なおツアーは今公演で3本目で、4月14日の石川県の公演まで行われます。したがって今レビューではセットリストを始めとしてネタバレも多数含みます。またセットリストは自分が認識していない曲もあったため、各ファンブログ等を参考にはしますが結構不完全な形になるかと思います。その点くれぐれもご注意お願いします。
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NHK大阪ホールは1417席収容の中規模なホール。一応当日券も出るほどの売上でしたが1階席を見る限り9割方入っていてまずは上々といったところでしょうか。2階席はちょっと分からないですが。客層は男性の方が多めですが女性もいて、年代はやや幅広く。ただ20代の若い人よりは30代〜40代くらいの人の方が多かったように見受けられました。今回はTwitterで知り合ったファンのフォロワーさんとも話をしてその集まりの中にも開場前に混じらせて頂きましたが、案外デビュー当時からよりも「Sunshine Girl」辺りからファンになった人の方が多いのだそう。つまり言うと3年前、自分にとってもmoumoonに対する注目度が上がってきた時期だったりします。
さてライブは振り子に吊らされているリンゴをYUKAが取ってスタートという演出。勿論『PAIN KILLER』収録曲が中心のセトリで、まずは「ネバイナフ」からスタート。幕開けは比較的静かに。そして激しい演奏の後「DREAMER DREAMER」で早速開放に向かいます。座っていたオーディエンスも一斉に起立して手拍子。その後「Plastic joy」「Chu Chu」「Help Me」「YAY」とアップテンポな曲が続きます。「YAY」ではお客さんに女性パート、男性パートをそれぞれ歌ってもらって、その2つを同時に歌ってハモリにするという凄い要求。これが見事に決まって、その中で歌うボーカルのYUKA。これは他のライブだとそうそう見れない場面ではないでしょうか。そのYUKAは縦横無尽に駆け回り物凄くハイテンションで楽しそうに歌いまくります。手を振るアクションや手拍子のフリにもしっかりお客さんも応えるという、ライブに相応しい光景が繰り広げられます。
ちょっとしたMCの後はしっとりとした雰囲気で「緑の道」。そして季節外れではありますが、というMCの後バラードの「儚火」。ソプラノボイスの印象の強いYUKAのボーカルですがこの曲のサビ直前のパートはかなりの低音。そこからサビに入るパートを歌う部分は彼女の歌唱の真骨頂だとあらためて聴いていて感じました。そしてお馴染みの「Sunshine Girl」。今回のステージは音担当の柾昊佑(まさき・こうすけ)を始めとした完全生バンド編成。したがってこのライブならではの編曲で聴くことができるわけです。全体を通して今ライブは音がかなり大きく響き渡っていて相当な迫力でした。それに負けていないYUKAの歌唱力もまた凄かったですが。さらに「バニタス」、そして今アルバムにかけた思いなどを語って「PAIN」。静かながらも、それだけにYUKAの歌声とバンドの音が響くステージが続きます。
「3 days magic」「こころのしずく」「Myself」。この辺りは比較的初期の曲で私もあらためて調べないと分からない楽曲でもあります。1曲ずつ朗読っぽいものが入る演出があってこちらも聴かせるステージでありながら見せるステージ。途中柾さんの単独演奏もあったりしました。
「ハレルヤ」「リフレイン」と徐々にアップテンポな雰囲気になり、前アルバム『No Night Land』収録の「Bon Appetit」「Yes/No Continue?」で一気に盛り上がります。「Yes/No〜」では客席にピンクのボールを投げる演出もあり。そして最後は「『Love is Everywhere』」。盛り上がりも最高潮でジャンプもあったり。
アンコール。メンバーを呼ぶコールあり。なんとなく"MASAKI!"の声の方が”YUKAちゃん!”と呼ぶ声より大きかったような。新アルバムからバラード「うつくしい人」、「アニベルセル」、そして後味よろしく「good night」。ラストは柾さんのギターだけの演奏で「どこへも行かないよ」。どことなく余韻たっぷりにステージを終了させる構成だったような、そんな気がしました。
非常に満足度の高いライブでした。演出もよく練られていますし、メンバーの真面目な人柄もMCで伝わりました。そして何と言ってもYUKAの歌声とバンドの生演奏。ライブならではの醍醐味をあらためて十二分に感じさせるステージを終始見せていました。YUKAの歌唱力はソプラノボイスの声質の歌手の中では日本で完全にトップクラスの持ち主でしょう。ただここまでテンション高くなるとは思っていませんでしたが。とにかくパフォーマンスを見ていてすごく歌うことの楽しさ、奏でることの楽しさをあらためて体感できました。個人的にはファンクラブにも入会させて頂きました。今後も生で見る機会はあるでしょうし、また作りたいです。
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