2015年09月23日

2015.9.22 Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP「Perfume FES!! 2015〜三人祭〜」in 日本武道館

 Perfumeと親しい他アーティストの共演、「Perfume FES」は今年で3年目を迎えます。1回目は東名阪で奥田民生・斉藤和義・マキシマム ザ ホルモンと。2回目は全国各地および韓国で秦基博・RHYMESTER・9nine・9mm Parabellum Bullet・東京スカパラダイスオーケストラ ・RIP SLYME・高橋優そしてマキシマム ザ ホルモンとジャンルを超えた共演を見せていました。今回は結成15周年とメジャーデビュー10周年の記念も兼ねて、日本武道館でPerfumeと関わり深い3人組を集めて”三人祭”と称してのライブを開催するという形になりました。
 また今回はPerfume FESであるとともに”Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP”の2日目にもなります。1日目は21日に行われたPTA検定試験上位得点獲得者だけが招待されるP.T.A.サミットがTSUTAYA O-WESTで開催、3日目はダンスコンテスト、4日目はドキュメンタリー映画の先行プレミア上映会。あとは武道館と広島グリーンアリーナのワンマンライブになっています。
 今回出演したアーティストは以下の通りです。なお進行はゲストのステージの後にトークコーナーが設けられる形、さながらMJの収録に若干近い雰囲気もあったでしょうか。MCは2010年からTOKYO FMでSCHOOL OF LOCK!の校長を務めているグランジのとーやま校長こと遠山大輔。Perfumeがこの番組の1コーナーを任せられたのは2008年なのでかなり長い付き合いですね。
Negicco
空想委員会
WEAVER
凛として時雨
フジファブリック

Perfume

 開演時間と同時に3人が登場。今回の開催にあたって色々喋った後、紹介を受けてとーやま校長も登場。オーディエンスの反応の大きさに校長もビックリでした。ちなみにグランジも3人組ですが、あと2人は上の方から必要ないと言われて同時間に幕張で2人出演していたそうです。校長もまたかなりのPerfumeファンのようで、2008年初めての武道館も見に行っていたそう。その時の登場シーンも再現していました。一組ずつ今回の出演者について、今回呼んだ経緯などを話した後に4人は舞台裏へ。いよいよステージが始まります。

Negicco
 ステージごとの紹介は各出演者のPVとともに、3人が出演オファーをかけたビデオレターが流れる形。本当に今回出演するアーティストの元にこの動画が届いたらしいです。是非オフィシャルという形でYoutube他動画サイトにアップして欲しいと思っているのですが。
 さて記念すべき最初の演奏は「圧倒的なスタイル」。ビジョンには歌詞テロップが入る演出。こんないきなりでラインダンスはどうするのかなと思いましたが、流石にやはり会場全員というわけにはいかない模様。ですがこの間にPerfumeの3人が登場して6人でラインダンス。冒頭から大変貴重かつ素晴らしい名場面を見せてくれる形になりました。
 その後は2曲立て続けに、「トリプル!WONDERLAND」「ねぇ バーディア」。PerfumeとNegiccoがこうやって共演するのは11年ぶり、その間Perfumeの背中を追っかけていたと述懐しているNegiccoメンバー。いつも以上に歌声と踊りに気持ちがこもっているように見えました。「ねぇ バーディア」の曲中の台詞、”ねぇ バーディア?憶えてる?あの9月の日の出来事”。この日のために作られたわけでは当然ないのですが、そう聴こえたのはきっと私だけではないはず。あっという間という印象もありましたが、PerfumeとNegiccoは自分もそうですが双方応援している方も非常に多いスタイル。アウェー感はほとんどなく会場大変盛り上がっていました。
 歌い終わりはあ〜ちゃん、とーやま校長と3人のトーク。3人と言いつつも喋っていたのは9割方ぽんちゃでした。なぜNegiccoなのか?という話から最初は1ヶ月限定だった、ネギ農家の前で歌ったこともあってお嫁に欲しいという話などなど。でもハイライトは前日Perfumeが記者会見で餅つきをしたという話からNao☆ちゃんが”砂糖じょうゆ”と言おうとして”しょうゆじょうゆ”となってしまって顔を手で覆ったシーンでしょうか。ちなみに調べてみると11年前にものっちが同じことを口走っていたようです。PerfumeとNegiccoの話は共通部分も多いおかげで尽きること全くないはずなので、今度は是非Perfume FESで個別に呼んでもらって2組じっくり見てみたいと思うわけですが、どうでしょうか。
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空想委員会
 空想委員会の委員長・三浦隆一は大のPerfumeファン。どれくらい好きかというと、まだブレイクする前の2007年シングル「Fan Service[bitter]」の時期からで結構な筋金入り。当然ライブにも何度となく足を運んでいて、このライブにもしっかりPerfumeタオルを持参していました。
 楽曲はまず「春恋、覚醒」。”嵐の櫻井くんだと思って”1階席、2階席、アリーナへコール&レスポンス。そして「空想ディスコ」を披露した後なんと「チョコレイト・ディスコ」をカバー。ディスコ!ディスコ!と盛り上げてラストは「劇的夏革命」で締めるという構成。ライブは初見、事前に聴いたことある曲もほとんどないのですが、ステージは楽曲以上に盛り上げ方が非常に上手いという印象でした。この日は武道館のステージ・Perfumeとの共演という2つの夢が叶った形ですが、もう1つの夢として空想委員会fesを開催するというものがあるそう。その時はPerfumeも呼んで、会場にいるお客さんのチケットはもうとってあると高らかに宣言していました。
 ステージ後のトークパートはかしゆかと校長が担当。MJのゲストで出演した際に10問連続すればメンバーと握手できるという企画で3問しか答えられなかったということがあったそうで、再チャンスの機会が与えられます。ですが残念ながら不正解。旧コールと新コールの論争があった曲は?という問題で割と簡単な内容でしたが、もしかするとあえて間違えたのかもしれません。こちらも初見の方への評判は上々のようで、何年後になるかは分かりませんがいずれ彼ら主催のフェスが開かれることを期待したくなります。
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WEAVER
 まずは「僕らの永遠」「Hard to say〜言い出せなくて〜」をやや短めのアレンジで、「Boys&Girls」を経てMC。今回のフェスのためにPerfumeの楽曲をカバーしたそうで、演奏されるのはなんと「シークレットシークレット」。メンバーはキーボード&ボーカルの杉本隆治を中心とした3人で、他の2人はベースとドラム。その2人もピアノの前に集まって3人で連弾。そこにPerfumeのメンバーも加わって、なんと6人で連弾。この日でないとまず見ることが出来ない、大変豪華かつクオリティ高い共演。あ〜ちゃんの曲紹介で「Shall we dance」、そして「くちづけDiamond」の演奏で終わります。
 個人的に見るのは2年前のBBQ in つま恋以来ですが、爽やかさと演奏の上手さは相変わらずという印象でした。あらためて見てもギターなしの編成でこれだけの演奏が出来るということは凄いことだと思ったわけですが。歌い終わった後ののっちや校長とのトークも大変爽やか。Perfumeの3人はアクターズに入る前にピアノを習っていたこともあってか、ブランクがありつつも完璧だったと絶賛していました。同事務所で同い年、ですがPerfumeの方が大先輩ということで6人で集まった時にWEAVERの3人は敬語とタメ口をうまく混ぜあわせて話した、というエピソードも披露。このセクションは仲の良さが非常によく伝わってきましたね。
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凛として時雨
 もうロック界隈では第一線に立ってから何年も経ってますが、個人的にはようやくの初見。セットリストは「Who What Who What」「DISCO FLIGHT」「SOSOS」「nakano kill you」「感覚UFO」「傍観」。雰囲気は一言で言うとストイック。その言葉にとにかく尽きました。間のMCはたった一箇所、"tkです””345です””ピエールです””3人合わせて凛として時雨です”。普段のライブだと絶対にやらないと思われる一面を垣間見た瞬間でした。曲は個人的に正直言うと事前にあまり頭に入っていなかったですが、演奏は特にドラムの音だけで完全に聴き惚れてしまいました。とーやま校長がステージ後に言った通り、言葉にすることが出来ないほどに圧倒される内容でした。
 tkと345はそういうキャラ設定である以上?この後のトーク等には一切出てきませんでしたが、ドラムのピエール中野はライブよりもPerfumeとの絡みが本番だと言わんばかりに食い気味で喋りまくり。それも当然で、彼はPerfumeが売れるずっと前の初期の初期から彼女たちの成長を見守って応援してきた大変大きな存在。Perfumeの3人やとーやま校長も完全に圧倒されるほどでした。ただあ〜ちゃんからはPerfumeの発音がおかしいとツッコミが入りましたが。
 ちなみにピエール中野氏については、Perfumeの3人はその曲から”キルユー”さんと呼んでいるとのこと。冷静に考えればおかしいですよねと校長もツッコミ入れていましたが、定着はお互い完全にしているよう。コール&レスポンスで全員で”キルユー!”コールもあったりして大変に面白かったです。
Best of Tornado - 凛として時雨
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フジファブリック
 3人組、というと語弊はありますがPerfumeのメンバーにとっては本当に大好きで大好きでたまらないグループだそうで、ツアーなどの遠征中でもずっと彼らの曲を聴いているのだそう。メンバー3人とサポートのドラム、そして自己紹介では6年前に亡くなった前ボーカル・志村正彦もメンバーとして紹介。おそらくこのチームワークはいつか解散を迎えるその日まで続くのだろうと、あらためて思います。
 ライブはその志村さんがいた時代の「虹」「Sugar!!」からスタート。イントロの演奏だけでもすぐに分かる定番っぷり、歓声も大きかったです。Perfumeの3人が再び登場して歌うのは『モテキ』の主題歌でもあった「夜明けのBEAT」サビをメンバーと一緒に、2番はソロもあったという演出ですが聴く限りどうも声が小さめ。後のMCによると、あ〜ちゃんが感激の余り歌詞が頭から抜け落ちて一行たりとも歌えなかったということです。”あとで叱られる”とものすごく残念そうに後悔の年を浮かべていました。
 残り3曲は「バタアシParty Night」「Green bird」「LIFE」と比較的最近の曲が中心。ここ2年くらいまた彼らの音楽をあまりチェックしなくなってしまいましたが、あらためてまた聴き直そうと思うには十分のパフォーマンスでした。そういえば最後に見たのは2012年のRADIO CRAZYなので結構久々なんですね。この直後にPerfumeのステージなので歌後のトークは校長と4人で。淀みなくきっちりと進行していました。
Live at 日本武道館 [Blu-ray] - フジファブリック
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Perfume
 前日は「コンピュータードライビング」「彼氏募集中」などものすごくレアな曲連発で、サミット参加者を興奮の渦に巻き込みましたが今回は比較的ノーマルなセットリスト。と言っても「Pick Me Up」はおそらくこの日がライブでのフルバージョン初披露ですし、この後の「レーザービーム」「GLITTER」をベストアルバム『Perfume Global Compilation "LOVE THE WORLD"』同様の繋ぎで続けたのには大興奮しましたし、「NIGHT FLIGHT」も久々に入れてきたので(個人的にこの曲のパフォーマンスを見るのは確か2009年RIJ以来)ものすごく嬉しかったです。今回はスタンドなので久々にダンスの振りをじっくり見ることにしましたが、あらためて見ると本当に壮観。指一本の細かい動きにも意味を感じる内容で、特に「NIGHT FLIGHT」は曲がなくても明らかにフライトアテンダントを指していると分かる動き。歌や演奏、あるいはダンスでも歌とともに迫力を感じるライブは他にも多くいますが彼女たちは歌も基本リップシンク。本当に楽曲の良さとダンスだけで数万人単位を熱狂させているわけで、これは一言で言うと”驚嘆”というフレーズしか出てきません。それとともに、彼女たちがこれだけ凄いパフォーマンスが出来るまでにも多くのストーリーと交流があるわけで、その全員の想いが今回の三人祭に集約されているとあらためて感じました。
 PTAのコーナーは三人祭ということで、なんと14年前にハロプロで本当に結成された「チュッ!夏パ〜ティ」を披露。Bメロからサビまでは歌声どころか振り付けも完璧。片想いという台本から踊りの最後はキスをするわけで、思わずメンバー3人キャッキャッと大興奮。その後に”今年26才でやっております〜”というオチをつけていました。”次も人の歌が続きまーす”というフリとともにあとはいつも通りサバイバルダンスからウルトラソウル。その後は矢継ぎ早に「FAKE IT」、ラストは「チョコレイト・ディスコ」。ダンスユニット・Perfumeの凄さをあらためて感じさせるステージでした。
Perfume『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』 [Blu-ray] -
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 ラストは全出演者が登場して「Puppy love」で大団円。昔は上下上上下上下下という教示がありましたが、もっと複雑なフリが登場している以上今回はそんなのもなく、出演者も全員完璧に動いておりました。いや一人だけ、ピエール中野はエアドラムを披露していましたが。Negiccoと一緒に手を繋いで歌ったり、フジファブリックのメンバーに囲まれて歌ったりするPerfumeの3人、そしてそれ以外の出演者も全員とびっきりの笑顔で、幸せそうな表情に満ち満ちていました。

 というわけで、本当に最高の一日を過ごすことが出来たと心から感じることができたライブでした。来年も開催されるのなら海外にならない限り是非また遠征して、足を運びたいと思います。本当は昨年までのツアーも行きたかったのですが、PTAの先行予約でも全く確保できる気配なかったですからね。来年以降今年と同じ武道館でやるのか、あるいはまた昨年までの形式に戻るのかどうかは分からないですがこの試みはあらためて毎年続けて欲しいなぁと、あらためて感じます。

posted by Kersee at 16:45| Comment(0) | 音楽フェスティバル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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