2015年06月07日

2015.6.7 Eir Aoi LIVE TOUR 2015 -BEYOND THE LAPIS- in なんばHatch

 昨年4月になんばHatch、10月にNHK大阪ホールでワンマンライブを開催。個人的に今回藍井エイルのワンマンに行くのは3回目になります。前回のワンマンから8ヶ月の間に3枚シングル発表、そして念願のMUSIC STATION初出演に日本武道館の単独公演決定。今月24日に3rdアルバム『D' AZUR』リリースも発表されていますが先行シングルはどれも大変に素晴らしい出来。昨年から彼女のライブは凄まじいということを当ブログの記事でも力説していますが、今年に入っていよいよ注目度が一般的見解から見ても上昇しているように感じます。というわけで今回も足を運びましたが、もう昨年のライブの比ではないほど凄いことになっていました。早速ご覧ください。なおツアーは6月27日の豊洲PIT公演が最終になりますので、セトリなどネタバレ含む形になります。その点くれぐれもご了承ください。


D’AZUR(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付) - 藍井エイル
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D’AZUR(初回生産限定盤)(DVD付) - 藍井エイル
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D’AZUR - 藍井エイル
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 藍井エイルのなんばHatchの公演は昨年の全国ツアー以来1年2ヶ月ぶりですが、実を言うと自分がこの会場に足を運ぶのもそれ以来。不思議となかなか縁の薄い会場だなと思うわけですが…。相変わらず男性客の割合が非常に高い現場でしたが、以前と比べると確実に女性客も増えている印象でした。もっとも同じ関西・京セラドーム大阪では「嵐のワクワク学校」たるイベント(しかも2回公演)があったのでそっちに行ってる方も相当いたのかもしれませんが。帰りの電車で妙な格好をしている女性の姿も見かけましたが、なるほど納得。当ブログではまだジャニーズ系コンサートのレポはまだ書いていませんが、今後もなかなか書く機会はやってこなさそうです。なお同伴のリクエストは随時募集中。

 …話がそれました。というわけで本編に入ります。オープニングに演奏されたのは「Lament」。案外1stアルバム『BLAU』の楽曲は今まで聴き込んでいなくて、この曲も実はあまり聴き慣れてなかったのですがそんなこと全く関係なく。最初からクライマックス感満載で凄いことになっていました。次に演奏されたのは「空蝉アルティメット」。最新シングル「ラピスラズリ」カップリング曲ですが完成度は相当高いです。2ndアルバム『AUBE』収録の「KASUMI」まで3曲続けて一旦挨拶、ですがすぐさま次の曲の演奏「ツナガルオモイ」、そして爽やかさMAXの「サテライト」、サビの振り付け講座も事前についた「daydream」。シングル「GENESIS」カップリングで変拍子連発の「electric irony」に独特のBメロのノリが素晴らしい「閃光前夜」。この辺は順番も曲の情報も曖昧な部分ありますがライブを楽しむ上ではそんなこともはや関係なし。ここまでMCらしいMCはほとんどなく、全てアンコールかというほどの盛り上がりでした。冒頭の歌い出しに若干声の調子が悪いかもとは感じましたが2コーラス目以降は見事に立ち直り、そこからは完全に圧倒的な歌唱力。それでいて煽り系の盛り上げも完璧で、満員のオーディエンスを完璧に動かしていました。8曲終えた後はMC、大阪で串揚げ、ではなく串カツを食べたという話ですがあまり長い時間ではなく、これまた比較的すぐ次の曲に入ります。

 ミニアルバム『Prayer』にしか収録されていないレア曲「End Of The Earth」は短めの曲でしたがその次がシングル「GENESIS」収録のカップリング「fairy tale」、そして「GENSIS」を経て「リンドウの花」(これも「ラピスラズリ」カップリング)。中盤は盛り上げるというより聴かせる系の楽曲が続きましたが…。今年発表された楽曲はものすごく高いレベルでの挑戦であると新曲レビューの方でも書きましたが(「GENESIS」「ラピスラズリ」)、ライブという形にするとこれほどまでに凄くなるのかとあらためて驚愕。昨年初めて「クロイウタ」をライブで見た時も相当な衝撃を受けましたが、この3曲の流れはそれ以上でしょうか。スケールの壮大さとそれに見合った歌唱と演奏。これは彼女のライブにしか作れない世界感ではないかと思います。

 新しいアルバム『D’AZUR』が間もなく発売、これはフランス語で”青”という意味だそうです。また今回のライブの副題”BEYOND THE LAPIS”、これはオーディエンスとの距離をゼロにするという意味を込めてつけられたことを話します。観客との距離を縮めたいとは今回の公演の中で再三再四発言していました。というわけで新しいアルバムに収録されている曲から「シンシアの光」。更に「サンビカ」「INNOCENCE」。いよいよ後半戦に差しかかったと思わせる、テンション高めの定番曲が続きます。

 そして先行配信されたばかりの新しいアルバム曲「Bright Future」では全員で歌ってもらう場面。初めて聴く人もそれなりにいたかと思われましたが見事な一体感でした。さらに最新先行シングルとなる「ラピスラズリ」。この曲は彼女だけでなく2015年の音楽シーンの中においても大変重要な位置を占めるであろう素晴らしい名曲ですが、本人にとっても相当思い入れがあるようで。新しい領域に踏み込んだ楽曲ということを歌う前に話していました。新たな定番曲「IGNITE」、そしてラストはデビュー曲「MEMORIA」で本番を締めました。かなり体力を使ったはずなのですがステージにいる彼女の動きにすっかり釘付けになった自分、水分補給をする間もないほどでした。

 アンコールはまずバンドメンバー紹介をじっくりと。まずはドラム・楠瀬タクヤ。関西出身ということでエイルちゃんに串カツについてや関西弁を教授する場面あり。ギター・土屋浩一。カレー好きだそうです。ベース・黒須"ローリン"克彦。ギター・新井"ペコ"弘毅。そしてキーボード/バンドマスター・重永亮介という面々。演奏もさることながら、エイルを筆頭に他の歌手への作曲提供でも多大なる功績を残している大変豪華なメンバーです。メンバー間とのチームワークも素晴らしく、この人たちが彼女の音楽を支えているのだなとあらためて思わせる場面でした。

 楽曲はまずタオル回し曲の「コバルト・スカイ」。そしてライブのたびに見える新しい景色の向こうを見たいという熱いMCのもと「空を歩く」。大阪では恒例らしい?マシンガンを打ち放って倒れるふりをする観客のウェーブの後に、ラストは全力で飛ばそうということで「シリウス」。全ての曲目が終わった後はメンバー勢揃いで挨拶&記念撮影、ラストはエイルが残って、マイク無しの肉声で感謝の気持ちをを述べていました。


 今回は過去2回見た時以上にパワーアップしたという感がひしひしと伝わる内容でした。アンコールのMCで全身全霊、歌に気持ちを込めていきたいと語っていましたがそれを完全に実証したパフォーマンス。歌っている時は当然として、間奏でこれだけ入り込む歌手もそうそういないような気がします。個人的にステージを見る時は歌い手だけでなくバックバンド、あるいは周りの観客の反応を確かめたりする場面も作るようにしています。ですが今回は彼女の動きに釘付けになってそればかり見ていた部分がいつも以上に多かったような気がしました。元々のポテンシャルの高さにこの真摯な姿勢があるわけで、そうなると素晴らしいライブになるのはむしろ当然と言えるでしょう。なんばHatch公演は昨年2階席が開放されていなかったですが、今年は2階席までぎっしり満員。僅かながら女性客の割合も増え、前方の客も昨年までと比べて随分と節度のある楽しみ方でした。これもまた彼女の人気が広がり、ファンの大衆化が進みつつある証拠なのかもしれません。

 歌唱力は言うまでもなく素晴らしく、その伸びのある歌声はおそらく今の彼女くらいの世代だと本当にトップクラス。声量だけでなく表現力も長けているので文句のつけどころがありません。ただかなりの声量とキーの高さが必要になる楽曲が連発しているせいでしょうか、ちょっと今回は後半声が枯れ気味になった印象もありました。ステージで歌う分にはそこまで影響なかったですがMCでそれがはっきりと表れていた感があります。元々ソニーは売れる時に歌手を酷使する傾向があるレーベルなので、その点少し心配な部分もあります。武道館公演が決まり、今後も間違いなく会場の規模は大きくなるとともにメディア等で見る機会も相当増えることになるはずです。歌い手として藍井エイルほどの実力と歌にかける思いの強さが共存している持ち主は滅多にいません。今年はいよいよ彼女が夜空に輝く青い星のように輝き始める年、節目の武道館公演にも足を運ぶことにしました。ステージが大きくなるとともに見えてくる新しい世界を、今後も出来る限り一緒に見て行きたいとあらためて思います。

藍井エイル Special Live 2014 ~IGNITE CONNECTION~ at TOKYO DOME CITY HALL [Blu-ray] - 藍井エイル
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AUBE - 藍井エイル
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BLAU - 藍井エイル
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posted by Kersee at 17:00| Comment(0) | ワンマンライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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