2014年12月17日

2014.12.17 miwa 39 live ARENA Tour-"miwanissimo 2014" in 大阪城ホール

 2010年にメジャーデビューしたmiwaも今年で5年目。1年ごとに新しい試みに挑戦しつつ確実に成長を続けています。そんな彼女が2011年12月から毎年この時期恒例になっている”39 live tour”。1年目はZepp Tokyoのみイヴ公演、一昨年と昨年もZeppでの開催でしたが今年は今までのアルバムツアーでも経験したことがない初のアリーナツアー。名古屋のガイシホールとこの大阪城ホール、そしてクリスマス・イブの横浜アリーナを回る3会場5公演のうちの大阪1日目に足を運びましたので、そのレポをどうぞ。



 階段状のステージが作られていて、メインステージにはコーラスも含むバンドメンバーがスタンバイしています。その中で階段上に照らされるシルエット。ギターを持ったmiwaがカッコよく颯爽と登場します。「ありえない!!」「いくつになっても」とまずは過去のオリジナルアルバム1曲目ナンバーになっている勢いのあるステージから。会場早速これでもかというほどにタオルを回しています。

 2曲演奏が終わった後に最初のMC。今回は年末39ツアー初のアリーナ公演ということでその抱負を語ります。そしてライブではよくあるアンケートの時間。今回は意外にも7割くらいが初めてmiwaのライブを見るお客さんだったのことで本人も驚いていました。勿論人生初ライブはこの日という方もチラホラ。引き続き演奏されるのは「リトルガール」「FRiDAY-MA-MAGiC」「君に出会えたなら」の3曲。「リトルガール」とは懐かしい所を突いてくると思いました。「FRiDAY-MA-MAGiC」はサビの振り付けが独特で勿論オーディエンスも一緒に踊っていました。「君に出会えたなら」は曲調から想像される通りのタオル回し曲。というよりここまで5曲中4曲がタオル回しのある曲、彼女のライブにタオルはどうやら必須アイテムのようです。

 続いてのMCは「2014年を写真で振り返る」のコーナー。まずは今年6月に行われたacoguissimoツアーについて。今回は西日本を中心に200人規模の会場を主に回ったそうで、その時の写真がビジョンに流れました。唯一比較的大きい会場だったZepp Fukuokaはなんだかんだで大規模でした。やはりステージと観客の近さが印象に残ったようです。そして夏フェスの写真。JOIN ALIVEや音霊、MONSTER bASHなど色々回ったそうですが7割方何かを食べている写真だったのはご愛嬌。最後はもちろんパリ音楽祭の写真。その時の写真もありましたが前日のストリートライブの方が話題としては中心でした。

 そんな今年一番最初にリリースされた楽曲という曲紹介で「faith」。4月のREQUESTAGEでもこの曲のステージは見ましたが、やっぱり速弾きのステージは見応えも聴き応えも満点です。「君に出会えたなら」のカップリング「Let me go」と2曲続けたところで再びMC。クリスマスということでどんなシチュエーションで見に来たのかを聞きます。どうやら友達同士で来た人が大半だそうです。意外と家族連れやカップルで来た人は少ないようで、一人で来た人もあまりいない模様。そんな全ての人たちに贈るメリークリスマス、ということで特別にクリスマスメドレーが始まります。

 クリスマスソングを歌うのはコーラス隊とバックバンド。コーラスもさることながらそれぞれの楽器を弾くバンドメンバーもなにげに歌うまいのが大きなポイントでした。当のmiwaはその間何をしているかというと、サンタクロースに扮しソリ状の乗り物でアリーナ通路をグルグル周ります。袋の中にはアメが入っているようで、それを会場中にバラ撒きます。スタンド席には大砲を使って発射していました。最後に本人がステージ上で歌ったのは「ママがサンタにキスをした」。miwaサンタのこの日限りの贈り物といった趣の企画ステージでした。

 その後サンタの衣装のままで定番曲「あなたがいないと世界はこんなにつまらない」をバンド紹介とともに。メンバーそれぞれソロ演奏を見せていましたが大変なテクニックの持ち主でまたまたビックリ。そしてサンタコスを外してドラマ主題歌になったバラード「月食 〜winter moon〜」。月食を模したステージ演出が非常に凝っていて曲を盛り上げていました。次に歌われた弾き語りの「Delight」もこの日ならではのナンバー。弾き語りになると彼女の高いソプラノ声が余計に響き渡って映えます。これまた素晴らしいステージでした。

 雰囲気がガラリと変わりまくりでなかなかついていくのも大変ですが今度はDJプレイのステージが始まりました。インターバルかと思いきやDJプレイをしているのはなんとmiwa本人。これもまたテレビでは見られない、いやMCによるとそもそも今までやったことのない新しい試みだったとのこと。えらく基調なものを見れた気分で、会場も大盛り上がり。こういう演出の後に演奏されるのは勿論この曲「ヒカリへ」。プレイではこの曲の英語版リミックスも入っていました。

 ラストはこれまた速弾きを見せている「LOUD!〜憂鬱をぶっとばせ〜」、これもデビューして間もない楽曲「chAngE」。いよいよ後半戦ですというMCの割に早くもラスト曲になった
「again×again」。曲数は決して多くはないですが情報量は大変多く、大盛り上がりの内容でした。

 アンコールは1月31日に公開される映画『マエストロ!』の宣伝。ビジョンには共演者の西田敏行からのメッセージ。相変わらずの軽妙な喋りで、その才能にmiwaが少し嫉妬してしまうほど。ラストに宣伝ではないですよ、と言ってはいましたがガッツリ宣伝していました。今回のライブ会場でしか見られないプロモーション映像もあったりで私も思わず見に行きたくなりました。効果はおそらく絶大の模様、なお前売り券も販売されていました。髪型を変えただけで今回演じた橘あまね役になります。アピール。相変わらず反則級のかわいさ。そしてもう一つ1月に堀北真希が主演するドラマの主題歌に起用、新曲の発売が発表になりました。ちなみにmiwaのライブには必ず何か告知があるというのが定番だそうです。

 アンコールの楽曲は「春になったら」「ミラクル」、そして「希望の環 (WA)」。ラストに歌われた曲からは”当たり前のことというのは実は存在しない、明日が来るのが当たり前かというとそうではない”ということを学び、”1日を大切に生きていこう”という気持ちになったということ。ラストは会場全員の合唱、実に美しく素晴らしい締めになりました。


 テレビやラジオ、ロックフェス以上にワンマンライブはそのアーティストの個性が表れます。それは当然のことではあるのですがこのライブでは特に顕著でしたね。クリスマスのくだりやDJプレイなんかは個人的に考えてもしない演出でビックリしました。MCではアルバムツアーとは違う39ライブだからこそ出来ることがいっぱいあるので色々やってみたい、ということで今回のようなサプライズも用意したとのことだそうです。大阪公演はクリスマスの1週間前でしたが横浜アリーナの公演は12月24日、まさにクリスマス・イブ。おそらくその日に参加した人にとっては最高のクリスマスプレゼントになったことは言うまでもないでしょう。

 あらためて今回のライブで色々な曲を通して聴いて、年を経るごとに色々挑戦しているのだと再確認。初期はギターを弾いて歌うスタイルだったのがサビに振り付けを入れたり、打ち込みサウンドに挑戦したり。今回は演奏なかったですがピアノメインの曲もありますからね。2014年だとパリに行って「希望の環」を歌ったことが新しい試みでもありますし、その前の「君に出会えたなら」も今までとは違う曲調でした。5年という歩みの中で思いのほか色々な引き出しがあったということをあらためて確認できましたね。次に彼女のステージを見る機会がいつになるのかは分からないですが、近いうちにまた見に行きたいと感じさせる内容だったように思います。そして彼女のかわいさは唯一無二のものだということもあらためて。個人的には10年後に現在のaikoやYUKIみたいなポジションで歌い続けることにも期待したいです。
posted by Kersee at 19:00| Comment(0) | ワンマンライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: