・NAUGHTY BOYS(Opening Act)
・和楽器バンド
・Silent Siren
・西内まりや
・加治ひとみ
・家入レオ
・MINMI
・STARDUST REVUE、岸谷 香
・EXILE SHOKICHI
・ファンキー加藤
・TRF
・ゆず
・NAUGHTY BOYS(Opening Act)
大阪城ホールのステージ形式は360度全てのスタンドにオーディエンスを入れる形式。上部には大型ビジョンが複数設置されていて、どのポジションでも映像は見られる形でした。今回自分が座る席はスタンドJブロック。ステージ下手より少し後ろという位置で、通常のアリーナ公演だと見切れ席に近いポジションです。ステージ真上に大型ビジョンは設置されていないのでその点は問題ないのですが、上手側はほとんど肉眼では障害物に阻まれて見ることができないという位置でした。もっともこのイベントは最初に書いた通り足を運ぶにも多少の運がいるので、見れるだけでも…という面はおおいにありますが。
さてOpening ActはNAUGHTY BOYS。この枠は全国にいるSDDメッセンジャーの投票で選ばれるそうで、今回彼らが選ばれたということのようです。韓国から来日したばかりの7人組で、メジャーデビューも既に決まっているとMCでありました。まだTwitterのフォロワーは現在700人ほどですが、早くも彼らに向けて歓声をあげている女性も。おそらくは日本デビュー曲になるであろう楽曲「Dancin'derella」を日本語詞で1曲披露。ファンクラブは先日発足したばかり、もしかするとこれが日本で初めてのステージだったのかもしれません。まだまだ日本語は憶えたてといったところだと思いますが、頑張っていました。こちらでは3月29日から連日東京でステージに立つ予定になっています。K-POPに興味のある方は足を運んでも良いのではないでしょうか。
・和楽器バンド
トップバッターを飾るのは和楽器バンド。いきなり詩吟から入る「暁ノ糸」、間にドラムと和太鼓の競演を挟んで「千本桜」というセトリ。大変短い持ち時間でしたが、その分濃密なステージを展開していました。昨年のMETROCKで見て以来ですが、相変わらず全てにおいて芸術的です。鈴華ゆう子の歌声も神永大輔の荒ぶる尺八もそれ以外も本当に見事でした。ビジョンでは、三味線の演奏が真上から映るショットになかなかインパクトがありました。
このイベントの司会はお馴染み小倉智昭。ステージ終了後は彼らと暫し飲酒運転撲滅についてトーク。アメリカでの公演が成功するなど世界的な活躍になっている彼らですが、和楽器を世界に広めていきたいとの抱負もありました。その後は全国こども書道コンクールで選ばれた小中学生4人が登場、作品とメッセージを読み上げます。4人とも女の子でしたが、大変しっかりしているとともに飲酒運転撲滅に対する強い想いを感じた作品・喋りでした。大人よりも子どもの方が素直に向き合うことができ、飲酒運転に関してもしっかり考えているのではないかという小倉さんの話もありましたが、まさしく同感といったところ。

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・Silent Siren
昨年のTOKYO IDOL FESTIVAL、新潟の音楽と髭達で見て以来個人的には関西で初めて見るステージ。今月発売されたアルバム『S』収録の「チェリボム」と定番曲「ぐるぐるWonderland」の2曲披露。すぅのボーカルは決して調子悪くなかったとは思いますが、前後に出演した歌手と比べると発声面で若干不安があるでしょうか。新潟で見た時は出演中止一歩手前の状況でしたが、ちょっと長い目で見るとどこまでこのボーカルでいけるのかな、という印象もあります。声質が大変かわいい反面、40代以上ではまず出せない声であるようにも感じるので…。ゆかるんの盛り上げは今回も流石で、個人的に彼女の立ち位置から一番遠くてよく見られなかったのがすごく残念でした。あと「チェリボム」はアルバムレビューでもすぐ書く形になると思いますが、本当に隙がありません。素晴らしい楽曲で今後こういったイベントでも歌われる機会が非常に多くなりそうです。そういう意味で盛り上げ方はやはり大変素晴らしく、ワンマンで武道館公演を実現しているだけのことはありました。
ステージ終了後は飲酒運転撲滅についての紹介。2007年と比べると飲酒事故は半分以下に減少、確実にこのプロジェクトの効果はあるそうです。大阪発信のSDDステッカーを沖縄や北海道でも見かけるようになったとの報告もありました。ただここ数年下げ幅が落ち着いているのがもどかしいというトークも。実際飲酒運転が原因で引き起こされた死亡事故は後を絶たないですからね…(この事故なんかは自分が見ても本当に痛ましくて許せなかったです)。
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・西内まりや
テレビで彼女のパフォーマンスは既に目にしていますが、ライブで見るのは初見。「Save me」をまずは披露しましたが、素晴らしい歌声ですね。声質も良いですが発声の良さ・言葉のアクセント・発音も言うことなしでした。先日映画『レインツリーの国』でダブル主演を務めるなど女優としての実績も積み上げている所が更に凄い部分だと思いますね。女優歌手双方で高い実績を挙げている人は21世紀以降だと柴咲コウ・上戸彩・沢尻エリカ・土屋アンナ辺りになります。ただ歌の面で言うと彼女ほどの実力の持ち主はそれ以前を含めても過去ほとんどいなかったのではないでしょうか。専業の歌い手としても全く遜色ないレベルだと思います。特に彼女の場合自ら作詞作曲もしているので、余計にそう感じる部分がありますね。
めざましライブやリリイベなどで歌うことは過去あったようですがワンマンのステージはまだという彼女。次の歌を紹介する場面で少し噛んでしまいます。緊張しているようです。ただそれを隠さず目の前のオーディエンスに、大阪弁でリラックスできる言葉を教えてくださいと尋ねる辺りに大物感を感じますね。まだ”大丈夫やで”と教えられた言葉を言うシーンもものすごくかわいいです。そして披露される「ありがとうForever…」はピアノ弾き語りに生オケが加わる形。見ている限りピアノの腕前もなかなか。まるで短所がありません。完璧過ぎる部分が短所、と言いたいところですがMCを見る限りそれも短所にはなり得なさそうです。歌手としてまだそこまで大ヒットに至っていない理由が全く分からないくらいですね。女優面での活動も順調なのでその分歌手としてはなかなか大変そうですが、とりあえず早くアルバムを出して全国ツアーを開催して欲しいです。20年後には現在の今井美樹のポジションを目指すのが個人的に一番いいように感じるのですが、どうでしょうか。

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・加治ひとみ
エイベックスから今年1月、ミニアルバム『ルール違反』でデビューした女性歌手。個人的には完全に初見です。そこから「ルール違反」「タイムマシン」を披露。東京ガールズオーディション2014アーティスト部門グランプリを受賞してデビューに至った彼女、クールな雰囲気で歌われるステージはかなりの実力派。非常に高い歌唱力を持っているようでした。歌いまわしはJUJUの影響を受けている部分もあるでしょうか。
いずれにしても今後が非常に楽しみな存在であることは間違いないですが、曲にそこまで強いインパクトを感じなかったので(ルール違反の歌詞は印象に残りましたが)今後はどういった曲を歌うかが焦点になりそうです。もっともこのジャンル、今はかなり飽和気味な上に実力派が特にひしめく世界。果たしてどこまで突き抜けることができるか、本人だけでなく裏方の腕も大きく問われそうです。

ルール違反 - 加治ひとみ
・家入レオ
彼女を生で見るのはデビュー直後、シングル「Shine」のリリースイベント以来。約4年前で、本当に久しぶりに見る形になります。当時の印象は”真面目””初々しい”といった感じでした。新曲「Hello To The World」からの演奏になりますが、もう出てきてすぐに前2人との経験の違いと貫禄を感じました。ものすごくパワフルなボーカルと、一気にオーディエンスのテンションも上げるステージの運び。今年デビュー5年目・年齢は21歳とまだ若いですがそれ以上の貫禄を感じました。またこの新曲もこれまでのシングル曲にないほどのアッパーな内容が彼女にものすごくマッチしていました。なぜこういった曲を今まで発表していなかったのか大変不思議なくらいです。
昨年月9の主題歌になったバラード「君がくれた夏」も美しい歌声で素晴らしかったですし、極めつけはデビュー曲「サブリナ」。4年前当時でも十分な盛り上がりでしたが今では確実にオーラというものが備わっていますね。それがよく分かる会心の内容でした。SDD出演は今回が3回目、ほぼ常連ということもありますがそれを差し引いても大阪城ホールは彼女のステージで間違いなく温まりました。今の女性ソロだと、西野カナ・miwa・家入レオで若手女性ポップス御三家と言っても差し支えないくらいではないでしょうか。それだけに今年はもう西尾芳彦ではなく、新曲を手掛けた多保孝一メインでプロデュースした作品を聞きたいと思っているところです。

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・MINMI
もうこの人は2002年デビューなのでベテランと言って差し支えない方ですが、意外にもこのSDDの出演は初めて。このイベントに呼ばれて初めて飲酒運転について考えるようになった、というのが案外一般的な世間の意見なのかもしれないと思う部分もありましたが。
ステージは彼女らしく大変テンション高い内容。「ハイビスカス」「サマータイム!!」「シャナナ☆」、終始片手にマイク、もう一方の手でタオルを回すという具合。アドリブで歌詞を変えるシーンも連発、歌詞テロップも表示されるビジョン的にどうだったのかは分からないですが。そのビジョンには歌に合わせて”めっちゃヤバイ!”の独自のテロップを事前に仕込む場面もありました。先ほど舞台袖で見て本当に凄いと感じたのでしょう、”家入レオ、めっちゃヤバイ!”というシーンも2度ほど。このステージの直後に吉本芸人・かまいたちと学天即が観客にインタビューしていましたが、2組ともMINMIのステージが良かったという感想を残していました。

MINMI BEST 2002-2008 - MINMI
・STARDUST REVUE、岸谷 香
スタレビのステージを見るのは簡易的なバンド仕立てだった万博イベント以来5年ぶり、根本さんを見るのは昨年の音髭の委員会バンド以来。したがってこういった正規のバンドセットでスタレビを見るのは今回が初めて、ついでに言うとサングラスを外した根本さんを見るのも個人的には初めて。美しい歌声と隙あらば笑いを持っていくトークは相変わらず。今回も登場してすぐにメロディーをつけながら挨拶。”♪ここからは休憩時間〜””♪ゆずはまだ出て来ませんので安心してください〜”と大変クオリティー高く笑いを提供します。楽曲は「Amazing Grace」一節を披露した後に代表曲「夢伝説」。31年前の楽曲ですが、歌声はキーも含めて当時と全く変わっておりません。キーボードには当時日本で流行していたフュージョンの香り、ここが時代を感じさせる部分でもありますが。
TRFとともにSDDプロジェクトのメインアーティストとして毎回出演している彼ら。自分たちだけでは間が持たないということで(当然そんなことはないのですが)、ここからは岸谷香をゲストに迎えてのステージ。「世界でいちばん熱い夏」をスタレビの演奏・根本さんのコーラスで披露。4年前にフェスでプリプリの再結成ステージを2度見て以来ですが、やっぱり珠玉の盛り上がり。このバージョンもこのバージョンで良いものだと感じたものでした。
根本さん曰く”プリプリというよりポリポリ”をバックにした演奏で次に披露されるのは「M」。岸谷さんのピアノ演奏でイントロが始まった瞬間に湧き上がる大歓声。この人のボーカルと昔と何ら変わりない輝きを見せています。ラストは勿論「Diamonds」、そして彼女とのデュエットバージョンで「愛の歌」。まさにこの日しか見ることの出来ないスペシャルステージでした。それとともに、ライブに足を運ぶ人なら全員知っているであろうスタレビの凄さを、音楽好き以外にももっと知って欲しいとあらためて感じる内容でもありました。自分がまさしくそうだったのですが、意外と30代以下はスタレビをよく知らない人も多いと思うので…。

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ステージ終了後にここまで出演したアーティストをゲストに迎えて飲酒運転撲滅トーク。ステージで歌った感想を話したシーンもありました。若い女性ゲストが多く集まる中で進行する小倉さんと根本さんがまるで校長先生のような、と言う場面も。
目的がはっきりしているのでステージも盛り上がって歌いやすい、というのが皆さん共通している感想のようでした。またこのイベントは飲酒運転が完全になくなれば開催をやめるという話なのですが、なかなか無くならないのがもどかしいというトークも。おじさんたちが言うより若い女の子が言う方がみんな飲酒運転をやめてくれる、”言ってやってくださいよ西内さん”とおじさん2人が無茶ぶりする場面もありました。
・EXILE SHOKICHI
急遽出演が決まったと何度も話していた彼、実際出演決定が決まったのは3月4日だそうで本当に急だったようです。4月に発売されるアルバム『THE FUTURE』に収録される新曲「You are Beautiful」と2014年10月リリースのシングル曲「The One」の2曲を披露。LDH陣営らしい高い歌唱力と、実績に裏打ちされたステージ運び。目的がハッキリしている歌詞もしっかりしていました。やっぱりこのブランドの信頼は確かだということがよく分かる内容です。実際EXILEチームとしても運転はほぼしないそうで、この辺やはり徹底しているようです。
このステージが終わった頃はちょうど18時でfm osakaから会場の様子を生中継、ビジョンにもスタジオの風景が映りましたが直後に彼も生出演。積極的な行動力、見習いたいものです。
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・ファンキー加藤
FUNKY MONKEY BABYSとしては第1回SDDに出演している彼。ソロでは今回が初出演。昨年のシングル曲「MUSIC MAGIC」、ファンモン時代の名曲「あとひとつ」を挟んで新曲「中途半端なスター」というセットリストでした。
とにかくこのステージに全身全霊をかけたという内容で、ビジョンで見える姿は全身汗だく。ステージの端から端まで、最後の曲には柵にまで登って終始動き回っていました。”ファンモン時代から応援歌ばかり書き続けて10年、そろそろ使う言葉も少なくなってきましたが”というのには笑ってしまいましたが、終始一貫した姿勢を続けることの凄さにあらためて敬意を払いたくなったのは言うまでもありません。それとともに、こういったライブが出来れば、ソロになってからも簡単に人気は落ちないということをあらためて感じる内容でもありました。ちなみに彼はお酒がほとんど飲めないそうで、好きなお酒はカシスオレンジだそうです。

中途半端なスター(初回生産限定盤)(DVD付) - ファンキー加藤
・TRF
自分が座っているスタンドJブロック後方エリアはトリに出てくるアーティスト目当ての人が多いようで、年齢層は40代くらいが多め。したがってどうしても周りに立つ人がいない分自分も座って見ざるを得ない状況でしたが、この人たちが登場すると総立ち。確かにTRF、ヒットしていた当時のメイン客層が20代なら今は40代で年齢層的にはドンピシャ。そうなるのも自然なわけです。
スタレビとともにLIVE SDDには毎年出演しているTRF。今回披露したのは「BOY MEETS GIRL」「EZ DO DANCE」「survival dAnce〜no no cry more〜」。上から数えてちょうど3曲というくらいの人気定番曲でした。リアルタイムでない10代〜20代でも普通に知っているほどの知名度、盛り上がらないわけがありません。個人的に「survival dAnce」は毎年ライブで某3人組が歌っているところを毎年見ているので、今回ようやく本家を見ることが出来て大変感慨深いものがありました。やっぱりそのままウルトラソウルにはならないなぁ、と思いながら(当たり前ですが)。
ボーカルのYU-KIも結構なベテランで、今年の12月で50歳になるようですが全く当時と変わっていません。もっと凄いのはダンサーの方々で、その動きはテレビで何度も見た約20年前のまま。恐ろしいことです。DJ KOOは元々のトラックよりかなりスクラッチを入れていたようでしたが。最近はバラエティ番組でよく見る存在ですが今回は当然本業、カッコ良い場面を見せていました。

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・ゆず
今回のイベントのトリを務めるのはゆず。LIVE SDD出演は4回目だそうです。大阪城ホールのオーディエンスも彼ら目当ての方が一番多いようで、歓声の大きさは今回の出演者の中でも一番でした。
昨年末の紅白で歌われた「かける」をまず演奏。2人とも見事なくらいの声量です。そしてMC。北川悠仁がテンション高く早口で、これまた隙あらば笑いを取るという勢い。黄色く光るルミカライトが時間が経ってほとんど光らなくなってきたことにツッコミを入れたり、どれくらいの年代が集まっているのか聞いて、40代以上になっていくと”無理をなさらずに…”と言ったりしたり。ちなみに今回のイベントは大変客層が広く、10代もいれば50代もそこそこ。70代や80代も数人いるようでした。男女別だと女性が7〜8割ほどといったところでした。なおMCについては2曲目が終わった後に登場した小倉さんにちょっと呆れ気味にツッコミを入れられていました。60代以上になってくるとこんな風に声を出すのがちょっと恥ずかしくなるので、聞くのは40代までにしてほしいとのこと。
大阪ということで、そこを舞台にした連続テレビ小説の主題歌「雨のち晴レルヤ」と、西山勝指揮のもとオーケストラヴァージョンで披露された「栄光の架橋」、計3曲の演奏。欲を言うと「夏色」も聴きたかったところで、実際ゆずっ子の方々が”もう一回!もう一回!”と連呼していましたが無情にもこの後登場した小倉さんの”ゆずでした。”の一言で終了。こういう立場にいる司会者も辛いものだと、実感した場面でありました。この後先ほど登場した小学生が登場して生でメッセージを書き、出演アーティスト全員が合唱する「Heal The World」で終了。これはもう毎年定番のエンディングだそうです。

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盛り上がりも上々で目的もハッキリしている、大変素晴らしいイベントでした。機会があれば次回も足を運びたいと言いつつも本来ならこのイベントは行われてはいけないイベントなはずで。そういう点では色々複雑な思いになる部分もありました。ただこういったイベントを開くことで飲酒運転の撲滅に少しでも繋がるとしたら大変意味のあることで、事実10年間で相当減っているのは大きいと思います。一音楽イベントとして見ると、普段のロックフェスとは大きく違う顔ぶれはジャンルの広さを感じさせる内容でした。ワンマンだとまず見ないであろう出演者も個人的にはいましたので(まだワンマンライブ実績のない方もいらっしゃいましたし)、そういう意味では非常に有意義な時間を過ごすことが出来たと思います。
最後に。飲酒運転をすることで得をする人は誰もいません。運転する人には大きなリスクが伴いますし、ましてや事故を起こしてしまえば尚の事。被害者の命が奪われるのは関係者だけでなく周りから見ても大変痛ましく、加害者側にも重い刑事罰が課されます。同乗者や、それを分かって飲酒運転をさせた人にも罰が伴います。自分は普段車を運転しない上に下戸でもありますが、それだけに運転することのリスクを感じる面もあります。飲酒でなくても車の運転には死亡事故を起こす可能性を加味しないといけません。多少なりとも慎重さが必要になります。飲酒運転の場合その判断力が大きく鈍るわけです。あってはならないことですよね。そういう意味では、LIVE SDDの開催は今回で最後にして欲しいとともに完全撲滅が実現した暁にはそれを記念したイベントに足を運びたいというところでしょうか。おそらく来年もLIVE SDDの開催があれば応募するとは思いますが…。この試みは本当に飲酒運転がなくなるまでずっと続けていって欲しいとあらためて願います。
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