2015年08月01日

2015.8.1 TOKYO IDOL FESTIVAL 2015 1日目 in お台場・青海周辺エリア各所

 TOKYO IDOL FESTIVALは今回で6回目を迎えました。気がつけば私も3年連続で2日間見る形になります。今回の出演アイドルは総勢154組、前回の138組をさらに上回りました。人数で言うと1100人を超えるそうです。見に行った人は2日間合わせて延べ50000人超、おそらく無料エリアのみ回った人も相当数いると思われるので数字上ではさらにこれを上回るでしょうか。同日開催のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015も過去最大の動員数を記録したということで、この2日間の関東圏は本当にフェスで大盛り上がりです。

 では見ていった各アイドルのアクトをレビューしますが、先に各ステージについても軽く書いていきます。今回作られたステージは以下の通りでした。

・HOT STAGE
 メインステージは今回もお台場新大陸オマツリランドに作られた特設ステージ・SUMMER GATEスタジアムを2日間占有。優先エリアは長椅子がある前方の客席エリアとその後方の立見エリア、更にその後ろに観覧自由のフリーエリアが設けられた形も前年と同様でした。今回は船の科学館駅がある裏側からも入場できる形で、むしろ朝一番のステージはそこが入場口になっていました。オープニングアクトのでんぱ組.inc、HKT48のステージには早くから長い列が作られていました。立見エリアの前方までは屋根の日陰の範囲内でしたがそれ以外は野外の灼熱の中、したがって昼間に続けて観覧するにはかなりの体力と水分補給が不可欠。屋根の下でも野外は野外なので、連続して見るにはかなり体力が使うエリアになります。ただ今回は2番目に大きな規模のステージが以下のように設けられていたので、総合的に考えると幾分緩和された形にもなっています。

・HEAT GARAGE
 今回から設けられたZepp Diver City内のステージ。TIFでこの会場が使われるのは3年ぶり、その時はHOT STAGEでした。昨年は別アーティストのライブが同日に開催されていましたが今年は無事空いた形。当然ながら冷房完備、見やすさも上々で非常に過ごしやすい環境でした。

・DOLL FACTORY
 湾岸スタジオM2内のステージ。冷房が効いて涼みに行くために重宝できる場所にもなっています。携帯の電波の状況が非常に悪いことと、キャパシティが大きくないので入場制限になりやすいのが難点。

・ENJOY STADIUM
 湾岸スタジオM1内のステージ。位置はDOLL FACTORYの向かい側。基本的に特性はDOLL FACTORYと大きくは変わらないですが広さはこちらの方が若干小さめ。

・SKY STAGE
 湾岸スタジオ屋上に設けられたステージ。TIF名物とも言えるほどに見晴らしの良い会場で、特に夕焼け時のこのステージは非常に絵になります。ただ移動手段はエレベーター1基のみになるので混雑すると大変なことになるのが大きな難点。今回は1日目で110分待ちという報告もありました。ロケーションは最高なんですが今回は残念ながら足を運ぶことができないという形になってしまいました。

・SMILE GARDEN
 湾岸スタジオ前、ウエストプロムナード広場にある野外ステージ。観覧無料のフリーエリアですが前方はリストバンド装着者だけが入れる優先エリアになりました。今回はバンド中心にここだけ出演するアイドルもあったりして一番幅広いラインナップ。夜はかなり独特の雰囲気になりましたがそれに関しては後述します。

・マイナビステージ
 フジテレビ本社屋前に設けられた野外フリーステージ。周辺にはお台場新大陸のアトラクションが多数。比較的見やすいステージですが日陰が全くないので昼間に見るには暑すぎるのと、他のステージから結構離れた位置にあるのが難点。というわけでこちらも今回は足を運びませんでした。

・FESTIVAL STAGE
 ダイバーシティ東京プラザフェスティバル広場に設けられたフリーステージ。展示されている実物大ガンダムがすごく目立ちます。前回まではその建物の2階からもステージを眺めることができましたが今回は開放されていませんでした。こちらも日陰のない野外なのでかなり暑いです。

 というわけで簡単にステージを説明したところでいよいよ見たステージのレビューに入っていきます。まずは1日目、以下のラインナップになります。

でんぱ組.inc(HOT STAGE)
SKE48(HEAT GARAGE)
アイドルネッサンス(HOT STAGE)
SUPER☆GiRLS(HEAT GARAGE)
ベイビーレイズJAPAN(FESTIVAL STAGE)
つばさFly(FESTIVAL STAGE)
X21(HOT STAGE)
Doll☆Elements(HOT STAGE)
Negicco(HOT STAGE)
Especia(HEAT GARAGE)
GALETTe(HEAT GARAGE)
アップアップガールズ(仮)(HEAT GARAGE)
はっちゃけ隊 from PASSPO☆(HEAT GARAGE)
ベイビーレイズJAPAN(HOT STAGE)
PASSPO☆(HOT STAGE)
放課後プリンセス(DOLL FACTORY)
アフィリア・サーガ(DOLL FACTORY)

でんぱ組.inc(HOT STAGE)
 今年は3月・4月に2回もワンマンに行ってるので(レポはこちら)今更見るまでもないのですがその後の新曲のパフォーマンスも気になったので、とりあえず最初に選びました。CDショップ大賞にもノミネートされていますし、ライブ会場・売上規模も2つの48系グループに次ぐ形。駆け出しの頃に第1回のTIFは出ているので思い入れも強いようですがやはりもう彼女たち、出番はHOTのトップと2日目HEAT GARAGEトリの2つのみ。昨年以上に満を持して出場するという大物と言って差し支えないかもしれません。
 そんなポジションにいるはずの彼女たちなんですが、リハーサルから6人登場。自己紹介を兼ねたマイクチェックに「バリ3共和国」を合わせること2度。その間にもファンの呼びかけに応えるなど最初からサービス精神は抜群。というわけで本番。スクリーンに映し出されるのは出演者のアップが相場なんですが彼女たちはこのTIFに合わせた映像をわざわざ作っていました(工夫を凝らした歌詞テロップつき)。もっとも彼女たちの顔を見たいという後ろの人にとってはどちらの方がいいのか判断に迷うところです。セットリストは「でんぱれーどJAPAN」「バリ3共和国」「Future Diver」「でんでんぱっしょん」、そして新曲「おつかれサマー」。どちらかと言うと古くから愛されている彼女たちの名曲がメインの内容でした。「でんでんぱっしょん」の小芝居とリボンと長い停止状態はTIFだけでなくロックフェス名物でもありますね。「おつかれサマー」はやはり出ましたタオル回し、こちらも夏の風物詩になりそうです。ワンマンを身を持って体験した身としてはこの5曲のラインナップ、あまりにも短すぎるというのが正直な印象でした。ギュギュッと魅力が凝縮された彼女のライブ、また行きたくなりました。


SKE48(HEAT GARAGE)
 TIFに出演するのは3年ぶりということですがその時に松井玲奈はいなかったそうで、8月で卒業を迎える彼女にとってはおそらく最初で最後のTIF。もっとも彼女は昨年プライベートでTIFにやって来てベイビーレイズの円陣に加わったりするほどのドルヲタなので、次回以降も観客あわよくばMCとして関わる可能性はものすごく高そうですが。
 開演直前にZeppに着きましたがギッシリ満員。あと少しで入場制限になりそうな勢いでした。まず最初に演奏されたのは「Escape」。シングル「鈴懸の木の道で…(以下略)」TYPE-Sのカップリングに収録されていた楽曲。クールな雰囲気の楽曲に続くは鉄板曲「1!2!3!4!ヨロシク!」、そしてお馴染み「SKE48」。思いっ切り盛り上げにかけるメンバーは全員汗だく、熱気もおおいに伝わってきます。
 1回目のMC。ツインテールの江籠裕奈、髪の毛の縛りが取れるほど激しく踊った北川綾巴、後ろでシンセサイザーを弾いていて全く緊張しなかったという東李苑、サックスも吹けるという古畑美和、英会話が得意な後藤楽々といった新しいメンバーを紹介。しばらくチェックしていない間にメンバーが入れ替わりまくっている印象があるSKE48ですが、しっかり個性豊かなメンバーを集めているようでした。
 松井珠理奈メインで進行している間に次の曲を歌うメンバーが衣装替え。カップリング曲の中でも人気が高い「花火は終わらない」、この曲の間に先ほどのメンバーが衣装替えして再登場して「ごめんね、SUMMER」。大人数の利点を活かしたステージで、曲を歌って退場後先ほど歌ったメンバーが再び登場してMC。今度は松井玲奈がメインになります。なぜか大矢真那が簡潔にメンバー紹介。総選挙第8位の宮澤佐江、おじさんハンターの惣田紗莉緒、顔が賑やかな須田亜香里…といった具合。最後は自らツッコミ担当でやってますとの紹介。そして全員集合して新曲「前のめり」、定番曲「パレオはエメラルド」「オキドキ」。そしてラストは「アイシテラブル!」。ラスト3曲はクライマックス感満載の盛り上げ曲で、会場が完全に一体になっていました。
 SKE48、あるいは48系の良さ全てが出ていた神ライブでした。そして彼女たちが専用の劇場発信でメディアに進出したということをあらためて思い出させる内容でもありました。ラストはTIF生放送のMC・濱口優とクロちゃんが登場して一緒にトーク。今回のTIFのハイライトの一つであったことは間違いなさそうです。


アイドルネッサンス(HOT STAGE)
 7月11日にAKIBAカルチャーズ劇場でTIF2015メインステージ争奪LIVEが行われました。La PomPon、PiiiiiiiN、Cupitron、ハコイリムスメ、吉田凛音と争って優勝したのがこのアイドルネッサンス。昨年7月にデビューしたばかりなんですが、その直後のTIF・SKY STAGEのライブを前情報なしで見ていまして。初々しさと清楚な衣装、そしてフリがしっかり揃っていて明らかに原曲超えしていたBase Ball Bearの「17才」が強く印象に残りました。この1年の間にT-Palette Recordsに所属することが決まったり、Twitterでもアイドルウォッチャーの方々から絶賛の声が出たりするなどして注目度は上がっていて、今回あらためて見ておきたかったアイドルの一つでした。進行を務めるのはお笑いトリオ・オテンキの小ボケ担当・のり。文化放送の『レコメン!』でもパーソナリティを務めているそうですが個人的には名前含めて初見でした。
 大きな旗を持って走りながら颯爽と登場。旗にはアイドルネッサンスのロゴが描かれたものと、無数の寄せ書きで埋められたものがありました。やけにお祭りっぽい雰囲気になりますが、歌われるのはなんと忍者、ではなく美空ひばりの「お祭りマンボ」。随分な曲をカバーしたものだと思いましたが次はもっとすごくて、「ミラクルをキミとおこしたいんです」。サンボマスターですよ。このグループは名曲ルネッサンスと称して、数々の名曲を彼女たちなりに魅力的に表現するのがコンセプトなんですがいやはや。見事なものです。サンボとは全く違う良さが出ていました。そしてしっかり会場を盛り上げているのも流石の一言。そしてあと2曲は上述した「17才」、そして7月28日に発売されたばかりの大江千里のカバー「夏の決心」。「17才」はベボベではなくむしろ彼女たちのカバーで知りましたが「夏の決心」もこの類。彼女たちの雰囲気にもよく合っていてこれまた素晴らしい内容になっていました。ラストのMCは司会ののりの他にアイドリング!!!の酒井瞳も登場。あと3ヶ月間は後輩ではなくライバルとして接していくという宣言をしておりました。
 というわけで1年の間で確かな成長を見せていた彼女たちですが、声量に関してだけは今後の課題になるのかなという印象もありました。前髪パッツンのセンター・石野理子の声はなかなかの魅力ですが他が全体的に足りない感じで、逆に言うとそこがパワーアップすればいよいよ無敵の存在になりそうな感じもしました。おそらく次のTIFでも彼女たちのステージを見ることになるかと思います。その時にまたどこまで成長しているのか、あらためて楽しみにしたいです。


SUPER☆GiRLS(HEAT GARAGE)
 なぜか昨年のTIFには出演していないので、今回2年ぶりの出演となったスパガ。個人的に彼女たちのステージを見るのも2年前のTIF・HOT STAGE以来で久々。ですが盛り上がるステージであることは2年前と同様でした。歌も皆さんうまくて踊りも揃っていて、流石の内容でした。
 このステージのセットリストは「MAX! 乙女心」「イッちゃって♪ヤッチャって♪」「キラピュアPOWER!」「ギラギラRevolution」。なお「イッちゃって〜」は8月19日の新曲。「イッちゃって!ヤッチャって!」とコール&レスポンスする部分は一瞬かのグループ魂を思い出してしまいましたが、アイドルとしてはよろしいのでしょうか。確かにインパクトは抜群で、イヤでも憶えてしまうくらいではあるのですが…。


ベイビーレイズJAPAN(FESTIVAL STAGE)
 今年は既に2度彼女たちのワンマンに足を運んでいるので、もはや慣れたものです。昼の13時、灼熱のFESTIVAL STAGEなのに最初に歌われたのは「暦の上ではディセンバー」、季節はずれも甚だしい選曲でした。もっともタイアップになっていたドラマはちょうど2年前の今頃に世に出て、ディセンバーに放送されてはいませんでしたが(紅白には出演しましたけどね)。そしてこれまた8月19日発売の新曲「Pretty Little Baby」、そのカップリング「ひとめぼれ初恋もよう」。いずれも先日のワンマンで披露されていた楽曲ですね。本編ラストは「世界でチャチャチャ!」。赤白帽を被ってみんなで体操するという流れでした。なおこの体操は今回ベビレ出演の全ステージで披露、そのたびに赤白帽も無料配布していたそうです。TIFでは今回3度も彼女たちのステージを見てるので、総評はまたその時にでも。なお衣装は新曲に合わせてか大変カラフルな内容で、とても鮮やかでした。


つばさFly(FESTIVAL STAGE)
 4月29日のカミコベでものすごくパンキッシュなライブを見せていたつばさFlyでしたが、初出演となるTIFでも思いっ切りロックなステージを見せていました。先ほど出演したベイビーレイズJAPANはIDOROCKを掲げて活動していますが、申し訳ないですがこちらの方が思いっ切りロックでした。「Unforgettable Days」「Nevermind」「Life is Beautiful」の3曲披露でラストはもはやアンセムといった趣。カミコベではリフトが何台も上がりモッシュ連発サークルも起こりドサクサ紛れに配布芸まで入るというとんでもない状態でしたが、こちらは今回色々と規制・罰則がある状況。リフト1基ほど上がっていましたがそれ以外は前方のオーディエンス、ギリギリのところで堪えた感もありました。流石に最後はサークルが起きましたがその程度。フェス初参加は実はこの前のカミコベだったようですが、もう十二分に記憶に残る良いステージを毎回見せてくれることは間違いなさそうです。今のところはまだインディーズですが、そろそろユニバーサルかバップ辺りと契約してメジャーデビュー、どうでしょうか。


X21(HOT STAGE)
 長く休憩を取ってから、2つ後のステージ目的でHOT STAGEに足を運んだ際に見ることが出来たという形。こちらも2年前のTIFで見て以来。当時は21人もいるのに1人ずつ長々と自己紹介するわ変な歌詞でカバー曲ばかり歌うわで頭を抱えそうになりましたが、さすがに2年も経つとセットリストは全てオリジナルでした。「少女X」「ハッピーアプリ」「席替えウィンク」「恋する夏!」、そして9月23日発売の新曲「YOU-kIのパレード」を披露。歌も踊りも悪くはないのですが、他のアイドルと比べて強くインパクトに残る部分がなかったのでうーん…という印象でした。見る限り彼女たちのグッズを身につけている人もいなかったですし、Twitterで検索しても反響はかなり少なめ。次の曲が1万枚売れるかオリコン10位に入らなければ無期限休止という話らしいのですが、果たして大丈夫なのでしょうか。一応過去1度最高9位にはなっているようですが昨年12月のシングルでは21位、4月発売のアルバムも最高21位。ちょっと心配です。


Doll☆Elements(HOT STAGE)
 個人的に初見・初聴ではありますがこちらはそれなりに人気・実績のあるアイドル。愛乙女★DOLL(こちらもまだ見たことないのですが)の姉妹グループとして、TIFには4年連続の出演になります。物語風のナレーションから始まる演出はおそらく彼女たちのライブではいつものことになるでしょうか。セットリストは「君のオモイ届けたい」「LOVE ME DO」「君のネガイ叶えたい!」「Judgment」といった具合。エレクトロポップを基調とした楽曲はコンセプトがはっきりしていてクオリティもなかなか。歌も大きな問題なく上々、あらためて彼女たちの楽曲もチェックしたいと思いました。


Negicco(HOT STAGE)
 思えばNegiccoのステージを初めて見たのは2年前のTIF。「アイドルばかり聴かないで」を初めて見た時にかなりの衝撃を憶えたものですが、その曲が今回のステージ1曲目。「サンシャイン日本海」とともに1コーラス半での披露になりました。8月11日発売の新曲「ねぇ バーディア」、衣装も今回の曲に合わせた新しい物で青を基調としたもの。センスと気品と鮮やかさに満ちていて、非常に似合っていました。楽曲は今年トップクラスの名曲で、おそらく新曲レビューの暁にはものすごく長い文章を書くことになるのではないかと思います。
 後半は「クリームソーダLove」「1000%の片想い」「自由に」と、1月発売のアルバム『Rice&Snow』収録曲から立て続けに。春の全国ツアーからの流れをそのままTIFに持ち込んでいる印象でした。「自由に」はアイドルソングから程遠いアーティスティックなものなので、Negiccoファン以外にとってどういう感想を抱いたのか少し気になります。本編ラストは「ネガティヴ・ガールズ!」。ここでもNao☆ちゃんの”いつやるの?””今でしょー!”というコール&レスポンスは健在。かなりの暑いステージでNao☆ちゃんは目の汗をタオルで拭くシーンが目立ちました。このステージのセットリストで面白かったのは半数以上の楽曲で台詞パートがあるということ。他のアイドルでもあまり例がないのではと思いました。こちらは翌日SMILE GARDENのステージも見ているので、その時にあらためて総評を書きたいと思います。


Especia(HEAT GARAGE)
 Negiccoの後にEspeciaを見るというのもまた趣深いものがありますね。Negipeciaとしてシングル「Girl's Life」をリリースした時のイベントで一度見ていますが、TIFで見るのは今回が初めて。
 一応セットリストは「No1 Sweeper」「パーラメント」「ミッドナイトConfusion」「海辺のサティ」「アバンチュールは銀色に」「We are Especia」といった具合だそうですが持ち時間全てメドレーで繋ぐ形。曲を知らない人にとっては全部一体に聴こえたのではないでしょうか。歌も踊りも明らかにアイドルという枠を超えていて、完全にガールズダンスユニットとして成立していました。こういうステージを作ることが出来るのは本当に強いです。多分5年後・10年後もこんな感じで、ファンにより長く愛されるユニットとして活動し続けるのではないかなとあらためて思いました。


GALETTe(HEAT GARAGE)
 初見かつ初聴。北九州を拠点とした3人組アイドルで、そのうち古森結衣は元HKT48のメンバーだそうです。「Brand-New Style」「G」「じゃじゃ馬と呼ばないで」のセットリスト。全体的に見てバランスの取れた実力派といった印象でした。あと3人とも胸がやや大きく見えたのは気のせいでしょうか。


アップアップガールズ(仮)(HEAT GARAGE)
 TIFといえばこのグループと言っても良いくらいに彼女たちも常連ですね。個人的にも3年連続で見る形になっています。今回なんと7ステージに出演するということで、彼女たちのライブスタイルも合わせて考えると酷使という言葉が瞬時に思い浮かびました。というわけでこのステージのセットリストは「美女の野獣」「UPPERROCK」「アッパーカット!」。クラブテイストに2曲決めて「アッパーカット!」で大団円、という感じでした。富士山に登ってライブをするようなアスリートですから、安定感が他と比べて段違い。こちらも翌日SMILE GARDENのライブを見ているのでその時にまたあらためて。


はっちゃけ隊 from PASSPO☆(HEAT GARAGE)
 PASSPO☆の4人、森詩織・岩村捺未・安斉奈緒美・藤本有紀美で結成された派生グループ。それぞれゲンサン・カリスマ・ザイアン・DJ FUJIKIという別名があるようです。法被姿とハートのサングラスが異彩を放つ4人、「気分はサイコー!サイコー!サイコー!」で登場。これはアルバム『JEJEJEJET!!』に収録されているユニット曲で、昨年ワンマンフライトへ足を運んだ時にもその4人で披露していました。
 今年の最初にはっちゃけ隊としてステージに立つことを目標にしていたようですが、それが叶って嬉しいというMCの後に「少女飛行」。これは普通にPASSPO☆の曲4人バージョンでしたがもう1曲今年のアルバムに収録されている「ハイテンションエモーション」はユニット曲ですね。計3曲で終了。とても明るく楽しいステージを展開していました。また見たいです。


ベイビーレイズJAPAN(HOT STAGE)
 アイドルとロックを融合した熱いライブを展開する2組が1日目HOT STAGEのラストを彩る形。この2組が続く流れは今回のTIFで大変に重要な位置づけ、個人的にも最優先のスケジュールでした。ベビレは今年2度見て熱が上がり、逆にPASSPO☆は昨年1度行きましたが少し熱が落ち着いてきた部分もあるのであらためてどう見えるかということも考えての参戦になります。
 まず最初に披露されたのは今年からの自己紹介を兼ねた楽曲「SHOWTIME」。歌詞にJAPANが入ります。ヘドバンのフリまで入って本格的にロックです。ただ音響の調子は若干悪め、次の新曲「Pretty Little Baby」を流すところで音が鳴らないハプニング。一瞬の静寂から切り出す傳谷英里香の対応力が光っていました。しばしMCタイム、こういうことがあっても5人は全く動揺していません。大変に頼もしかったです。調子が整ってステージ再開してその新曲を歌います。今年に入ってから林愛夏の成長が特に著しいのですが、それを象徴するようなステージでした。今の女性アイドルの中でも間違いなくトップクラスの歌唱力でしょう。
 会場前方には無償で赤白帽が配られています。というわけでリコピン先生の振り付け指導のもと「世界はチャチャチャ!」。おそらくTIFでもやるだろうなとは思いましたが、やはりその通りの結果に。ただワンマンほどガッツリ時間はとっていなかったです。「暦の上ではディセンバー」を経てあとはベビレの持ち味が出まくっているロックナンバー、「Pondaring」「ベイビーレボリューション」「夜明けBrand New Days」。2年前からTIFで彼女たちのステージは見ていますが、やはり明らかにパワーアップしています。圧巻のステージでした。


PASSPO☆(HOT STAGE)
 1日目HOT STAGEトリを務めるのは彼女たち。2010年から開催されているTOKYO IDOL FESTIVAL、6年連続出場しているのはこれ以外だとアイドリング!!!、バニラビーンズ、風男塾など10組にも満たない数になっています。アルバム『Beef or Chicken?』をひっさげての今回のステージ、衣装もそのアルバムジャケットと同様のものでした。
 まずは「少女飛行」。メジャーデビュー曲もはや4年前になりました。そのメジャーデビューよりも前に発表されている「Pretty Lie」、あらためて聴くと本当に楽曲のクオリティが高いです。最新アルバムから「HONEY DISH」、前アルバムになりますが「くちゃLOVE」も演奏頻度は高くなりました。圧巻のメドレーは「いたずらRock'n'Roll」「WANTED!!」「マテリアルGirl」。最新アルバムの「いたずら〜」はともかく、あとの2曲はPASSPO☆としてだけでなくTIFとしてもお馴染みのアンセム。いつも目立っている森詩織は今回そうでも、という感もありましたが同じく目立つ根岸愛はさすがの安定感。この1年で9人から7人にメンバーが減り、確かに見た目だけでいうと寂しい部分もありましたがその分結束力はむしろ上がっているような。そんなことを思わせるには十二分の内容でした。
 リーダー根岸愛がTOKYO IDOL FESTIVALへの熱い想いを語ります。今回のアルバムを聴いた時にPASSPO☆の底力を少なからず感じましたが、それはこのMCで確信に変わりました。長いこと出演しているからこその責任感と説得力はパッセンだけでなく、この会場にいた人全員が感じたことではないかと思います。ラストは「Let It Go!!」。第1回のTIFでも歌ったインディーズでのデビュー曲、すなわちぱすぽ☆として最初に発表されたナンバー。グッとくるものがありました。この1年、更に言うと昨年のSMILE GARDENでのステージ以来色々と考えることがありましたが全て氷解したような気がしました。少なくともこの時は…。


放課後プリンセス(DOLL FACTORY)
 ENJOY STADIUMではつばさFly→PassCode→Party Rockets→せのしすたぁ→BiSHという何かが起きないワケがないというタイムスケジュールが組まれていました。HOT STAGEのラストからそこに移動したところ長蛇の列。目的は最後の2組でしたが結局入れそうになかったので急遽隣のDOLL FACTORYに移動。こちらも列はありましたが案外すぐに入ることができました。せのしすたぁとBiSHは必ず見ておきたいアイドルとしてチェックしていましたが前者はことごとく他に見たいステージとタイムスケジュールが被り、後者はあろうことか2日目急遽出演中止。ちなみにBiSHはこのステージ、アコースティックで演奏した後結局最後にリフトモッシュ連発という状況だったようです。
 さて隣と違って至極平和だったのがこちらのDOLL FACTORY。放課後プリンセスはかわいい女の子たちが集まった大人数グループという趣でした。王道ですが歌と踊りはなかなか、曲は至ってノーマルという印象でしょうか。もう少し良い曲があれば更にステップアップするんじゃないかなというのが個人的な感想です。


アフィリア・サーガ(DOLL FACTORY)
 アフィリア・サーガも長いこと活動しているグループで、TIFでは数少ない6年連続出場組。というわけでこちらも一応注目のステージでしたが、歌が始まった瞬間に分かるリップシンク。声援は盛り上がっていましたが、今の時代これでは迫力が足りなすぎるというのが正直な印象でした。ステージ上のパフォーマンスや楽曲自体には何ら問題なかったのですが、これではちょっとトップを走ることは出来ないと思います。セットリストは「ヴィーナスと蒼き七つの海」「転校ガール」「ネプテューヌ☆サガして」「S・M・L☆」でした。



 2日目はまた別記事で書いていきます。

posted by Kersee at 10:30| Comment(0) | 音楽フェスティバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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