徳島の城東高校で橋本絵莉子を中心にチャットモンチーの名で結成されたのが2000年。一緒にやっていたメンバーが高校卒業と同時に抜けてえっちゃんだけになり、チャットモンチーを存続させるためにえっちゃんのファンだった福岡晃子が加わったのが2002年。その後高橋久美子が加わり、ミニアルバム『chatmonchy has come』でキューンレコードからデビューしたのが2005年。その後についてここで書くのは省略しますが、チャットモンチーほど面白い変遷を経たバンドは滅多にいないと思います。”完結”という解散を迎える2018年7月22日とその前日、それはチャットが生まれた徳島という地で、関わりのあるバンドが一緒に盛り上げるフェス形式。これもまたラストを迎えるバンドとしては異例のこと。J-ROCKの歴史に残る一日、待ち遠しいとともに来て欲しくなかったという複雑な気持ち。この日アスティとくしまに足を運んだほとんどの人が、そう感じていたのではないでしょうか。前置きはこれくらいにして、本編に入ります。2日間行われたうちに最終日、出演アーティストは以下の面々です。
Girls Dead Monsterの2代目ボーカルとしてメジャーデビューしたのが2010年、ソロでは2011年ミニアルバム『Letter to U』でデビュー。以来アニメ主題歌とライブを中心に年々実績を作り上げ、今年5月発売となった初のベストアルバム『LiSA BEST -Day-』『LiSA BEST -Way-』はオリコンCD売上1位・2位を同時獲得。メジャーな音楽番組出演も徐々に増えてきて、いよいよジャンルを超えて誰もが知っている国民的歌手になろうとしています。いや日本だけでなくアジアでのライブも毎年開催しているので、国際的歌手と言った方が適当でしょうか。 今回のツアーは武道館・大阪城ホール2daysの後にアジア5箇所を回る日程、アリーナツアーは昨年にも開催されていますが大阪城ホールのワンマンは今回が初。その2日目、このツアー4日目にして日本公演ラストとなるライブに足を運んできました。ではどうぞ。