2015年07月20日

2015.7.20 ベイビーレイズJAPAN SUMMER LIVE 2015−IDOROCK YOU!YES!J! in Zepp Namba

 今年の春にライブハウスメインの全国ツアーを敢行したベイビーレイズJAPAN、5月の神戸VARIT.公演に足を運びましたがそこで知った7月20日Zepp Namba公演の案内。そこには”電話だとチケット手数料なし””生バンド演奏”の文字。神戸でのライブの内容が素晴らしかったこともあって、迷わず電話してチケットを購入。昨年の日本武道館公演を機にベイビーレイズからベイビーレイズJAPANに改名、いよいよ充実を予感させる彼女たちのライブレポを早速ご覧ください。

ベイビーレイズ伝説の雷舞!-虎虎一番- ~とりあえず生!生!生!生!生!で見てくれ武道館~ 2014.12.18 日本武道館 [DVD] -
ベイビーレイズ伝説の雷舞!-虎虎一番- ~とりあえず生!生!生!生!生!で見てくれ武道館~ 2014.12.18 日本武道館 [DVD] -

 Zepp Nambaは9日前にaikoのLove Like Rockで足を運んだばかり。当然ながらその時は満員でしたが今回は当日券も用意してあるという案内もあり。実際のところ1000以上入るキャパに対して入りは600〜800くらいだったでしょうか。2階席は開放されていない状況で後方もそこそこ余裕あり。ライブを見る分には過ごしやすい環境でしたが、この辺はまだ一般知名度がもう少しと言った部分の方が大きいのでしょうか。オープニングのSEは今回のライブタイトルにかけて?ハリウッド映画の音楽が中心。係員の放送の後に、体操のお姉さん(誰かは後述)が続けて諸注意。ちなみにこれはおそらくベビレのライブ恒例?のようで、神戸ではなおすけこと高見奈央が持ち前の三枚目的キャラクターを活かして面白く喋っていました。

 ステージは階段が設けられた二層式。花道を介して中央にかなり広いステージが作られています。B1という実質400番台の整理番号で今回は入場しましたが、それでも中央ステージほぼ目の前という位置。おそらくこのライブに参戦した人で目の前の大きいメンバーを見ることが出来たという人は相当多かったのではないかと思われます。ステージには下にバンドがスタンバイ、上にメンバー5人が映し出されるという形でスタート。決して凝ったセットではなく、ビジョンなども設けられていませんでしたがその分演奏とメンバーの動きがよりクローズアップされた形のようにも見えました。JAPANという歌詞が入った、間違いなく今年になってから作られたと思われる新しい曲からライブはスタート。のっけからヘドバンの振り付けアリで結構な激しさ。お馴染み「ベイビーレイズ」「ぶっちゃけRock'n はっちゃけRoll」などまずは4曲披露。早速会場は大盛り上がりでした。

 8月にシングル発売が決定したということで今回は新衣装初披露とのこと。チェックを基調にしたセンスの良い衣装で、ボディペイントなどの装飾も施したとのことでした。そんな新シングルのカップリングに収録される楽曲は初のリコピンこと大矢梨華子センター曲「ひとめぼれ初恋もよう」。彼女の声と姿によく合っていたかわいい内容でした。間髪入れず「恋はパニック」「Baby Kiss」。「Baby Kiss」は春ツアー初披露だった新しい曲ですが、恥ずかしそうに台詞を言うでんちゃんがかわいすぎて死にそうになる楽曲です。でんちゃんこと傳谷英里香はスタイルも良さそうなものすごい美少女で、おそらく単体でも女優で主役を張れるんじゃないかという雰囲気があります。ここ3年くらいで色々なアイドルを見てきましたが、自分が見た限りでは一番の美人じゃないかなという気がしますね。個人的には台詞を言った後になおすけを頭で叩くシーンが大変面白かったです。振り付けなのか素だったのかはよく分かりませんが。ちなみにベビレの振り付けは歌以外でもバックで遊びに近いような面白い動きもあるので、そちらをじっくり眺めるのも個人的にお薦めしたいです。

 さらに続けて「ノンフィクションストーリー」では階段上のステージで魅せてくれます。アップテンポでロック調の強い楽曲はみんなで盛り上がろう!というテイストが勿論強いのですが、この曲から3曲続けてバラードに近い聴かせるテイスト。まなつこと林愛夏のボーカルを中心に、聴き応えのあるステージが展開されていました。歌声で聴かせることが出来るのもベイビーレイズJAPANの強みと言わんばかりの内容でしたね。

 さて6曲続けて演奏した後は4人でMCトークが展開されます。色々と話している最中に、冒頭アナウンスでも登場した体操のお姉さんが登場します。赤白帽を被ってぶりっ子っぽい声で喋るリコピン。メンバーちょっとウザそうな雰囲気。ちなみに会場では今回赤白帽が無料配布されていまして、既にグッズで買った方々は…という状況。グッズで売られていたものと比べて大きさはかなり余裕があるみたいなので、サイズが小さいということはもうない!とのことでした。アンケートをとって無理矢理会場全員に赤の帽子にしてもらう質問(次のZepp DiverCityに行く人!など)をしていましたが、でんちゃんの方がかわいいという人は白!という質問はそこそこの数が白にしていました。もっとも両親が来てると喋りだしてからはみんな赤に向けていましたが。というわけでメンバー4人色々と抵抗するものの、最終的には赤白帽を被った子どもたちを投入して無理矢理?全員に赤白帽を被らせる体操の先生。ちなみにバンドメンバーも赤白帽をかぶっての演奏になりました。曲はニューロティカ提供の「世界はチャチャチャ!」。これもしかしたらTOKYO IDOL FESTIVALでもやるんでしょうか。結構時間のとる前フリなんですが。会場全員サビではみんなで体操の振り付け。子どもたちも一緒に踊っていました。この演出は次の曲でも継続、「暦の上ではディセンバー」。相変わらずなおすけのラップパートはカッコ良い見せ場になっています。神戸では修学旅行に行った時何も思い出がなかったというエピソードをアレンジして放り込んでましたが、今回は至って普通の内容でした。

 シャボン玉が舞いタオルが回る「夏色パーティー」、曲中風船を膨らませて飛ばしてもらう演出が入る「充電満タン〜サタデーナイト」。この風船も入場時に配布されていました。間奏時の短い時間で膨らませることを呼びかける演出。ちなみにメンバーでこれができたのはかなり少なめ。ですがこの日のライブでは結構な数の風船が上がっていました。「チャリンコアイドル」は安定のパフォーマンスでしたがどさくさに紛れて?バックで小学生が自転車で漕ぐという演出も。

 ここでクールダウンということで怪談をテーマにしたMC。所々でバックがそれっぽい音を立てます(特にギター)。リコピンは金縛りにあった話、なおすけはコウモリが家に居ついたという話でそこそこ怖め。まなつちゃんは自分が骨折した話という怖くもなんともない話で、メンバーからはそんなことを話すまなつがぞっとするというコメント。でんちゃんはピーマンの中に蝶々が入ったという話ですが、明らかにそれを聴いた時のまなつの叫び声の方が怖かったです。そして渡邊璃生ことりおトンはなかなか怖い怪談話をしていましたが、それは真っ赤な嘘というオチがつきました。休憩も兼ねてか、比較的長い時間を取っていました。

 新曲「Pretty Little Baby」は60年代にヒットした名曲をオマージュしたような内容。夏らしく仕上げた新鮮なテイストという印象でした。一曲挟んで「虎虎タイガー!!」「ミチシルベ」「ベイビーレボリューション」「夜明けBrand New Days」。ラストはアゲアゲの激しい楽曲の連発。歌といい踊りといい気合いの入りっぷりが凄まじかったです。感覚としては4年前西宮ガーデンズでももいろクローバーZを初めて見た時に近いでしょうか。違いがあるとすればこちらは真剣度・本気度が非常に高い直球ナンバーばかりというくらい。今回のワンマンライブでは体操の曲もあったりバラード調もあったりで色々な曲を歌っていましたが、ラストに並んだ楽曲はデビュー以来続くベイビーレイズの王道と言って良いラインナップ。だからこそ彼女たちの凄さが、このパートではより目立ったような気がしてなりませんでした。

 アンコールはまず「栄光サンライズ」。そしてバンドメンバー紹介。秋のツアーが開催されると発表された後に、今年から標榜している"IDOLOCK"について5人が熱く真剣に語ります。アイドルとロックの境目を無くしたい、自らもっとグループの知名度を高めていきたい、自分たちはライブが武器なのでそれを大切にしたい、などなど。そこには”乗っ取り!乗り込み!アイドル”と言われていた面影はもうなかったですね。アイドロックというジャンルを極めようとする、本気の5人が集まった最強ユニットという言葉が今は一番相応しいのではないかという気がしました。このジャンルに近いと言えそうなグループは他にもPASSPO☆やアップアップガールズ(仮)などいくつか存在しています。でもどちらかと言うと彼女たちよりも解散する直前のメロン記念日を思い出したのは多分私だけではないような気がします。今思うとアイドルとロックの融合の先駆者は彼女たちだったのではないかとしみじみ。

 アンコール残りの2曲はまず「JUMP」。先ほどの語りの直後で、ベイビーレイズJAPANはもっと上に跳んでいきたいという気持ちが表れたステージにも見えました。そしてラストは「TIGER SOUL」。もうこの曲に関しては言うことなしの名曲と言えるでしょうね。今後のライブでも欠かせない1曲になりそうです。


 初Zeppワンマンとなった今回のステージは現時点の通過点であるとともに、今後の目標の一つである日本武道館、あるいはそれ以外のアリーナ級のステージを想定したような内容だったように感じました。ステージの作り方が完全にライブハウスというよりアリーナエリアのイメージでしたね。ただステージ自体はアリーナよりもライブハウスが似合う内容と言えるでしょうか。これはキャパシティとかの問題ではなく、彼女たちのエモい雰囲気がそういう風に思えるという状況ですね。生バンドの演奏はやはり音源を流す形式よりもはるかに迫力があって、「暦の上ではディセンバー」「ノンフィクションストーリー」辺りはまさにそれに尽きる部分もありました。ただやはり素晴らしかったのはメンバー5人のパフォーマンス。生演奏はややもするとアイドルが霞むケースもあるのですが、今回はバンドがアイドルに食われている感じもありました。これはバンドの問題ではなく、それだけこの5人が素晴らしくて自然に目がいくステージを作っていたからに他なりません。メンバーも自分たちはライブが武器ということを話していましたが、それは間違いなく事実だと思います。

 唯一残念だったのは今回のZeppの会場が満員で埋まらなかったこと。ただ今のベイビーレイズJAPANのパフォーマンスなら、一度見ると必ずもう一度見たくなるような素晴らしいステージを作ってくれることは間違いありません。最年長の林愛夏は先週20歳を迎えたばかりでグループとしてもまだまだこれから。武道館公演できなければ解散という公約のもと、私も昨年実現にむけての署名に名前を残しましたがその判断は全く間違いではありませんでした。これだけ凄いステージを続けてくれる彼女たち、武道館満員も紅白出場も正直夢ではないと私は思います。アイドル好きな人は勿論、ロックが好きな人にも本当に一度彼女たちのライブに足を運んで欲しいです。秋には楽曲提供したバンドと対バン形式でツアーも行うそうなので、この機会に是非ステージを見るのも悪い選択ではないと思います。それ以外でも機会はかなり多いと思います。とにかく一度彼女たちのステージを見てほしい。今はこの一言に尽きますね。

【早期購入特典あり】Pretty Little Baby(初回限定盤A/初回限定盤B/通常盤)(3形態同時購入特典:ベイビーレイズJAPANタオルリストバンド付) - ベイビーレイズJAPAN
【早期購入特典あり】Pretty Little Baby(初回限定盤A/初回限定盤B/通常盤)(3形態同時購入特典:ベイビーレイズJAPANタオルリストバンド付) - ベイビーレイズJAPAN

posted by Kersee at 17:00| Comment(0) | ワンマンライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: