドルよりもMIXを打つ10人ほどのヲタがとにかく印象に残りましたね。それもそれでどうかとは思う部分もありますがステージ上にいる彼女たちに対する愛は十二分に感じられました。また彼らに引っ張られて他のオーディエンスも手を動かしたりしてステージを作ったという部分もありました。最後に挨拶までしていました。同じ騒ぐならやっぱりこういう形の方が断然良いと今あらためて感じます。


Lucky Color's(ENJOY STADIUM) 公式HP
 こちらは沖縄からやってきた2人組。先ほどのステージとは違ってこちらはダンスと歌で見せる形。途中からサポートメンバー2人が加わって4人でのステージになりました。悪くはないんですがあまりアイドルっぽくないパフォーマンスなので盛り上がりは正直そこそこ。この2日間を振り返っても印象にはあまり残らないステージでした。


Cyntia(SMILE GARDEN) 公式HP
 どう考えても彼女たちはアイドルではないのですがアルバム『Limit Break』がなかなかの良作で、単純に一度ステージは見ておきたいということで行ってみましたが正直オーディエンスの集まりはあまり良くなく。裏にはライムベリーやGEMなどがいたのでやはりこっちに客が流れるのはこのイベントの特性上仕方ないでしょうか。ですが音合わせのリハーサルから練習がてらタオル回しを促すなどなかなか。そして係員のアナウンス、”あくまでもリハですのでタオル回しなどは初めて見るという体で反応するようお願いします”。
 というわけでステージですがセトリは「Ride on time」「閃光ストリングス」「勝利の花束を-gonna gonna be hot!-」「Lady Made」。まず最初に凄いと思ったのはボーカルSAKIの歌声ですね。凄まじいという単語が完全にしっくり来ました。どう考えてもこのTIFの中で一番の歌唱力だと思います。自分が見た中でも五本の指に入るでしょうか。もうそれだけで見る価値があったと言っても過言ではないでしょう。恐ろしい才能の持ち主だと思いました。演奏も冒頭でベースのAZUがズッコける一面ありましたがこちらもなかなか。キーボードAYANOのパートが案外目立っていましたね。
 路線はメタルを基調としたエモーショナルなロックなんですがそれだけに9月発売の「勝利の花束を-gonna gonna be hot!-」は少し気になる出来でした。AZUのコーラスが入り、どちらかと言うとSCANDALが歌いそうなタイプのポップさなんですね。また「閃光ストリングス」同様こちらもアニメタイアップでした。売り出したい事情はよく分かりますし、また次のアルバムのことを考えると変化を持たせた作品とも言えるので面白いとは思います。曲調が増えればそれだけ引き出しも増えるので悪くはないのです。でもメタルの路線は基本として絶対に維持して欲しいともあらためてすごく感じました。それはひとえにSAKIの歌声があるからこそです。彼女の歌声は今後のJ-ROCKにおいて財産とも言えるくらいなので何とか活かしてほしいと切に願います。
 このステージを見た初見のアイドルファンの方々にも概ね好評なステージでした。ただなぜTIFに出ることになったのはSAKI本人にも分からないということで。なんだかんだでこの舞台を楽しんではいたようですが、やっぱり来年はどちらかと言うとTIFよりもROCK IN JAPAN FESTIVALかSUMMER SONICのステージを目指した方がいいのではないかと感じたのは言うまでもありません。正直能力を持て余しているようにも思ったので…。


lyrical school(FESTIVAL STAGE) 公式HP
 昨年のTIFが初見のグループでしたがその時に私はこう書きました。HIP HOPという音楽の楽しさをもっともオーディエンスに分かりやすく伝えているのはこのグループなのかも、と。
 あれから1年。ステージ前の優先エリアは人でいっぱいなのでDiverCity東京プラザの2階のテラスからステージを眺めましたがそこから見るとものすごい人の数。私の隣にはプラカードを持った面々が。注目度は確かに上がりつつありましたがこんなに人気が高まっていたとは!というわけで6人が円陣を組んで気合いを入れる声が聴こえるとオーディエンスからも歓声が。そしてゼッケンをつけたラフなスタイルで6人が登場、「そりゃ夏だ!」「おいでよ」、挨拶などのMCを挟んで「brand new day」「FRESH!!!」を披露。自由にステージ上をグルグル回りながら時には目の前のオーディエンスだけでなく2階にも手を振る6人。単純にアイドルとしても可愛い上にステージ上でもサービス精神抜群にオーディエンスをアゲさせる、”輝いている”という表現が実にしっくり来る内容でした。反対側のテラスを見渡すとT-Palette Records社長の実物大の写真の看板まで。そういえばこの社長もHOT STAGEを中心にそこかしこで顔を見せていましたね。
 というわけで結論を書くとHIP HOPという音楽の楽しさをもっともオーディエンスに分かりやすく伝えているのはこのグループじゃないのかな、と言ったところでしょうか。前日のライムベリーのステージでも同じようなこと思ったんですけどね。ただこれだけの人数を集めて足を止める人も相当いたこのステージ、やはり並大抵なことではありません。もしかするとアイドルというより、日本のHIP HOPシーンを再び盛り上げる一番手になるんじゃないかと。さて来年の今頃はどの立ち位置にいるんでしょうか。これだけ楽しく盛り上がるステージ、正直もうHOT STAGEに立たせても全く問題ないと思うのですがどうでしょうか。


Negicco(HOT STAGE)
 まずは挨拶がわりに「フェスティバルで会いましょう」を披露。前日のSMILE GARDENで”TIFのために作った曲です”と言っていましたが今後こういう場では定番になるのでしょうか。”TIF最高!”などと叫ぶ場面は今後何度も出てきそうですね。その次の「パーティーについて。」「アノソラへ」はやや知名度の低いナンバーでしたがこちらも十分なほどの盛り上がり。
 ”こんにちねぎねぎ!”という定形の挨拶で始まるMC。今回は至って普通、でも”推しの居ぬ間に”なんていうフレーズが出てくる辺り相変わらずネギネギしているなぁと思いつつ新曲の「サンシャイン日本海」へ。この曲に入る時には”イチ、ニー、サンシャイン!”という定形があるそうです。そんな盛り上げ方とは裏腹に田島貴男氏が提供したこのナンバーは実に味わい深く聴かせる作品。ライブのこの曲もまた格別だと思ったところで遂に来ました「圧倒的なスタイル」。観客とみんなでラインダンスをするということでお馴染みの曲ですがこれがまあ凄い規模。誰の推しとかそんなこと全く関係なしにみんな肩を組んで足を挙げるこの光景。壮観という単語が一番しっくりくるでしょうか。後ろの方が見えていたわけではないので分からないですが少なくとも有料エリアはほぼ全員その体制といった感じでした。
 会場がひとしきり湧いた後でラストを飾るのは「ときめきのヘッドライナー」。この2日間TIFでいろんな曲のステージを見てきましたがその中でもベストを飾る出来だったかもしれません。ステージに対する本気度がひしひしと伝わる表情と動きには感動さえも憶えました。”見事なヘッドライナー”という歌詞さえも超えてしまったような、Negiccoの良い部分を全て凝縮したとも言えるステージ。彼女たちを初めて見たのもまた昨年のTIFでしたがその時にはここまで凄いグループだと思ってもいませんでした。キャリア11年目になりますが成長曲線を描くのはむしろここからなのかもしれません。


アップアップガールズ(仮)(HOT STAGE)
 Negiccoのステージ終了後客席エリアへの列に入ったのでその次のDorothy Little Happyのステージは音だけ聴こえた状態。詳しくは書きませんがBiSの「nerve」を放り込んだのにはビックリしました。もしかすると彼女たちが今後歌い継ぐ形になるのかもしれません。
 さて前日SMILE GARDENで見たアプガですがこの日も列に並ぶ中うまいことステージが見える位置になったのでそのまま観覧。セトリは「(仮)は返すぜ☆be your soul」「イチバンガールズ!」「UPPER ROCK」「全力!Pump UP!!」「ジャンパー!」「アッパーカット!」「チョッパー☆チョッパー」。この暑い中全くブレずに激しい曲ばっかりやっていました。そしてステージを見る限り曲だけでなく振り付けも全て激しく、このメンバーはみんなとんでもない体力の持ち主だなと心底感じました。状況が状況なのとまだ曲を完全に知り尽くしている状態ではないので完全に入り込むことは出来ませんでしたがやっぱり凄いアイドルグループだなということはあらためて。
 もう(仮)は外してもいいんじゃないかと思いつつある今日この頃ですが逆にそれがアイデンティティと化している部分もあったりするのでやや難しいところ。水戸ご当地アイドル(仮)といったネーミング面でのフォロワーまで現れてますからね。彼女たちのパフォーマンスはアイドルファン以外にも十二分に通用するので、もっと知られてほしいです。


さくら学院(HOT STAGE) 公式HP
 今回生徒会長の菊地最愛ちゃんとプロデュース委員長の水野由結ちゃんが課外活動でLady GaGaの前座を務める(!)ということで欠席、映像でコメントを残していました。その代わりとして卒業生の堀内まり菜と飯田來麗がサプライズゲストとして登場。父兄(=ファン)の方々にとってはむしろこの方がこの日限りのユニットということで豪華だったのかもしれません。
 楽曲は前半がいかにも中学校の体育祭らしいノリの内容で、振り付けに組体操の動きが多々組み入れられていました。後半は比較的ノーマルなアイドルソングでラストはさくら学院が結成された時から存在する「夢に向かって」を12人バージョン、ステージの10人だけでなく映像の2人ともコラボしたまさに夢のようなステージ。一応個人的には初見ということになりますがハロプロ勢と同様、アミューズの下部組織とも言えるこのグループも個人の歌・振り付けレベルの高いこと高いこと。当然ながら振付はMIKIKO先生が担当しているわけですが。そりゃあこのステージを見たら今日のアミューズの隆盛っぷりも納得せざるを得ないですね。


PASSPO☆(HOT STAGE) 公式HP
 思いのほか客席エリアの入れ替わりが進まずこのステージも脇から見る形に。こちらも昨年のTIFで凄いと思わせたグループでしたが今年もその感想は変わらず。「ウハエ!」「Cosmic You」、MCの後「キャンディー・ルーム」「Pretty Lie」「WANTED!!」「STEP&GO」、そして新曲「向日葵」というセトリ。この辺りから暑さのせいか音響がおかしくなっていて、3曲目に「Love Diary」を紹介したのに「キャンディー・ルーム」が流れるというハプニングが発生。それでも特に違和感なくこなす辺りはプロフェッショナル。
 それにしてもこのグループはアルバムやカップリングのみ収録曲でもフェスでやって定番にするということが本当に多々ありますね。このセトリもシングル表題曲は新曲「向日葵」と「STEP&GO」だけで予習する側も大変です。ただ曲を知らなくても十二分に楽しめるステージにする辺り、やはり素晴らしいステージングをするアイドルだとあらためて感じさせます。


でんぱ組.inc(HOT STAGE) 公式HP
 今回一番見たかったアイドルの1つ。TIFは2年ぶりの出演になるそうですが昨年はサマソニなどで大評判の内容、いわばこっちには凱旋という形でもありました。ようやく客席エリアに入ったところであまり後ろは確認してないんですがかなりの人が集まっていて、入場規制にまでなったとかなんとか。
 まずは「でんでんぱっしょん」で早々に会場をハイな雰囲気にさせます。「なんてったってシャングリラ」「キラキラチューン」「ORANGE RIUM」、曲が進むにつれて少しずつ盛り上がりから聴かせるナンバーに移行する良い流れ。ラストは新曲「ちゅるりちゅるりら」で締め。初めてステージを見た感想としては振り付けや楽しさという意味では予想通り凄いけど案外思ったほど歌がうまくないのかな、ということとそもそも音響が良くないという印象でした。というわけでマイナビステージに移動してもう1回見ることに。


KNU(マイナビステージ) 公式HP
 前回のTIFでもチラッと見た巨乳の子ばかりで結成されたグループでしたがそれならもう少しそこを強調しても良かったような。見せ方という点では全員昨日のSKY STAGEの吉川友に負けてる気がしました。楽曲も至ってノーマル。悪くはないんですがもう少し色モノに徹した方が知名度は上がるような。


P.IDL(マイナビステージ) 公式HP
 一言で言うとE-girls系のグループ。最初からいたメンと途中から加わったメンの間に何か差はあるのでしょうか。それにしても狭いステージにあれだけ大人数がいるのはやはり圧巻でしたね。セトリはラストに「淋しい熱帯魚」カバーで構成されるメドレー方式。チアリーダー風の衣装や踊りが大変健康的な感じで良い味出していました。ですがとにかく横のピンチケリフト軍団がうるさい上に邪魔で仕方ありませんでした。本人たちもおそらく相当やりにくかったのではないでしょうか。係員も注意を入れたり睨みまくったりで雰囲気は良くなかったです。


でんぱ組.inc(マイナビステージ)
 というわけでHOT STAGEから移動してかなり前の方で見やすい位置から参戦、まずは「でんでんぱっしょん」。あらためて曲に合わせて手を動かすとこれまた相当複雑な動きを要する内容で退屈させません。底なしに楽しい曲だとあらためて感じました。MCではステージの目の前にある道路に彼女たちの新曲ジャケットが荷台に描かれたトラックがまさにちょうどそれに合わせたかのように走っていてメンバー大騒ぎ。そして目の前で停まってテンションが上がる中最上もがちゃんが冷静に”信号だからね”とツッコミを入れる光景がとても面白かったです。
 「ノットボッチ…夏」も場面場面でシーンが大きく移り変わる展開が非常に優れた名曲でした。花火のSEに合わせて4人が空を見上げて後ろで2人がキスをするというラストは素晴らしい発想だとあらためて感じました。ラストは新曲「ちゅるりちゅるりら」、これはJM2の新曲レビューで大絶賛した曲ですが本当に何度見ても凄い曲だとあらためて感じます。
 総じてHOT STAGEよりも楽しい内容で音響も上々でした。歌という面では誰か1人突き抜けてるという印象はなかったです。もがちゃんは思いのほか声量小さいとも感じましたが。でも楽曲・振付やリズム感、盛り上げっぷりは言うことなしですね。あとどちらかと言うとホールよりもライブハウスの方がより映えそうなタイプのアイドルにも見えました。今の人気を考えると来年以降のツアーはホールがメインになりそうな気もしますが出来ればライブハウスでも定期的に開催してほしいなぁとも思いました。


THE ポッシボー(SMILE GARDEN) 公式HP
 「全力バンザーイ! My Glory!」「なんじゃこりゃ?!」辺り、歌詞は確かになんじゃこりゃと言いたくなる内容もありましたがステージのパフォーマンスはまさに上々。盛り上がりも言うことなしで完璧な内容でした。その前のベイビーレイズも大盛り上がりでしたがオーディエンスが若干暴走気味、ですがこちらはステージにまとまりがあったせいかそこまで大変なことにはなってなかったように思います。
 そして個人的にビックリしたのはこれまたメンバーの歌唱力。5人ともメチャクチャ歌うまいですね。今回スマイレージ、アップアップガールズ(仮)、吉川友と結果的にハロプロ出自のアイドルは全て見た形になりましたがホントに例外なく歌唱力・パフォーマンスの質が高いです。やっぱり基礎がしっかりしてるところは強いということをあらためて感じずにはいられませんでした。こちらもまたあらためて楽曲などチェックしたいです。


PASSPO☆(SMILE GARDEN)
 今回大問題になったステージでしたが舞台における9人のフライトは相変わらずの高値安定っぷり。早速色とりどりの扇子を持って「夏空HANABI」、初期からの盛り上げ曲「マテリアルGirl」。そして「くちゃLOVE」「LA LA LOVE TRAIN〜恋の片道切符〜」、Bメロでもりしーが持ち上げられるパンクな新曲「向日葵」というセトリは最大級の盛り上がりにはうってつけと言えるほど。夜のSMILE GARDENというロケーションも盛り上がりに拍車をかけていたと言えるかもしれません。
 ただTHEポッシボーの前のベイビーレイズからそういう雰囲気はありましたがあまりにも盛り上がり過ぎて完全に暴走しているのも結構な人数。リフトならまだしもそこで上半身どころか下半身まで脱いだりステージにまでサイリウムを投げたりともう滅茶苦茶。冒頭にも書きましたが演奏を止めていいレベルだったと思います。このステージの前後で注意のアナウンスもありましたがまるで聴いちゃいません。さすがにメンバーもTwitterで苦言の書き込みをするほどの酷さでした。それでもステージを通すのは流石とも言えましたが…。


東京女子流(SMILE GARDEN)
 TIF5年連続出演の彼女たちは満を持してとも言えるSMILE GARDENの大トリ。前のステージが終わってカオスな状態極まりない空間と化していましたが1曲目「Count Three」のパフォーマンス。煽りもなく5人の歌唱と踊りだけで場の空気を完全に一変させていました。この雰囲気を変えるには余程のことがない限り至難の業だと思いましたが簡単にやってのけた印象、もうこの時点でSMILE GARDENの大トリにふさわしいステージだと確信できました。
 MCでの挨拶、めいてぃんこと庄司芽生の声が完全にボロボロのガラガラ声。なかなか5人が万全の状態で揃うというのも難しいものだと実感せざるを得ないと言いますか。みんなで手を動かして盛り上げれる曲ということでTRFのカバー「Overnight Sensation〜時代はあなたに委ねてる〜」「おんなじキモチ」、そしてポンポンを持って「頑張って いつだって 信じてる」。なんという多幸感、そしてチームワークをあらためて感じさせるステージング。しかしそんな中でもリフトで目立とうとする人間がチラホラ。そこで山邊未夢の一言。
 ”みなさんが楽しんでほしいのでそうゆうのは危ないからやめて下さい!”
 今回のTIFのベストMCはブッチギリでこれですね。反応を見る限りほとんどの人が文字通り、おんなじキモチだったんじゃないかと思います。そして最後を締めるのはタオル回しも入る「Attack Hyper Beat POP」。全体的には全てにおいて風格を感じさせる見事過ぎる内容。大トリを飾れるのはこのグループしかいないと言っても過言ではないくらいで言うことなしでした。そしてステージでは言えず終わってからTwitterで苦言を呈するか、それともステージで直接言えるのかどうか。この差は今後を占い上で結構大きい気がしたのは私だけではないように思いましたが、いかがでしょうか。



 以上2日間、全部で34組のアイドルのステージを見ることが出来ました。前回はほとんど初めてのアイドル現場だったのでよく分からなかった部分も多かったですが今回はその時と比べると幾分冷静に、でも刺激を感じた部分もまた大変に多く。前回見たアイドルの成長っぷりにしみじみしたり、あるいは初めて見たアイドルを見てかわいい!と思ったり凄い!と思ったり。こうやって自分もアイドルヲタになっていくのかなぁ、というのが今の偽らざる心境だったりするわけです。

 マナーがどうとか色々苦言も書いていきましたがこのイベントは本当に楽しいです。やみつきになります。来年も再来年もずっと続けてほしいです。偶然にも今回自分が見たステージがほぼ出演者にとってもほぼ初めてという場面によく遭遇しました。でもそこから感じるフレッシュさは本当にその時でしか味わえないものだとあらためて思いましたね。アイドルブームがいつまで続くかどうかは分からないですがそういう新鮮さが存在する限りこのイベントはいつまでも続くのではないでしょうか。そして女子流のみゆちゃんが言う通りみんなで楽しめる空間を作ること、これは来年のTIFに足を運ぶ人が全員共有してほしいですね。

posted by Kersee at 09:30| Comment(0) | 音楽フェスティバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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