2018年05月01日

2018.5.1 天下一品 presents SILENT SIREN LIVE TOUR 2018〜”Girls will be Bears”TOUR〜 in 神戸Harbor Studio

 ここ最近はガールズバンドの現場を見る機会が一気に多くなりました。SHISHAMOは最近かなりのペースで足を運ぶ形になっていますし、SCANDALも年に一度は必ず見ています。フェスだとGacharic Spin、yonige、CHAI、赤い公園などなど。その中で一番長く見ているのはチャットモンチーになるわけですが…。

 今回はSILENT SIRENのワンマンライブに初参戦。フェスでは2015年TIF同じ年の音髭LIVE SDD 2016と短期間で3度見ていますが、PASSPO☆とコラボしたTIFは別としてあとの2回は良さを完全に出し切れていない印象もありました。作品についても同様でしたが、大文字表記に変わった昨年の「フジヤマディスコ」「ジャストミート」およびアルバム『GIRLS POWER』はこれまでより一段も二段もパワーアップしていることを音源から強く感じました。そうなるとライブも足を運んで確認したくなるものです。
 神戸でのワンマンは2016年ツアーの神戸VARIT.以来、その時もチケットは先行予約しましたがあえなく落選した記憶があります。ようやくと言いますか、満を持してと言いますか。行くことが出来たのでレポしていきます。なお今回はバンド史上最大規模となる全33公演、そのほぼ折り返し点となる16公演目にあたります。公演によって多少セトリも変えているようですが、一応ネタバレ注意ということでお願いします。


GIRLS POWER(初回限定盤)(DVD付) - SILENT SIREN
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Silent Siren Selection(初回生産限定盤)(DVD付) - Silent Siren
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 神戸のライブハウスは過去神戸VARIT.、Kobe SLOPEに足を運んでいますが神戸Harbor Studioは今回が初めて。オープンしたのは2016年4月でつい最近。収容人数600人は、神戸のライブハウスで最大級となっています。名前が示す通り、すぐ近くに海があってポートタワーも見えます。ロケーションは良いですが、高速道路と国道2号線沿いなので係員の声が聞こえにくいのが若干の難点。中はVARIT.と比べても広々としていますが、インテックス大阪の4号館や6号館と同様2本の太い柱が大きな難点になっています。また今回見た場所は舞台上手やや前方の端ですが、ドラムのひなんちゅやキーボードのゆかるんが全然見えない死角になってしまいました。チケットはソールドアウト。日本武道館や横浜アリーナでのライブ実績を考えると当然の結果で、場所取りにはかなり苦労しました。Zepp辺りだと遅めの整理番号でも案外前の方に行けたりするものですが、この会場はそういうゴマカシはほとんど効かないようです。なおタイトルにもある通り今回のツアーは全国でお馴染みの中華そばチェーン店・天下一品が全面協力。実は高校時代にドラム担当・ひなんちゅが3年間アルバイトしていたのだとか。

本日の現場は神戸Harbor Studioより、Silent Sirenのワンマンライブ。天下一品からの提供物がすごく目立ってる。


 今回の場内SEは兵庫県出身アーティストで固めたようです。ガガガSP→浜田ばみゅばみゅ→WEAVER→松浦亜弥と流れていましたが、私が入場する前もキュウソネコカミや女王蜂などを流してたのだとか。あややの「桃色片想い」が流れた直後にひなんちゅが入場してドラムソロ。そこからキーボード・ゆかるん、ベース・あいにゃん、ギター・すぅが入場してセッション。オープニングを飾るのはニューアルバムより「merry-go-round」、軽快なリズムで早くもフロアは大盛り上がり。16公演目というのもあるのか、オーディエンスのコールも大体揃ってます。「KNiFE」を経て名曲「八月の夜」、新曲としてリリースされた時のフェス以来に見ましたがいつの間にかBメロでヘドバンのノリが加わっていました。若い男性ファンの比率が高いということもあるのか、随分と激しいノリです。ロック系アイドルか、もしくはアニソン系女性ソロにも近いでしょうか。少なくともSで始まる他のガールズバンドよりは確実に激しかったです。

 挨拶程度のMCを経て続けざまに4曲。「パパヤパヤパ」「DanceMusiQ」、その間に演奏された2曲は会場によって変わるようで確証は持てないですが、マイナー調に聴かせる楽曲でした。2015年より前のアルバム曲・カップリングはほとんど頭に入っていないので、そういう意味では大変新鮮な気持ち。まっさらな状況で聴くと演奏の上手さ、特にギターとベースの音が耳に入ります。すぅのギターは、一つ一つの音もそうですが響き・余韻のつけ方の上手さが印象的です。ライブも一曲ごとに案外趣向が違うもので、「DanceMusiQ」はパリピ風なメガネという小道具までしっかり用意されています。調べてみるとやはり、過去のライブでも演奏される確率は相当高いようでした。

 7曲終わって、サイサイのMCではお馴染み「サイサイコーナー」。ツアー中毎回のライブであるゲームを行って、その中で一番不正解が多かった人が罰ゲームという内容。ちなみに参考までに、2017年の罰ゲームは”巨大ワニと対決”でした。今回各所で行っているゲームは”これを当てれば一流ガールズバンド?格付けチェック”たる内容。ここまでの経過はあいにゃんが×5個で一番少なく、ひなんちゅが×9個で半分以上外しているようです。
 神戸公演のお題はプリン。神戸フランツの「神戸魔法の壷プリン」とコンビニのプリン、どちらが神戸フランツのプリンかを当てる内容。ちなみにオーディエンスには正解が発表されていて、答えはBでした。本家の番組の如く各々のメンバーが好き勝手に分析します。色々ツッコミを入れたい場面が続出ですが、皆さん過剰な反応でごまかしていました。結果はAを”いつも好きでよく食べてるコンビニの味”と見抜いたすぅだけが正解。問題が少し難しかったでしょうか。ただ生地でなくカラメルの味で判断するのを聞いていると無理もない気はしないでもなく…。

 ライブに戻ります。「さくら咲く青い春」「Love Balloon」を含めた3曲演奏。サイサイコーナーは結構な時間を取っていましたが、3曲演奏した後に行われたMCも案外長め。ファンクラブにアップする動画の話をしていました。ちなみに、ライブでこの日サイサイを初めて見るという人は全体の1〜2割程度(これでも結構いるのだとか)、ファンクラブ会員は全体の7割くらいいましたが、その中で動画をチェックしている人は2割いるかいないかという低確率。毎回面白いと思ってスタッフにも確認とって(面白いから見てと言われたらそうとしか言わないような気もしますが…)力を入れているそうなので、サイファミ(=ファン)の方には是非見て欲しいとのことでした。なお、この日はゆかるんが外で踊っているのを撮影、思いっきり通行人やサイファミに見られている可能性があってあらためて考えると少し恥ずかしかったとのこと。

 後半に入り、「さよなら日比谷」「AKANE」を含む3曲は静かな曲がメインのセトリ。すぅの歌声は思いっきり声質で聴かせるタイプですが、3年前と比べると声量も確実に上がっていたでしょうか。再びのMCも時間は結構長め。冒頭場内SEの話、アイドルヲタでもあるゆかるんは「桃色片想い」がかかるとノリノリで踊っていたようですが、最初に登場するひなんちゅは少々入りにくかったよう。”ひなな”に改名する?という話から、今のメンバー表記はここまで活動が長く続くと思っていなかったのでどうしようか?という流れに。30歳になってあいにゃんはきつい、じゃあ山ちゃんはどう?、ローマ字表記にするのは…などなど。ちなみにあいにゃんは今年の7月3日で30歳になるらしいです。ですので1日のZepp Osaka Baysideはあいにゃんラストライブ…というジョークも。

 ラストスパートは定石通り盛り上げ曲中心。「Kaleidoscope」で聴かせた後に「ODOREmotion」でエンジンをかけて、「チェリボム」「ジャストミート」で完全に空気を掌握。この並びは特にあいにゃんのベースが唸りをあげていて、「チェリボム」から曲間なしで「ジャストミート」に入る演奏の完成度は特に抜群でした。ラストはオーディエンスからこの曲限定の扇子が多数掲げられて「フジヤマディスコ」。イントロだけでなく、曲終わりの締めを見てもサイサイの演奏はギターが主導していると感じた次第。会場大盛り上がり、圧巻の内容で本編を締めました。

 アンコール、まずは新曲を演奏。配信限定でリリースされているその曲は「天下一品のテーマ」

 思いっきり企業宣伝の歌詞ですが、ベースラインなど楽曲構成は案外しっかり作られています。キーボードのゆかるんが前に出てきて盛り上げるシーンはこの曲に限った話ではないですが、わざわざ”らっしゃい!”の吹き出しポップを持ってコールを促します。”らっしゃい!”の後は”わっしょい!”、ということで続く曲は「What Show Is It?」。ラストはフェスでも毎回のように歌われているタオル回しの定番「ぐるぐるワンダーランド」。そして挨拶を経て記念撮影。写真だけでなく、動画も撮影していたのが大きなポイント。

 
 SILENT SIRENのライブが楽しいという話は以前から聞いていましたが、本当に楽しかったです。ライブハウス、やや暑い気候ということもありましたが、屋内ライブで大汗をかいたのも相当久々のような気がしました。また、ここ最近行くワンマンライブは繰り返し足を運んでいるアーティストが多くなってきたこともあって、最近ではほとんどない位の新鮮さを感じた部分もあります。楽曲の良さや歌声などは音源でも分かりますが、演奏や盛り上げの上手さ・バリエーションの豊富さは今回のライブを通してあらためて凄いと感じた部分ですね。武道館や横アリでワンマンを行うくらいの実績は既にあり、フェスの出演も多いですが、もう少し世間にバンドとしての実力が広まってもいいのではないかと思いました。
 彼女たちも2010年結成・2012年メジャーデビューで結構な活動期間になってきました。ですがMCを見ても絆は深そうで、まだまだ活動は続きそうな気配がします。早いうちに、またワンマンライブを見に行きたいところですね。今回は必然的にすぅとあいにゃんの表情を中心に見る形でしたが、出来れば次回はひなんちゅやゆかるん中心に見たいです。



posted by Kersee at 19:00| Comment(0) | ワンマンライブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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